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Re: subject of Debian JP Project




芳尾です。

From: Taketoshi Sano <xlj06203@nifty.ne.jp>
Subject: Re: subject of Debian JP Project
Date: 17 Aug 1999 23:14:34 +0900
Message-ID: <y5a7lmua3zp.fsf@xlj06203.nifty.ne.jp>

> 佐野@浜松です。

> 私の考えでは、「背景」としてまず Debian Project の「Social Contract」と
> その前提である「Debian 宣言」があり、そして現在の Debian Project の状況、
> つまり最近の debian-devel@lists.debian.org での議論などを踏まえておく
> べきであると思います。
> 
> が、そのへんをちゃんとまとめて書くのには、しばらく時間が必要なので
> もうすこし待って頂けますか ?

はい。お手数をかけてもうしわけありませんがお願いします。

> とりあえず jp-policy ML のアナウンスを先に出したいと思います。
> 
> # 「JP メンバー以外」からの発言がどれくらい出てくるのか、
> # そのへんも見ておきたいので。

ですね。

> なお、鍋谷さんや香田さん、岡さんが意見を書いて下さったのは嬉しいと
> 思います。もっと多くの人にいろんな意見を出してもらわないと、
> 「共通認識」や「合意の形成」は進まないと思っています。

はい。

私もついさっき確か鍋谷さんや岡さんは -private のメールを全部は読んでは
れへんはずやなーと思いいたったので、会則に関する Summary を作成しはじ
めております。

Priority としては私は Social Contract of Debian JP のほうが会則よりも
上だと考えています(当然ですが)。

Debian においても Social Contract が一番上位で、Debian Constitution の
上に位置するものですよね。てか Debian Constitution は(おそらく)人間が
増えてきてどうにもこうにもまとまらなくなってきたから運営の都合ででてき
たものですよね(設立の経緯はしりませんが)。

で、わたし的には会則の位置付けは、Social Contract of Debian JP をどう
やって実現するかという、いわば総論に対する各論のように位置付けています。

「総論だけ」で進められる議論というのはそんなにないでしょうから、会則の
ほうも「総論に対する各論」的な位置付けで並行して進めたいとは考えています。

しかしながらだいだい的に進めてしまって、本題の Social Contract of
Debian JP がおざなりになってしまってはまずいので、そろそろと Social
Contract of DDebian JP の議論の進行度合をみながらすすめます。

で、マルチエージェントについて調べた結果、

From: Mitsuru Oka <oka@debian.or.jp>
Subject: Re: subject of Debian JP Project
Date: Sun, 15 Aug 1999 16:56:47 +0900
Message-ID: <14262.29375.203178.91839F@ryo1131.aist-nara.ac.jp>

> 岡@奈良先端です。

> 例が悪いだけなのかもしれませんが、main()からコールするルーチ
> ンを書くって事は、集中管理の典型ですよ。分散体制ってのは
> main()から呼ばれるルーチンをmain()が細かくは把握していないけ
> ど、うまくいっているような状態です(マルチエージェントですね)。

マルチエージェントというのはおおざっぱにいって「ソフトウェアに人間の真
似をさせる技術」ですよね。

であれば、会則などの人間を相手にする policy book ではこの「マルチエー
ジェント」的な見方っつーのはデフォルトだと思います。

Debian のようなボランティア団体で、集中管理とやらをできるわけがないで
す。
#ま、たしかに例は悪いです。つーか、プログラム言語をよく分かってないの
#がもろばれですね。^^;

> 鍋谷さん流の考え方だと、各ルーチンはそもそも自律的にサブプロ
> ジェクトが仕事をした成果発生するもので、予め定義しておくよう
> なものではなさそうです。もちろん、最初の立ち上げの時に呼びか
> けは必要だと思いますが。

この例に即していえば、
	
	* 立ち上げ時の呼びかけをどうするか
	* エージェント間の通信プロトコル
	* エージェント間の合意形成手法

このあたりが会則の担当範囲でしょうか。

#これはなにも今思いたったものではなくて、川村さんも折りにふれてこのよ
#うなことをおっしゃっていたと思いますし、私も最初からこの方針です。

えーと、そのうち会則の現状の問題点と基本的な決定プロセスについての RFC 
を出したいと思いますので、それまで会則に対する議論はホールドしておいて
くださればありがたいです。

みなさまのご協力をお願いします。m(_ _)m

ではでは。 ---- Yours, K.S.Yoshio
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