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News/2006/20060719 (1.4)



http://www.debian.org/News/2006/20060719
rev 1.4

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victory
http://debian.rsz.jp/
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<define-tag pagetitle>ゾンカ語版 Debian GNU/Linux 3.1 立ち上げ</define-tag>
<define-tag release_date>2006-07-19</define-tag>
#use wml::debian::news

<p>ブータン王室政府の情報通信大臣、Lyonpo Leki Dorji は Debian GNU/Linux 3.1
をベースとして完全に地域化を施した GNU/Linux ディストリビューション、
<q>DzongkhaLinux</q> を立ち上げました。これはブータンで開発されている、
国の公用語を完全にサポートする初めてのオペレーティングシステムです。</p>

<p>ブータンの情報技術部門は、常に 100%
フリーソフトウェアであり続けるという保証と同様に、その高い汎用性と信頼性から
Debian を選びました。DzongkhaLinux の開発者は既に Debian と、GNOME, 
OpenOffice.org 及び Mozilla といったエンドユーザのアプリケーションに対しても、
その翻訳や開発 (フォント、インプットメソッド等) の形で貢献しています</p>

<p>DzongkhaLinux の開発にあたっては、カナダの国際開発研究センター
(IDRC) 及び PANl10n プロジェクトから、
アジアの数カ国に地域化したコンピュータを使えるようにする目的でサポートされました。
システムは、インストールして、あるいはそのままの状態でも使うことができる一枚の
CD から成ります。</p>

<p>この国では最近の法律ですべての公式なイベント及び通信で公用語の使用を強制しました。
DzongkhaLinux は、ブータンの国民全体が自身の言語を使って情報と通信の時代に
参加する最初の機会です。</p>

<h2>ブータンについて</h2>

<p>ブータン王国はインドとチベット、中華人民共和国の間である南アジアの内陸国で、
現存する最後の伝統的なヒマラヤ仏教の文化だという説明がよくなされます。
公用語はゾンカ語 (シナ・チベット語族系の言語)です。 
ブータンは、責任を持って地域の文化と伝統を保存することを表明します。</p>

<h2>Debian について</h2>

<p>Debian GNU/Linux
は世界中から千を超えるボランティアがインターネットを通じて協力し、
開発されているフリーなオペレーティングシステムです。Debian
のフリーソフトウェアへの献身、非営利組織であること、オープンな開発モデルは
GNU/Linux ディストリビューションの中でも Debian を特別なものとしています。</p>

<p>Debian プロジェクトの強さの鍵は、ボランティアベースであること、
Debian 社会契約への献身的な努力、
可能な限り最良のオペレーティングシステムを提供することへの約束によるものです。</p>

<h2>参考</h2>

<ul>
<li><a href="http://www.dit.gov.bt/admin/index.php/Main_Page";>DzongkhaLinux メインページ</a></li>
<li><a href="http://dzongkha.sourceforge.net/";>ゾンカ語地域化プロジェクト</a></li>
<li><a href="http://www.idrc.ca/";>IDRC, 国際開発研究センター</a></li>
</ul>

<h2>連絡先</h2>

<p>より詳しい情報を希望する場合は、Debian のウェブページ
<a href="$(HOME)/">http://www.debian.org/</a> を参照するか、
&lt;press@debian.org&gt; にメールを送ってください。</p>
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