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[debian-users:50394] Re: ping: sendmsg: No buffer space available



としです。

> 河野@南部製作所です
...
> PCICIAの通信カードを使ってインターネット接続しているのですが、
> ときどき通信ができなくなります。
> 通信ができなくなったときに 適当なサイトにpingコマンドを打つと、
> 
> ping: sendmsg: No buffer space available

"No buffer space available" は、Linux カーネル内部のソケットバッファ
(通信用のバッファ)が枯渇した時に出ます。

私が見てきた限り、ping を打つだけで本現象が出るのは殆ど無いはずで、
大抵は TCP 通信のためにバッファが確保されたままで、その上で ping を
打った場合などで出ます。

> AUの CDMAカードとして W05K を使用。
...
> Webブラウザで多くのタブを同時に開いたときなど、多くのセッションが必要と
> なる時に起こるようです。
> 一旦起こるとブラウザなどを閉じてもほぼ回復しない。
> wvdialを終了して、もういちど実行すると回復する。

状況を見るに、ppp レベルでは生きているが、TCP/IP レベルで通信でき
ない感じですね。

ppp レベルで通信できないと、pppd のヘルスチェック機能で ppp 自身が
切れる(ppp0 等が消える)はずです。その場合、ping のエラーは別のエラー
(No route to host等)に変わるはずです。

W05K の詳細は分からないのですが、Google で調べると、どうも通信速度
制限がある様ですね。

最近の Web は、データ量がよめない(フラッシュのコンテンツ等、大きい
サイズのコンテンツが増えてきた)ので、見た目に軽く?感じても、実際の
データ量が大きいため、通信速度制限に引っかかっている可能性があるかも
知れません。

ちなみに、Windows 上でも、ping のエラーメッセージは出ないにしても、
類似の現象が出たりはしないでしょうか?

AirEDGEカードでも頻度が下がるものの類似の現象が出るとの事で、Linux
の問題か...とは感じているのですが、まずは通信カードの仕様や特性から
調べていった方が良いように思います。

全然役に立たないフォローですみませんです。

ではこれにて。