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Re: Proposal/CFD: bug tracking system in JP
- From: ISHIKAWA Mutsumi <ishikawa@linux.or.jp>
- Subject: Re: Proposal/CFD: bug tracking system in JP
- Date: Sun, 07 Jan 2001 04:15:04 +0900
- Organization: Yendot.org: unstable guy
- X-CVSROOT: cvs -d :ext:cvs.hanzubon.org:/var/cvs co -r unstable HANZUBON
- X-Dispatcher: imput version 20000414(IM141)
- X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body"help" (without quotes) to the address jp-policy-ctl@debian.or.jp;help=<mailto:jp-policy-ctl@debian.or.jp?body=help>
- X-ML-Name: jp-policy
- X-MLServer: fml [fml 3.0pl#17]; post only (only members can post)
- References: <873dexecll.wl@lichee.ukai.org>
- Message-Id: <20010107041504B.ishikawa@linux.or.jp>
- X-Mail-Count: 00218
- User-Agent: Wanderlust/2.5.4 (Smooth) SEMI/1.14.3 (Ushinoya) FLIM/1.14.2(Yagi-Nishiguchi) APEL/10.3 Emacs/21.0.93 (i386-debian-linux-gnu)MULE/5.0 (SAKAKI)
むつみです。
#帰りの新幹線の中から投げたら lost した模様なので
#再度 ^^;;
>>>>> In [jp-policy : No.00217]
>>>>> Fumitoshi UKAI <ukai@debian.or.jp> wrote:
>> Debian JP Project での Bug Tracking System の運用に関する Proposal です。
>> あまり詳細は につめてないので、意見求む。
おなじく、とりあえず思いつくままに。
#新幹線の中だし(わら
>> 今は、Debian JP Project の Bug Tracking System(以下 BTS/JP)では
>> JP Package に関するバグを主にとりあつかってきました。official Debian
>> package に関しては とりあえずsubmit可能でしたが、そのreportに対して特に
>> action をおこすことは稀でした。
そうですね。これまでの BTS/JP の位置づけは、あくまで
・JP Package のバグレポートをするための仕組み
でした。補助的に「JP メンバであり、かつ official メンテナである人が
メンテナンスしているパッケージ」に対するバグレポートも扱ってはいました
が、これは本来の位置づけではないように思います。
さらに 過去 いくつか BTS/JP に official Debian package(かつ、メ
ンテナが JP のメンバではない Package)のバグレポートが飛び込んできた
こともあったように記憶していますが、この場合は「メンテナにはレポートが
行く訳じゃないよ」といったようなコメントがついた記憶はありますが、
基本的にはそのレポートは放置 ということになってまってましたよね、確か。
>> ここ最近の活動により JP からの official member も増えてきましたし、
>> それにともない JP package から official debian package になってものも
>> 増えてきました。(つまり JP に残っている package は減ってきています)
>> また元からofficial debian packageだったものでも、そのまま日本語も
>> 使えるものも増えてきました。
要約すると 2 点っすね。
a-1) 本来の 「JP Package への BTS」というものは、JP パッケージが減って
いるので、その絶対数も減っている。
a-2) 逆に「日本語を利用するユーザにとって有用な official パッケージ」
が増えている。
で、この a-2) から導き出せるものとして、
a-2') official パッケージに対して 日本語でバグレポート出せる状況がある
と、うれしいという人の絶対数が増えている(だろう)。
ということで、いいっすかね。
で、この背景には同意します。
>> このような現状を考えると、BTS/JP の役割も以下のようにかえるのがいいと
>> 思うのですが、どうでしょうか?
>> * 従来通り JP package の bug report はうけつける。
JP package がある以上、これは必要っすね。
>> * official debian package の bug report もうけつける(もちろん日本語で)
>> そのままでは単に記録に残るだけなので、official debian package に
>> 対して JP maintainer を assign して、bug report の対応をするというの
>> はどうでしょうか?
>> JP maintainer は package を build/upload はしない(*1)かわりに
>> package の maintainance における日本語でのユーザ対応の部分を担当する
>> ことになります。
ふむ、要するに JP maintainer が (かなりヒューリスティックな解釈を
行う(わら) translation proxy をする ということですね。
>> * official debian package の bug report もうけつける(もちろん日本語で)
というのは、過去にもあったらいいよね、というコメントは何度か
上がっていたので、実際に仕組みがうまく動くようなら、すばらしいかな :-)
>> つまり
>> - bug report を調べる
>> (必要なら submitter に聞いたり *@debian.or.jp MLで聞いたり)
>> - わざわざ maintainer/upstream になげるような問題でないのなら
>> JP内で解決する
>> - package をなおさないといけないのは BTS へ submit
>> - official maintainer/upstream と どのように解決するかを相談したり
>> - official maintainer/upstream に patch を送ったり
>> (*1)場合によっては NMU もありえますね。
>> あたりを user に対しては maintainer の気持ちで、maintainer に対しては
>> user の気持ちで 対応するという感じでしょうか。
>> (*1)場合によっては NMU もありえますね。
仕組みとしては理解。おそらく、考えるにこの形態が妥当(というかこうい
うやり方しかない?)と思います。
>> # もちろん、英語のcommunicationができるユーザは 直接やりとりするのを
>> # 推奨すべきですが (日本にもユーザはたくさんいるんだぞ というのを示すためにも)
そう思います。ということで、このシステムが稼働し始めた場合には、この
点に関して注意を盛り込む(Web とかにね)のを必須としたいっす。
>> こういうことをしようとした時の考えられる疑問点としては:
>> * JP maintainer は誰がどれをやるのか?
