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SPI/news/1998/19981124.wml



齋藤です。

SPI/news/1998/19981124.wml を新規翻訳しました。

が、わからない単語などあり、完全には翻訳できていません。
また、読んでいくと文章全体として私の翻訳では
かなり内容がボケている樣に思います。
# 見出しから既に訳を間違えてるような気がします。

内容のチェックというか間違い個所の指摘、バシバシお願いします。

commit はもう少し待って下さい。>前原さん

--
Tsutomu Saito <saio777@xxxxxxxxxxxxxxx>
<define-tag pagetitle>オープンソース商標についての協議</define-tag>
<define-tag release_date>1998 年 11 月 24 日</define-tag>
#use wml::template title="SPI &mdash; <pagetitle>"
<!--original_revision: 1.5 :-->

<H1><pagetitle></H1>

<p><tt><release_date></tt><br>
<HR>
<center>
	<h1>
		Software in the Public Interest, Inc.
	</h1>
	<h2>
		`オープンソース'商標の将来に関するコメントについての<BR>
		声明及び要望
	</h2>
</center>

<P>現在、`オープンソース'商標についての論争が幾つかあります。
オープンかつ透明な慣習の元で決定される商標の将来は、重要なものであると
SPI は思っています。それゆえ、私達はここに告知します。これには
3 つの目的があります。
<ol>
<li> 現在の状況での我々の見識を明かにする。
<li> 我々が見てきた幾つかの背景について明かにする。
<li> `オープンソース'商標の将来について、幅広いフリーソフトウェア
   コミュニティで協議する。
</ol>
<P>この告知の残りについてはそれぞれの処で更に詳しく記述されています。
# The rest of this announcement will go into these areas in more detail.

<h3>現在の状況</h3>

<P>Software in the Public Interest, Inc (SPI) はオープンソフトウェア
及びオープンハードウェアの開発・配布の支援を目的とした非営利団体です。
現在 SPI が提携しているプロジェクトには Debian GNU/Linux 、Berlin
ウィンドウシステム、Gnome デスクトップがあります。
<p>
SPI 評議会はオープンソース商標は現在 SPI が所有していると確信しています。
しかし、Bruce Perens や前 SPI 評議会メンバらは別の組織 (the Open
Source Initiative) を立ち上げる過程にあり、商標は彼らが所有するもの
だと主張しています(一方 SPI 評議会は、彼らに OSI 商標の所有権を直ちに
譲渡するよう繰り返し主張しています)。
<p>
オープンソース商標はフリーソフトウェアコミュニティの利益の為に所有され
管理されるべき、重要で公的な価値のあるものだとSPI 評議会は考えています。
この商標はオープンかつ責任のある組織(望ましくはフリーソフトウェア開発者
による構成で管理された組織)によって所有されるべきだと私達は考えます。
<p>
更に、他の組織へのいかなる商標の譲渡についても、相当慎重かつ思慮深く
行われるべきで、公式な協議の後に行われるべきものと私達は考えています。
<p>
SPI 評議会と OSI 評議会間のオンラインによる議論では合意には致りません
でした。OSI 評議会は商標の即時譲渡を主張し続けており、我々に対して即時
にとる声明を出しています。私達はこれを達成する為、the trademark office
による一方的な詐欺行為であると信じています。
#An online discussion between the SPI and OSI boards has failed to
#reach consensus.  The OSI board continues to demand immediate transfer
#of the mark, and has stated to us an intent to take immediate and we
#believe possibly fraudulent unilateral action with the trademark
#office to achieve this.
<p>
SPI 評議会は、どんな譲渡についても検討の場を設けるべきで、特に、公式な
協議は、いかなる譲渡の場合でもその譲渡が行われる以前になされるべきもの
であると主張し続けます。ただ、この関係は崩壊しました。そのため、私達は
今、声明に対するこの告知と要求を一方的に掲示するという行動をとっています。
<p>
更に、この商標はオープンかつ透明な組織によって管理されるべきであるとい
う信念のもと、コミュニティが正当な協議を設けることを SPI 評議会は期待
します。
<p>

<h3>背景と歴史 - (ゴタゴタの詳細)</h3>

<strong>(a) Software in the Public Interest   
<a href="http://www.spi-inc.org/";>http://www.spi-inc.org/</a></strong>

