[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

Re: CD/releases/index.wml (1.19 -> 1.20)



武井伸光です.
元メールに返答しようと思ってしばらく書いてたら,小林さんの改訂文が来て
いたのでこっちに返答先を変えます.
文末に「>長浜さん」とある部分は元メールに返答しようとして書いていた文,
「>小林さん」とある文は小林さんの変更部分に対する文です.

 Tue, 20 Mar 2007 21:05:59 +0900
 Message-ID: <20070320.210558.74748177.nori1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
> > http://cvs.debian.org/webwml/english/CD/releases/index.wml.diff?r1=1.19&r2=1.20&cvsroot=webwml&diff_format=u
> 
> お疲れ様です。大きな問題はありませんでした :-)。コミットした上で下記の
> ような変更を加えました。何かあればどうぞ。


>      <p>i386、hppa、ia64、s390 アーキテクチャでインストールする際、
> -    インストーラがあなたのシステムにとって不適切なカーネルを選択するかもしれません。<br />
> +    インストーラがあなたのシステムにとって不適切なカーネルを選択する可能性があります。<br />

読者のシステムなのは自明ですから,「あなたの」は削除しましょう.>長浜さん

不適切 → 適合しない → そぐわない|ふさわしくない,と連想して,以下
の2つの案をだします.>長浜さん

インストーラがシステムにそぐわないカーネルを選択する可能性があります。
インストーラがシステムにふさわしくないカーネルを選択する可能性があります。

僕は「かもしれません」でもかまわないと思う.>小林さん
インストーラがシステムにそぐわないカーネルを選択するかもしれません。
インストーラがシステムにふさわしくないカーネルを選択するかもしれません。




> -    これは利用できるすべてのカーネルのリストを表示しますので、
> -    あなたのシステムに適切な種類をその中から手動で選択できます。</p>
> +    このパラメータをつけると利用できるすべてのカーネルのリストが表示されますので、
> +    あなたのシステムに適切なフレーバーをその中から手動で選択できます。</p>

選択する主体は人なんだから,手動なのは当たり前.英文に manually とあっ
ても日本語文では削除しましょう>長浜さん

"この"と指示代名詞だけよりは,「このパラメータをつけると」はより説明
的ですばらしいのですが,もっと説明を冗長にして,「このパラメータをつ
けてブートすると、」まで言い換えるといいのではないかしらん.原文の 
This は直前の文の「パラメタつけて起動すること」を示しているのですか
ら.>小林さん
# それから,上では「パラメータ*付*きで」で,ここはかなに開いた「パラ
# メータを*つ*けると」と不統一.

パラメータをつけてブートすると利用できるすべてのカーネルのリストが表
示されますので、システムにふさわしいフレーバーをその中から選べます。




> +    <p>この問題により生じる可能性があるご不便をお詫びします。

ここは「かもしれない」のほうがいい.というのは,「生じる」「ある」
「お詫びします」の動詞3つのどれがこの文の動詞になるのか初読では分か
りにくいからです.文をどこで切ったらいいか初読では分かりづらい.
「かもしれない」は修飾先の名詞が直後に続くことを示すから,文の骨格が
"不便でごめん"というのが読解しやすくなるのではないかな.案↓

この問題で生じるかもしれないご不便をお詫びします。

で,不便は'感じるもの'で'生じるものではない'と考え,別の表現を探すと,
不都合は生じるものなので,それを使って別の案↓.

この問題で生じるかもしれない不都合をお詫びします。


「可能性」を使うなら,単語自体を並び替えたほうがいいように思います.
案↓

この問題で不便を感じる可能性がありますことをお詫びします。
or(丁寧語の"ご"は削除,不便→不都合 と言い換え)
この問題で不都合を生じる可能性がありますことをお詫びします。


で,1文にまとめようとするとむつかしいので,2文に分けると,以下の案.
僕ならこれのどちらかがいいかなあ.

この問題で不便を感じるかもしれません。お詫びいたします。
この問題で不都合が生じるかもしれません。お詫びいたします。

-- 
タケイノブミツ