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Re: News/2009/20090208.wml



On Mon, 13 Apr 2009 22:04:06 +0900
Hideki Yamane <henrich@xxxxxxxxxxxxxx> wrote:
>  やまねです。
>  ハードウェア寄付願いのニュースを訳しました。査読をお願いします。

 英文抜きのものは以下になります。

#use wml::debian::translation-check translation="1.1"
<define-tag pagetitle>Debian プロジェクトはハードウェアの寄付を募っています</define-tag>
<define-tag release_date>2009-02-08</define-tag>
#use wml::debian::news

<h2>
Debian プロジェクトはハードウェアの寄付を募っています</h2>

<p>
Debian プロジェクトは、2つの新たな公式サービスのためにスポンサーを募集しています: 
対象となるのは snapshot サービス、及びデータアーカイブサービスです。
両サービス共に巨大なサイズのデータを取り扱うため、
10TB 以上のディスク容量から始まる巨大なディスク容量を利用可能で、
容易に拡張可能な巨大なディスクアレイを扱えるマシンが必要となります。
興味がある方は hardware-donations@debian.org に連絡ください。
</p>

<p>
Debian プロジェクトが希望しているのは、接続されているサーバのハードウェアを再構成する必要無く、
拡張やアップグレードが可能な独立したストレージアレイです。
このアプリケーションには SATA ベースのディスクシェルフの SAN が理想的だと思われます。
既存のアーカイブをカバーするのには、ざっと 10 TB のストレージから始める必要があるだろう、
と我々は想像しています。
1 TB SATA ドライブ x 12 個が、価格とキャパシティの間での理想的な妥協点でしょう。</p>

<p>
snapshot アーカイブは日付とバージョン番号を元に過去のパッケージにアクセス可能となるタイムマシンです。
Debian のアーカイブが提供する、現在と未来のパッケージすべてから成り立つことになります。
毎日おおよそ 3 〜 4 GB の新しいパッケージが提供されるので、
このサービスは巨大なストレージシステムを拡張し続ける必要があります。
現在の実装では既に 4 TB を消費しており、コミュニティに対して価値あるサービスを提供しています。</p>

<p>
過去のどの日付を指定してもパッケージをインストールし、ソースコードを閲覧できる機能は、
リグレッションを修正しようとする開発者にとって非常に役立つものです。
ユーザは特定のアプリケーションを実行するため、頻繁に過去のバージョンのソフトウェアを必要とします。</p>

<p>
データアーカイブは、
その際立ったサイズのために通常のアーカイブでは配布できない大量のパッケージを含むことになります。
フリーな巨大なデータのパッケージ、例えば医療や統計データのセット、
あるいはゲームのデータなどは増えつづけており、
Debian ユーザがこれらを利用できるように我々は新しいサービスを求めています。</p>

<p>
Debian プロジェクトは二ヶ所の地理的に離れた場所について耐障害性を考慮した展開を予定しており、
これについても Debian プロジェクトは同様にスポンサーを探しています。
snapshot のアーカイブは non-US ツリーを含めた過去のリリースを含んでおり、
これはアメリカ内部から配布が出来ないパッケージを含んでいるということで、
法的な理由によりアメリカでのホスティングは出来ません。
リソースを十分に提供することによって、
双方のサービスを同じハードウェア上で動作させられるようにするのを我々は思い描いています。
</p>

<p>
これらのサービスに対するハードウェア要件は、Debian プロジェクトで利用可能であるマシンにどれも合致していません。
新しいホストは少なくとも最近の CPU x 2、32 GB のメモリに加えて、
1 TB ディスク x 12 個を束ねた RAID で容易に拡張可能なストレージバックエンドから成る必要があります。
これらのマシンは、リモートからの Lights Out Management 機能を含み、
シリアルコンソール経由での完全なアクセスとリモートからの電源スイッチへのアクセスを持つ必要があります。</p>

<p>
スポンサーは Debian のウェブサーバに目立つ形でその名を公式に挙げられ、
サービスのウェブページにも同様に明記されます。</p>


<p>snapshot アーカイブの現状での実装は
<a href="http://snapshot.debian.net/";>snapshot.debian.net</a> です。</p>

<h2>Debian について</h2>

<p>Debian プロジェクトはインターネットを介し、
時間と労力を費やして共同作業を行っているボランティアのフリーソフトウェア開発者らによる組織です。
その作業内容には GNU/Linux オペレーティングシステムのフリーなディストリビューション、
Debian GNU/Linux のメンテナンスと更新を含んでいます。
Debian のフリーソフトウェアに対する献身や営利を目的としないその出自、
オープンな開発モデルは GNU/Linux ディストリビューションの中でも唯一独特のものとなっています。</p>

<h2>Contact Information</h2>

<p>
より詳細な情報については、Debian のウェブページ <a
href="$(HOME)/">http://www.debian.org/</a> を訪れるか、&lt;press@debian.org&gt;
宛にメールをお願いします。</p>