SPI は元々は Debian プロジェクトの法的媒体として 1997 年 6 月に
Bruce Perens, Ian Murdock, Tim Sailer によって設立されました。
Ian Jackson は設立後すぐに評議会に任命されました。
<p>
評議会メンバ及び Debian プロジェクトメンバの間で様々な議論がなされ、
SPI は Debian プロジェクトだけでなく更にその範囲を広げるべきであると
1998 年 3 月中旬までに評議会メンバは全員一致しています。その時より、
他の様々なプロジェクトが SPI と提携するようになり、SPI はその範囲を
広げ続けています。新しい SPI 評議会はこのプロセスが継続することを
切望しています。
<p>
1998 年 8 月上旬まで、SPI の開放不足について継続的な論争がありました。
(Ian Jackson はこの事態を何とかしようとしていました。例えば詳細な調査
を行ったり、内部規定の公表を行ったりしています。この内部規定は前もって
想定されていた組織のメンバに対して適用される事はありませんでした)
8 月 4 , 5 日、最悪の事態を迎えました。Ian Jackson に対する 3 名の
評議会メンバは、組織の閉じた性質に批判を訴え、次々と辞職しました。
<p>
内部規定の定めにより、Ian jackson は Dale Scheetz, Nils Lohner,
Martin Schulze を含む新たな評議会を任命しました。この時より新しい
評議会は秩序だった組織として機能しています。例えば、評議会会合議事録、
決議議事録、メンバ記録などは明かにはなっていませんが、私達はいくつかの
商標の文書(オープンソース商標に関するものも含む)が未だに前評議会メンバ
のものであると考えています。
<p>
新しい評議会は、この組織の内部規定、法人条項、評議会会合議事録、
決議議事録等その他についても詳細が見れるよう、SPI ウェブサイトを立ち上
げました。私達は提携するプロジェクト及び保持する資産との関係に関して
2 つの重要な決議をたった今承認しました。
提携するプロジェクトの為の枠組 (the Framework for Associated Projects) と,
知的財産に関わる声明及び契約
(the Statement and Promises on Intellectual Property)
です。現在、これらは私達のサイトで公表されています。
<p>
評議会は、前評議会が非公式に採択した組織を、幅広い役割で適切なものにする
内部規定の改訂を計画しています。特に、フリーソフトウェア開発者が本組織の
メンバとなれるよう評議会メンバの構成について新しい規約を制定する予定です。
<p>

