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[Candidate] Fumitoshi UKAI



鵜飼です。

遅れましたが、次期役員の理事として立候補の所信表明です。

この2年間 JP Project会長としていろいろやってきたわけですが、
まだ提案しただけでできていないことがたくさん残っています。

JP Projectはそもそもは日本語対応パッケージの作成収集が中心の
活動でした。それも JP merge operationで、多くのmemberが
debian official memberになり、数多くのパッケージをDebianに
提供していくことができました。またいくつかのパッケージでは
日本語対応の別パッケージではなく、単一のパッケージで最初から
日本語対応することができるようにしたりもしてきました。
パッケージ作成に続いては、ドキュメントやWebの日本語訳などの
活動もおこなってきました。

今後は、JP Projectは、Debian distributionの日本語を使うという
観点からの品質保証(quality assurance)を おこなっていくべきだと
考えています。具体的には jp-policy:00217 で提案した
Proposal/CFD: bug tracking system in JP を実行にうつそうと思っています。
http://lists.debian.or.jp/jp-policy/200101/msg00001.html
Debian communityにおいて、日本語orientedなのが JP Project の特徴
なので、日本語に関する/日本語でのサポートがやはり活動の中心となる
べきでしょう。

また、ドキュメントの翻訳も、http://www.debian.or.jp/Documents/ は
あまり現状に追従しているとは思えない状態です。例えば、ここから
辿れるDebian Policy Manualはまだ 2.2.0.0 で、これは現在では
古すぎるバージョンだと思います。このように、アップデートされて
いく文書の翻訳を追随していくような体制をつくりたいと思っています。

また、Descriptionの翻訳も、Debian Projectの方で何度か話はでては
いるので、うまくいく方法を提案できればいいのですが、今のところ
good ideaはまだありません。

リスクとしては、来年度も本業に加えて、日本Linux協会の活動もあると
いうあたりですが日本Linux協会を通じて、Debianとしての要望などを
企業へ伝えていくこともできうると思っているので、うまく使えば
メリットになりうるでしょう。

短かいですが、これを立候補表明の言葉としておきます。
-- 
鵜飼文敏

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