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[debian-users:53468] Re: フォントパッケージから defoma 依存を削除しています
On Fri, Dec 25, 2009 at 12:30:14PM +0900, Hideki Yamane wrote:
>
> やまねです。
>
> 現在、フォントパッケージから defoma への依存を削除しています。
> TeX 回りなどで何か問題などでていないでしょうか。
>
> 気づいたことなどあればお知らせください。
ところでこれに関連してドキュメンテーションも変更しないといけないですね。
http://www.debian.org/doc/manuals/debian-reference/ch07.ja.html#_fonts_in_the_x_window
これですが、どうしたものでしょう。
1。squeezeでは、Fontconfig 2.0がデフォルトでこれによりのみすべての
フォント設定をしている。
これを明記しようかと思いますが、何かコメントあります?
上記リンク内容は以下です:
7.6. X Windowでのフォント
Debianシステム上のフォント設定は歴史的視点で次のように要約できます。
* woody以前は、インストールされたフォントを設定するのに特定のマニュアル操作が各アプリケーション毎に必要でした。
* 2000年に、このフォント設定の自動化のために、Debian固有の接着層を提供するDebianフォントマネージャー(defoma)が作成されました。
o 各フォントパッケージはアプリケーションに依存しないフォントデーターをdefomaに開示します。
o 各アプリケーションはそれぞれのパッケージスクリプト経由でこれらのデーターを使いインストールされた各フォントを設定します。
o Xサーバーに関して、TrueTypeフォントやCIDフォント(CMapsも含めて)を設定するプログラムはx-ttcidfont-confとしてパッケージされています。
* 2002年に、Fontconfig 2.0がフォントアクセスの設定とカスタム化のためのディストリビューション非依存のライブラリーとして作られました。
o lennyリリースの時点では、フォントデーターにアクセスするほとんど全てのプログラムがこのシステムを使っているようです。
X Windowシステムのフォントサポートは次のように要約できます。
* 旧来のXサーバー側フォントサポートシステム
o 旧式バージョンのXクライアントアプリケーションとの下位互換性ためにオリジナルの中核X11フォントシステムが提供されています。
o オリジナルの中核X11フォントはXサーバーにインストールされます。
* 現代的なXクライアント側フォントサポートシステム
o 現代的なXシステムはこの後にリストされる(項7.6.1. 「基本的フォント」と項7.6.2. 「追加のフォント」と項7.6.3. 「CJKフォント」)全てのフォントをアンチエリアシングなどの先進的機能とともにサポートします。
o Xft 2.0はGNOMEやKDEやOpenOffice.org由来等の現代的なXアプリケーションをFreeType 2.0ライブラリーと結びつけます。
o FreeType 2.0はフォンとのラスター化ライブラリーを提供します。
o FontconfigはXft 2.0のためのフォント規定を提供します。その設定はfonts.conf(5)を参照下さい。
o 現代的なXft 2.0を使うXアプリケーションは現代的なXサーバーにXレンダリング拡張を使って話しかけます。
o Xレンダリング拡張はフォントアクセスとグリフイメージ生成をXサーバーからXクライアントに移動します。
青木