<strong>(b) `オープンソース' 商標</strong>

`オープンソース'商標は、SPI が幅広い役割を担うことを期待して、1998 年
2 月、Bruce Perens により SPI に登録されました。その時よりこの商標は
Eric Raymond により管理されています。
<p>
Bruce 及び Eric によると、1998 年 3 月 20 日に Bruce が一通の電子メール
を Eric に送っています。これは `SPI は直に譲渡せよ'という抗議文書で、
オープンソース商標の全ての所有権は Eric にあった為です。このメッセージは
評議会決議には効果がありませんでした。実際、現在の論争の間、Eric によって
現在の評議会に公開されるまで、少くとも評議会メンバの内 1 人はこのメッセージの
存在に気付いていませんでした! この電子メールは評議会の承認なしに送られた
ものなので、法的に正当性があるものなのかは現在の評議会の知る処ではありません。
<p>
SPI 評議会からの辞職後すぐに、前評議会メンバらは新しい組織
`Open Source Initiative' へ創設の為に移り、現在法人化の過程にあります。
<p>
この時より Bruce Perens はこの新しい組織へのオープンソース商標の即時
譲渡を繰り返し要求しています。
<p>
SPI 評議会はこの商標の将来に関し、Eric Raymond との議論に従事しました。
ある議論の後、新しい SPI 評議会が全ての事務処理を受けもつとは考えてい
ないと声明を出し、新組織 OSI についての我々の決議を表明する間に、Eric
は彼への商標の譲渡の約束 (Bruce からの 3 月 20 日の電子メールが証拠と
なる)を守っておらず、更に OSI に対し即時に譲渡する樣要求する樣になり
ました。
#The SPI board engaged in discussions with Eric Raymond regarding the
#future of the mark.  After some discussion, during which the new SPI
#board stated that we don't believe we have all the paperwork, and
#expressed our reservations about the new OSI organisation, Eric became
#convinced that SPI was failing to honour its promise (as evidenced by
#Bruce's 20th of March email) to transfer the mark to him, and also
#demanded its immediate transfer to OSI.
<p>
SPI と OSI の評議会はこの件に関しオンラインでの会合を開きました。
手続き的な niceities の議論が多くありましたが、
# 意味不明
本質的な問題に達した時、Bruce Perens と Eric Raymond はこの商標は既に
OSI 或は Eric が既に所有していると主張しました。Eric Raymond は
この商標の将来は彼が個人的に決定するものであり、`公的な財産'のような
ものとする事は否定する、との見識を表明しました。OSI 評議会のメンバは
足元のおぼつかない SPI に非難を申し立てました。
#The SPI and OSI boards met online to discuss the matter.  There was
#much discussion of procedural niceities.  When substantive matters
#were reached, Bruce Perens and Eric Raymond insisted that OSI or Eric
#already own the mark; Eric Raymond expressed the view that he
#personally should decide on the mark's future, and denied that there
#was such a thing as a `public asset'; the OSI board members present
#accused SPI of footdragging.
<p>
SPI 評議会は、この商標はオープンで責任のある組織(望ましくは組織のメンバ)
によって管理されるべきであると主張しました。私達は、この商標の将来に
関する公的協議の施行について協議したいと声明しました。私達は別の
オープンな組織にこの商標を譲渡することを明かにしています。私達は
現在のある OSI 評議会メンバ(特にBruce Perens) について、その用意が
ある事を明かにしています。
#The SPI board maintained that an open and accountable organisation,
#preferably a membership organisation, should manage the mark.  We
#stated that we wished to consult a public consultation exercise
#regarding the mark's future.  We expressed a willingness to transfer
#the mark to another open organisation.  We expressed reservations
#about certain current OSI board members, Bruce Perens in particular.
<p>
少なくとも、またほんの一時だったとしても、SPI は OSI よりもオープンで
責任のある透明な組織であったと SPI 評議会は主張します。
<p>

<h3>公式協議</h3>

知的財産に関する SPI の声明及び契約にある通り、SPI 評議会はオープン
ソース商標の将来を決定する公式協議を開催します。
<p>
大まかに言うと、4 つの選択肢があります。
<ol type="a">
<li> 彼が望んでいるのであれば、Eric Raymond が商標を保持し管理する。

<li> 商標は別のフリーソフトウェア組織に譲渡する。その組織は?

<li> 商標は Bruce Perens やその他によって設立段階にある the Open
    Source Initiative に譲渡する。

<li> 新たに管理者(達)を任命し、商標を保持する。それは誰か?
</ol>
もしフリーソフトウェア開発者コミュニティのメンバ達が、私達がここに掲げた
問題について自分達の考えを教えてくれたら大変喜ばしいことです。
<p>
私達へのメールは <a href="mailto:opensource-consult@xxxxxxxxxxx";>
&lt;opensource-consult@xxxxxxxxxxx&gt;</a> までお願いします。あなたの
意見とその理由もお願いします。もし私達があなたの事を存じてないと思った
時は、あなたが所属する(もしくは寄与する)フリーソフトウェアコミュニティ
もお知らせください。
<p>
協議期間は 1998 年 大晦日の夜中の 12 時(グリニッジ標準時)で終わります。
全ての協議の回答は、特別な要請がない限り、協議期間終了後に SPI により
公正に行われます。
<p>

<h3>SPI に連絡をとる、もしくは参加する</h3>

SPI に関する一般的な情報は私達のウェブサイト
<a href="http://www.spi-inc.org/";>www.spi-inc.org/</a> を御覧ください。
一般的な質問は <a href="mailto:spi@xxxxxxxxxxx";>spi@xxxxxxxxxxx</a> まで。
プレス関連の質問は <a href="mailto:press@xxxxxxxxxxx";>press@xxxxxxxxxxx</a>
までお願いします。
<p>
SPI に関連する事を討議したい方は、私達のメーリングリストを御利用ください。
詳しくは私達のウェブサイトにて。オープンソース商標についての討議には
`spi-general' メーリングリストを御利用ください。

<p>