>> - official maintainer が JP member ならその人が担当
まぁ これは そうでしょうね。間に人が入っても話がややこしくなったり
するだけでしょうし。
#あぁ でも 間に人が入ってくれて フィルタしてくれるとうれしかったり
#することもあるかも? (わら
>> - それ以外は 基本的に package の maintainer と同じように volunteer で
>> やりたい package を担当するのでいいんじゃないでしょうか?
>> 自分でよく使ってる package ならそれなりに対応もできるでしょうし。
>> (例: XFree86 なら むっち とか:)
>> section単位とか、official maintainer単位というのもアリかも?
#うへ ^^;; その例は Branden のお守り or DIEと言いたい?(わら
えーと これ 担当しますと手を挙げるのは「いつ」でしょう?
考えられるのは、以下かな。排他ではないので、おそらくこれらの
いくつかの組み合わせもあるっすかね。
b-1) この仕組みを運用する前に あらかじめ、ある程度固定して
パッケージごと(あるいは、section単位とか、official maintainer単位)
で、担当を決めておく
b-2) BTS が行われた時点 or 新規のパッケージが upload された時点で、
それに対して adapt する(wnpp の orphan & adopt システムを応用できる
かも? BTS & adapt)。以後、そのパッケージはその人が担当。
b-3) バグレポートごとに担当者を決める(adapt する)。パッケージに担当者を
固定するのではなく、バグレポートに対して担当者を固定する。
Debian の package maintainer policy があるパッケージに対して担当者を
固定する方式なので、b-3) はちょっと親和性が低いかという気がしますね、
それに レポートごとの関連を追いにくくなるし。
b-1) b-2) の併用でしょうか。
b-2) について、いつ adapt するかといるかというタイミングですが、
新規パッケージの upload があったとき(から随時)という形がいいんじゃない
かと思われます。BTS されてから担当を決めるとなると、そのdelayが、ちと
問題かなと。
c-2)の場合、バグに対して迅速な行動を起こせない可能性が考えられるので、
c-1)の方がいいという気がしますね。(ってことは b-2) は なし?)
あと、もう一点。担当者が複数ってのも「あり」ですよね?
# X とか一人でやると死の予感が ^^;;;
>> - 担当者がいないのは -qa 的チームがあつかう とか?
えーと、少なくともバグが報告された場合、迅速な対応が必要になることが
多々あるので、担当者がいなくても動けるというのは重要でしょう。
あと、おそらく パッケージ数が現時点相当数ありますから、全てのパッケー
ジに対して、担当者が決まるとは 到底思えないので、よろず引き受けチーム
は必要かなと思います。
えーと、まとめると 次のような感じかな。
c-0) 運用前にある程度 担当者が確定できる部分は決めておく。
- JP にいる official maintainer の分
- 事前 adopt (前述 b-1)
c-1) 新規のパッケージの upload があると、そのパッケージに関しては
とりあえず -qa 的 チームに 割り当て。担当者の名乗りがあった場合
-qa 的チームから その人へ担当者を交代。
逆もあるか。担当をおりた場合、-qa チームが引き取り。
複数から名乗りがあった場合は?
c-2) JP/BTS に登録があると、担当者へ連絡。
c-3) 担当者 必要な対処(upstream/oficcial への連絡などなどなど)をする
c-4) fix されたら JP/BTS を担当者が close
って書いてて思ったけど、これって official の パッケージメンテナンスの
構造をそのまま持ってきて、JP との 2 重構造にしとけばいいのかな?概念的
には。
(って、ここまで書いて京都に着いたので降りて、今まで はったさん、
まえはらさん、のくびさん、えせざこば師匠、(まちの@vine さん)
と話してきましたが、うかいさんが最初に言ってたのは、↓こういうことね)
この概念を拡張して、他の地域たとえば 中国とか韓国とか ある地域ごとに
同様の仕組みを構築して機能させることができれな、そのパッケージの
official mainatiner とそれをサポートする regional maintainer (って呼び
方でいいかな?)的階層構造ができて bug report と その fix に対する負荷分
散がはかれる可能性があるということになるわけですね。
とりあえず、概念的にはかなりすっきりしてますし、あとは細かい実装
の部分を詰めていけば OK な気がします。
以下、運用上の疑問点。
- ここで言っている JP maintainer とは、だれ(どの)集合をさすか?
要するに、あるパッケージの責任者(regional maintainer )になれ
る(なることが可能、なる資格がある、ならなければならない)のは
だれなのか?
- qa チームの構成は?
- BTS 以外に wnpp の db 的なものが必要(かな?)
>> * debbugs-jp に必要な機能はなにか?
>> - JP package, official package を簡単に区別できる
これは必須ですね。えーとアプローチとしては、パッケージの db で
もげもげ っとやるのがベスト?
そもそも submit アドレスを変えてしまうっていう手もあるかなとか思いま
したが、あんまり美しくない、かつ、BTS を受け手処理する側で区別してやる
ことになるわけで、ミスが混入する可能性がありますかね。
>> - official package bug の page http://bugs.debian.or.jp/<package>は
>> http://bugs.debian.org/<package> へのリンクがあると good
>> - debbugs にある機能に加えて BTS に投げた時の bug への link などが
>> 自動的に 追従して欲しい。
ふむ。
- JP/BTS と official BTS 間の関係を DB 中で持ちたい。
ある official BTS が閉じられると、自動的に(あるいは半自動? 例えば
JP/BTS の責任者に対してメールが飛んで、confirm すると 閉じるとか)
閉じられるようなことに利用できるとうれしいかな。
(って どう実現するよ? ^^;;)
んーー、とりあえず、こんなところで、ひとまず投げときます。
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いしかわ むつみ
<ishikawa@linux.or.jp>, <ishikawa@debian.org>, <ishikawa@redhat.com>