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News/2003/20030811.wml
小林です。
標題のファイルを訳してみました。
(http://www.debian.org/News/2003/20030811.en.html)
内容の把握間違いや訳として不適切な表現などがありましたら
ご指摘ください。
* http://www.debian.org/doc/manuals/project-history/ch2.ja.html と
http://www.debian.org/News/weekly/2003/30/ を参考にしました。
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|: Noritada KOBAYASHI
|: Dept. of General Systems Studies,
|: Graduate School of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo
|: E-mail: nori1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (preferable)
|: nori@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
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<define-tag pagetitle>Debian は 10 周年を迎えます</define-tag>
<define-tag release_date>2003-08-11</define-tag>
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# $Id: 20030811.wml,v 1.5 2004/01/24 14:09:46 djpig Exp $
#use wml::debian::translation-check translation="1.5"
<p>8 月 16 日に Debian プロジェクトは 10 周年を迎え、
それを記念して世界各地でパーティーが催されます。
Debian プロジェクトが Ian Murdock さんによって公式に設立されたのは 1993 年 8 月 16 日のことです。
当時、GNU/Linux の「ディストリビューション」という概念そのものが新鮮でした。
Ian さんは、Linux と GNU の精神に沿って、
Debian を開かれた形で作られるディストリビューションにしようと考えました。
Debian の設立は FSF の GNU プロジェクトによって 1 年間支援されました。</p>
<p>Debian は、丁寧かつ念入りにまとめ上げられるものに、
そして同様の配慮で維持されサポートされるものにしようと考えられました。
Debian はフリーソフトウェアハッカーの小さくて緊密なグループとして始まり、
次第に開発者およびユーザの大きくてよく組織されたコミュニティに成長しました。
高い基準と品質を達成し維持するために、
Debian はソフトウェアをパッケージ化し配布するための豊富なポリシーと手続きを採用しました。
これらは、
Debian の主要な要素すべてを公開し目に見える形で実装するツール・自動化手段・文書によって支えられています。</p>
<p>最も著名なガイドラインは<a href="$(HOME)/social_contract#guidelines">Debian フリーソフトウェアガイドライン</a>です。
これは社会契約の一部で、フリーソフトウェアについての Debian の解釈を示し、
Debian ディストリビューションはこれに基づいています。
このガイドラインは、後にオープンソース定義として採用されました。</p>
<p>1,100 人以上の人々が Debian プロジェクトの開発者として登録されており、
それ以外に 200 人がプロジェクト内に地位を得ようと応募してきました。
組織としては、
Debian プロジェクトには一人の<a href="$(HOME)/devel/leader">プロジェクトリーダー</a>がいて、
リーダーは一人の<a href="$(HOME)/devel/secretary">書記</a>と複数の<a href="$(HOME)/intro/organization">代表者</a>によって支えられています。
ディストリビューションは最近では三部構成となっており、
安定版 (stable) リリース (現在のコードネームは “woody”)、
次期安定版 (stable) リリースとなる予定のテスト版 (testing) ディストリビューション (現在のコードネームは “sarge”)、
そして、12,000 以上ものバイナリ<a href="http://master.debian.org/~joey/archive/overview.html">パッケージ</a>を伴い、
主として集中的な開発努力が注がれている不安定版 (unstable) ディストリビューション (コードネームは “sid”) があります。</p>
<p>Debian プロジェクトは世界各地の様々な<a href="http://www.debconf.org/10years/">場所</a>でバースデーを祝います。
というのは、<a href="$(HOME)/events/materials/posters/worldmap/">世界中</a>に広がったプロジェクトのために単一の大きなパーティーを開くのは適切だと思われないからです。
パーティーには、
レストランにおいて社交目的の懇親会として開かれるものもあれば、
より多くの客を対象として計画されているものもあります。</p>
<p>以下のリストは、
最大規模の<a href="http://www.debian.org/events/2003/0816-birthday">バースデーパーティー</a>を列挙したものにすぎません。</p>
<dl>
<dt><strong>チェコ共和国</strong></dt>
<dd>場所: ブルノ
<br>内容: 祝賀会
<br>参加登録: <a href="http://www.penguin.cz/~skim/10deb">必要</a>
</dd>
<dt><strong>フィンランド</strong></dt>
<dd>場所: トゥルク
<br>内容: バースデーミーティング
<br>参加登録: <a href="http://www.linux-aktivaattori.org/view/Bazaar/DebianBirthdayTurku2003">必要</a>
</dd>
<dt><strong>ドイツ</strong></dt>
<dd>場所: ヴァーレンロート
<br>内容: バーベキューとパーティー
<br>参加登録: <a href="http://www.infodrom.org/Debian/party/">必要</a>
<p>場所: ベルリン
<br>内容: 屋外パーティー
<br>情報: <a href="http://buug.de/deb10/">BUUG</a>
</dd>
<dt><strong>イギリス</strong></dt>
<dd>場所: ケンブリッジ
<br>内容: パーティーとバーベキュー
<br>情報: <a href="http://the.earth.li/~huggie/cgi-bin/moin/Debian10thBirthday">Wiki</a>
</dd>
</dl>
<p>これ以外に、
アラスカ州・オーストラリア・オーストリア・ベラルーシ・ベルギー・ブルガリア・
カナダ・コロンビア・チェコ共和国・フィンランド・ドイツ・日本・メキシコ・オランダ・
ペルー・スロバキア・スペイン・スウェーデン・スイス・台湾・アメリカ合衆国においてパーティーが企画されています。
あなたの住む地域で開かれるパーティーを知りたければ、
<a href="http://www.debconf.org/10years/">パーティー</a>の完全なリストを調べてください。</p>
<p>私たちは、興味を持った人全てに、パーティーに参加することや、
Debian 開発者やユーザと会うこと、 GnuPG の指紋を交換すること、
Debian やフリーソフトウェアに関する様々な話題を議論すること、
そしてそうでなくても私たちの活気あふれるコミュニティに参加することを勧めます。</p>