川藤と申します。
On Sun, Jun 11, 2006 at 17:57:51 +0900
you Kenshi Muto <kmuto@xxxxxxxx> wrote:
|武藤@Debianぷろじぇくとです。
|debian-users:46611ではGRUB固有の話が書かれていますが、Webや
|メーリングリストでよく見かけるのは「ハードディスク」という
|より、そもそものシリアルATAコントローラの対応状況に起因する
|ものですね。
|x86向けSargeはカーネル2.4.27および2.6.8しか提供していないので、
|シリアルATAコントローラの対応もこの範囲になってしまいます。
|だいぶ少ないです。特にIntel用のahciが入っていないのは痛そう。
BIOSでHDDを「旧来のIDEモードで使う」みたいな設定ができるものだと、
通常のIDEディスクとして使えます(/dev/hdaのように見える)。DELL
OptiPlex GX620だと「Combination」という値にします。Lenovoのタワー
型(型名失念)だと「Automatic」とかだったと思います。
ただし、ディスクアクセスが非常に遅いです。
取り敢えず、この状態でインストールして、kernel.orgやミラーから新
しいカーネルソースを持ってきて、ata_piixを使うように自前でカーネル
ビルドしてやればSATAとして使えます。互換モード(?)と比較して10倍
くらいは違うようです(というか、互換モードが遅過ぎる)。
注意点は、デバイス名が/dev/hdaではなく、/dev/sdaのように変わると
いうことです。したがって、新しいカーネルをインストール後、リブート
前に、
/boot/grub/menu.lst
/etc/fstab
をそれに合わせて書き換える必要があります。そして、リブート後には
BIOSのSATAのモードを変えるのを忘れないように。
川藤