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[debian-users:50517] 【注意喚起】 Openssl 脆弱性に伴う ssh 鍵、ssl 証明書などの問題について



 やまねです。ちょっと時間が取れてないので簡単にだけ。

 OpenSSL の脆弱性によって、脆弱な鍵が生成されている問題があります。
 ssh でリモート管理しているようなサーバについては、問題があるかどうかを
 確認して、即時修正の必要があります。また、SSL 証明書についても、一旦
 破棄して再度申請するなどが必要かと思われます。

 今回の問題の特徴は
 「パッケージのアップグレードだけでは問題が修正されない」
 問い雨天にあります。

 問題の背景について、詳しくは先にかねこさんが流してくださった DSA 訳を
 参照してください。


 参考までに、当方では以下のような形で ssh サーバの鍵を作り直しました
~$ sudo aptitude update && sudo aptitude safe-upgrade (まず、openssl を更新)
~$ cd /etc/ssh/
/etc/ssh$ sudo mkdir vulnerablekeys_dir
/etc/ssh$ sudo mv ssh_host_*key* vulnerablekeys_dir/ (古い鍵を移動)
/etc/ssh$ sudo dpkg-reconfigure openssh-server (新しい鍵を生成)

 これで ssh サーバ側の対処は終わりです。

 クライアント側は各自鍵を作り直すのと、known_hosts に書かれているサーバ行
 を修正する必要があります。エディタで直すと間違いやすいので、ssh-keygen -R <servername>
 などとして該当のホスト行を削除すると良いかと思います。



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Hideki Yamane