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Re: [rfr] webwml://security/2004/dsa-556.wml



杉山です。

 From: Nobuhiro IMAI <nov@xxxxxxxxxxxx>
 Date: Tue, 5 Oct 2004 12:35:51 +0900
 In "debian-www : 06824"

> いまいです。

> > > -この欠陥により、簡単にサービス不能 (DoS) 攻撃をされ
> > > -(telnetd が繰り返しクラッシュする場合、inetd はサービスを無効にします)、telnet
> > > -サーバのプロセスをクラッシュさせられたり、telnetd プロセスの権限
> > > -(デフォルトは telnetd ユーザ) で任意のコードを実行されたりする恐れがあります。</p>
> > > +これにより、telnet サーバのプロセスをクラッシュさせるサービス不能 (DoS)
> > > +攻撃 (telnetd が繰り返しクラッシュする場合、inetd はサービスを無効にします)
> > > +や、telnetd プロセスの権限 (デフォルトは telnetd ユーザ)
> > > +で任意のコードを実行される可能性があります。</p>
> > 
> > "straightforward" は特に訳さなくても良いのでしょうか?

> 「攻撃 (...) や、」を「攻撃 (...) を簡単に起こせたり、」としましょうか。

はい。

> > あと DSA の場合,"可能性" は "恐れ" に変えたいと思うのですが
> > いかがでしょうか。

> 何かガイドラインのようなものはありますか?「可能性がある」だと微妙な気
> もしますが、個人的には「恐れがある」よりも「可能です」となっていた方が
> より脅威を感じます。"could" と "possib*" で使い分けるのはどうでしょう?

ガイドラインはありませんでしたが,"KeN's GNU/Linux Diary" の 2004/8/9
"文章" 内の可能性があるについての記述を拝見したのがきっかけでした。

「恐れがあります」よりも「可能です」の方が脅威を感じるというのは,
「恐れが〜」の方が "かもしれない" という感じがあるからということ
なのだと思いますが,そういった点から言うと,何でもかんでも「恐れが
あります」にしてきたのはちょっと安易だったかもしれません。

使い分けということで言うと,

 "could" は,「可能です」よりも「(〜される)危険があります」
 "possib*" は,「可能性があります」よりも「恐れがあります」

というように訳をあててはと思うのですが,やり過ぎでしょうか?

--
杉山友章