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Re: [debian-devel:11484] Re: Debian packages from JP Project /byJPmembers
- From: Taketoshi Sano <kgh12351@nifty.ne.jp>
- Subject: Re: [debian-devel:11484] Re: Debian packages from JP Project /byJPmembers
- Date: Mon, 31 Jan 2000 21:51:57 +0900
- X-Dispatcher: imput version 980905(IM100)
- X-fingerprint: DA 00 13 8C 49 BB 60 BE A4 54 3D AF 2E CE 28 DD
- X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body"help" (without quotes) to the address jp-policy-ctl@debian.or.jp;help=<mailto:jp-policy-ctl@debian.or.jp?body=help>
- X-ML-Name: jp-policy
- X-MLServer: fml [fml 3.0A#2]; post only (only members can post)
- X-Sender: Taketoshi Sano <xlj06203@nifty.ne.jp>
- References: <20000131085704M.kohda@pm.tokushima-u.ac.jp>
- Message-Id: <20000131215157S.xlj06203@xlj06203.nifty.ne.jp>
- X-Mail-Count: 00182
- X-Mailer: Mew version 1.93 on Emacs 20.5 / Mule 4.0 (HANANOEN)
佐野@浜松です。
In <20000131085704M.kohda@pm.tokushima-u.ac.jp>,
at Mon, 31 Jan 2000 08:57:04 +0900,
on Re: [debian-devel:11484] Re: Debian packages from JP Project /byJPmembers,
Atsuhito Kohda <kohda@nsx.pm.tokushima-u.ac.jp> さん writes:
> いえ、ちょっと誤解です。非合理なのは細工する前の指標の
> ことです。
了解。たしかに patch による merge の成果が含まれない点など
パッケージ数の比率だけでは指標として不充分であることには同意します。
> > 元の「指標」だとパッケージ数だけしか表現されないので、
> > パッチによって merge されたぶんが評価されないですから。
>
> はい、それはご指摘のとおりです。私としては「数値化すると
> いう前提の下で言うなら」と断わった意味は、この手の重要な分
> が外されることを断わったつもりでした。これらも簡単に数値化
> できるならもちろん改良すべきでしょう。
できれば例の official Release Announce に向けて、一般にも
受けるようなインパクトのある「指標」が欲しいところなんですが、
何かありませんか ?
> # ただあまり複雑になると前にも言ったように数値化する意味が
> # なくなるので難しいところだと思います。
> # また基本的に (JP の貢献とするパッケージ数)の絶対数と、その
> # 母集団 との相対比しかあり得ないですが。
http://www.debian.or.jp/devel/official-maintainer.html によると
JP にも参加している official maintainer は 15 人らしいので、
「JP メンバー」:「Debian メンバー」の比率と
「JP メンテパッケージ」:「Debian パッケージ total」の比率を
比較するとちょっと後者のほうが多いかな、という気がするけど
そういうのはどちらかというと「JP の独自性」を強調する方向に
受け取られそうなんでアレだなぁと。
> > うーむ。この「弱気」「強気」っていうのがわからんです。
> > なんか妙に対抗意識というか、敵愾心のようなものを感じるのですが、
> > 気のせいですか ?
>
> ちょっとあるかもしれない(^^;
まだ過去の経緯とかも残っているんで、Debian の中での「独自性」を
強調する方向は避けたほうがいいかなという気が。
個人的には「merge の進行」「協調性」を印象づけるような数値が
欲しいのですが。
> > ましてや Debian 全体のパッケージの中で JP メンバーがメンテする
> > パッケージのシェアを気にするなんて、自動車のマーケットシェアや
> > TV の視聴率競争じゃあるまいし、なんかしっくりこないです。
>
> はい、数値化などしない、というのはひとつの見識だと思います。
「Debian の中での JP の独自性 or 優位性」を目指していると
受け取られる可能性のある数値は出さないほうがいいと思います。
もともとの「contributed package」:「JP (独自) package」の比率には
Debian の中での競争意識を煽るような意味は無く、「merge の進行」や
「協調性」を (たしかに不充分ではあるけれども) ある程度反映した
数値であると思ったのですが。
> > もし「シェア」を気にするなら、「JP メンバーがメンテするパッケージ」
> > の比率じゃなくて、「ja (言語) サポートしているパッケージ」のシェア
> > ですよね ? もしこの意味だったら、よく理解できます。これなら patch を
> > 送って merge したりする活動の成果も含まれるから。
>
> ここ前半とも少し重複する気がしますが、これはその通りです。
> それで、こういう部分は数を抜き出すのが困難だと思って
> いたので「数値化するという前提の下で言うなら」と断わった
> つもりでした。
うーむ。たしかに Release Announce 向けには数値を出すよりも、
個別のパッケージの持つ重要性という要因をもっと考慮したほうが
いいかもしれません。でも、あまりたくさん書くのもなんだし。
やっぱり「potato に含まれる JP メンテなパッケージの絶対数」と
「slink-jp よりも多い」ということだけ書いて、あとは man, gs,
TeX 関連, xfig, tgif など通常の用途ではほぼ実用上問題無い環境が
実現できるようになった、と続けるのがいいのかな。
あとで -doc@JP にドラフトを書いて流すつもりなんで、
校正してください。(official Release Announce 用の文章)
> # 別に佐野さん相手だからじゃなく偶然知ってるので例にする
> # なら、逆に gs の merge なんか、数として 1 で数値化には
> # 無理がある気もします。
個人的には man-db が日本語対応してくれたのは大きかったと思ってます。
あれが無かったら、途中でやる気が失せていたかもしれない。
> > > 専門家 := 鵜飼さんの最初のメールみて文章は読み流して
> > > スクリプトだけ読む人
> > > 非専門家 := 同じメールみてスクリプトは読まずに文章だけ
> > > 読む人
> >
> > で、鵜飼さんのメールに反応してたのは、香田さんの前には川村さんと
> > 私だけだったような気がしますけど、香田さん以外は二人とも上記の
> > 意味での「専門家」だと ? ;(
>
> え?何か変ですか??? 当然専門家だと思っていますが。
>
> # それともとの文は専門家を非難してる訳じゃないですよ。
> # ちょっとからかった(これも良くない言葉かな?)というか
> # 冗談のような。。。
スクリプトも読んだけど (というか実はスクリプトに興味を持ったのは
川村さんのメールを見てからだった) 文章のほうもちゃんと読んでますよ、
ということを強調しておきたかったので。
> > # Maint-Guide-JA を Debian Package にしてもらったのも、
> > # その作業の一環です。
>
> こういう見落しは一杯してるのだろうな。。。不覚でした(^^;
八田 (真) さんが自分の作業を快く提供してくれたので実現したものと
感謝しています。
「Debian メンテナーの仕事はパッケージメンテだけじゃない、
翻訳やパッチの送付、それにライセンス関係の作業も立派な貢献なんだ」
ということを地道に実践されてるようですね。
(jcode.pl のライセンス変更は大きな意味のあることだと思ってます。)
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# (わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。)
<kgh12351@nifty.ne.jp> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)