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[debian-users:58046] Re: Linuxカーネルパッケージ名のバージョン部分の命名規則



回答ありがとうございます。

From: ogasawara takeshi <takeshi.ogasawara@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [debian-users:58043] Re: [debian-users:58042] Linuxカーネルパッケージ名のバージョン部分の命名規則
Date: Sun, 5 Jun 2016 15:37:06 +0900
> カーネルをビルドする前にmake menuconfigをされた場合
> メニューに
> General setup

> (ここに命名したい名前を入れる)Local version - append to kernel releas

> 私の場合は今の設定ですと
>  (-hoya-kerrii) Local version - append to kernel release
> としていますので、uname -aの結果は
> 4.6.1-hoya-kerrii #2 SMP Thu Jun 2 13:55:43 JST 2016 x86_64 GNU/Linux
> となります。

ディストリビューション特有の機能でなく、Linuxカーネル自体に
バージョンを指定する機能があるということですか。
これは知りませんでした。

たぶん、上記の設定でビルドすると、.configファイルの
“CONFIG_LOCALVERSION”に入力した値が入ると思います。
.configは、linux-imageパッケージにしてインストールすると、
/boot/config-* に配置されます。こちらの環境では
以下のようになりました。自前ビルドのものは入っていません。

$ grep CONFIG_LOCALVERSION /boot/config-4.*
/boot/config-4.4.0-1-amd64:CONFIG_LOCALVERSION=""
/boot/config-4.4.0-1-amd64:# CONFIG_LOCALVERSION_AUTO is not set
/boot/config-4.5.0-1-amd64:CONFIG_LOCALVERSION=""
/boot/config-4.5.0-1-amd64:# CONFIG_LOCALVERSION_AUTO is not set
/boot/config-4.5.0-2-amd64:CONFIG_LOCALVERSION=""
/boot/config-4.5.0-2-amd64:# CONFIG_LOCALVERSION_AUTO is not set

つまり、公式パッケージでは、カーネル機能でのLocal version指定は
されていないようです。

ということで、私が疑問に思っていたものとは少し違うようです。
-- 
喜瀬“冬猫”浩