まだ公式なアナウンスメールは流れていないようなのですが、
Debian GNU/Linux 4.0 (コードネームEtch) のマイナーアップデート
4.0r1 がリリースされています。
http://times.debian.net/1161-etch-r1
これまでに発表された各セキュリティ修正パッケージが合流したほか、
互換性を損わない範囲で、Apacheやlibc6などが更新されています。
重要事項としては、
・カーネルのABIが2.6.18-5に変更されたため、r0時代のnetbootやfloppy
インストーライメージは利用できなくなります(netinstや公式fullなもの
は動作します)。
・ミラーサイト情報が更新されました。日本語でインストールしている場合
は、Debian JP Projectでも使用を推奨している cdn.debian.or.jp が先頭
になっているはずです。
・USB CDドライブが検出されない問題が解決されています。
・ユーザーがrootアカウントを無効に設定している場合に発生していた、
gksuプログラムのセットアップ問題が解決されています。
・カタルニア語・ルーマニア語でのpartmanの翻訳の誤りが修正されています。
なお、CDイメージの配布については来週になる見込みとのことです。
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武藤 健志@ kmuto @ kmuto.jp
Debian/JPプロジェクト (kmuto@debian.org, kmuto@debian.or.jp)
株式会社トップスタジオ (kmuto@xxxxxxxxxxxxxxx)
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