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[debian-devel:00135] Debian policy manual [ 6 ]



やなぎはら@Linux.or.jp  です。

本業の合間に訳しました。
でも、悩んでしまったところは、原文のままです。
(結構、適当な訳です。)

でも、Debian のパッケージ管理者になる手順だけは
分かると思います。

#実際にパッケージを作る際の注意点とかは、6章より前に書いてます。

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6 手続き -- Debianプロジェクトに参加する方法

6.1 パッケージ作業を始める前に

あなたはドキュメントを全て読んで、hello 練習パッケージを全て
理解していて、好きなパッケージを Debian化しようとしています。
あなたの仕事がプロジェクトに加えることができるように Debian
Developer になる方法は?

まだ debian-devel ML に参加していないなら、まず debian-devel ML に
参加してください。メールのサブジェクトに "subscribe" という単語をかいて
debian-devel-REQUEST@lists.debian.org に送ってください。問題が出た場合、
管理者の Anders Chrigstrom <ac@xxxxxx> と連絡を取ってください。

コーディングをする前にsubscribe して、少しの間待っておくべきです。
そして、重ならないように作業の意向をポストすべきです。

もし、まだPGP鍵を作成していないなら、鍵を作ります。セキュリティに
関して重要な情報がたくさん書かれている PGP マニュアルを読むべきです。
たくさんのセキュリティミスはソフトウェアミスや高度なスパイ技術に
よるものよりも人為的ミスに原因があります。

If you live in a country where use of cryptography even for
signing is forbidden then please contact us so we can make
special arrangements. This does not apply in France,
where I believe only encryption and not signing is forbidden. 


6.2 パッケージを Upload するとき

アップロードする用意ができているパッケージがあるとき、
プロジェクトリーダーの Bruce Perens <bruce@xxxxxxxxx>、
master.debian.org の管理者である Simon Shapiro <shimon@xxxxxxxxxxxxx>、
メイリングリスト管理者である Anders Chrigstrom <ac@xxxxxxx>、
dpkg パッケージの管理者である Ian Jackson <ijackson@xxxxxxxxxxxxxx> に
メッセージを送らなければならない。

そのメッセージには、あなたがやったこと、あなたが誰であるか、
master.debian.org のアカウントを尋ね、debian-private (開発者
だけのメーリングリスト)に参加することを書きます。dpkg に添付される
公開鍵のデータベース用に (pgp -kxa で取り出した)あなたの PGP鍵を
含めてください。master.debian.org の個人アカウントをもらったら、
master にログインして、/home/Debian/ftp/private/project/Incoming に
ファイルを転送してください。Anonymous FTP を使って、master.debian.org の
Incoming にアップロードする事はできません。

ヨーロッパの chiark.chu.cam.ac.uk の cron運用されたアップロードキュー
経由で Incoming にファイルをアップロードする事もできます。


6.3 アップロード処理 - .changes ファイル

パッケージを Debian FTP archive にアップロードしたとき、その処理内容を
示す .change ファイルを付属させなければならない。
このファイルは、つねに dpkg-genchanges によって作成されます。

このファイルは、次のフィールドをもつ制御ファイルです。

    Format
    Date
    Source
    Binary
    Architecture
    Version
    Distribution
    Urgency
    Maintainer
    Description
    Changes
    Files

Debian アップロードにそれら全てが必須です。これらのフィールドの内容に
については dpkg programmer's manual の コントロールフィールドのリストを
参照してください。

初めてのアップロードのときは、特定のバージョンと一致するように
オリジナルソースの tarfile はアップロードされ、.changes ファイルに
含まれるべきです。次回からは、同じ tarfile は新しい diff ファイルと
.dsc ファイルを作成するために用いられ、それをアップロードする必要は
ありません。

	--- 上記の訳はとっても適当なので原文を以下に ---
	The first time a version is uploaded which corresponds to
	a particular upstream version the original source
	tarfile should be uploaded and included in the .changes
	file; subsequent times the very same tarfile should be
	used to build the new diffs and .dsc files,
	 and it need not then be uploaded.

デフォルトでは、dpkg-genchanges と dpkg-buildpackage は ソース
バージョン番号のDebian リビジョン部分が 0 ないし 1 の場合、
オリジナルソース tarfile を含めます。
この動作は、常に含めるようにするには、-sa オプションを使って、
常に含めないようにするには、-sd オプションで変更できます。


--- ここよくわからない (いってる事は分かるけど、文章にできん)
If no original source is included in the upload then the original source tarfile used by dpkg-source when
constructing the .dsc file and diff to be uploaded must be byte-for-byte identical with the one already in the
archive. If there is some reason why this is not the case then the new version of the original source should be
uploaded, possibly by using the -sa flag. 


6.4 アップロード処理 - アナウンス

パッケージをアップロードした時、アナウンスを debian-changes に
ポストすべきです。アナウンスは、サブジェクトにパッケージ名と
バージョン番号、そしてとても短い変更内容のサマリーを書きます。
本文には、PGP署名された .changes ファイルを含めます。
.changes ファイルの前に説明文を付け加えても構いません。

パッケージがリリースされたら、実験アナウンスはかわりに debian-devel に
ポストするべきです。


6.5 Debian メイリングリスト

メイリングリストサーバーは、lists.debian.org です。
メーリングリストに参加する時は、サブジェクトに "subscribe"という単語を、
脱会するときは、"unsubscribe" という単語を書いて
debian-foo-REQUEST@lists.debian.org にメールを送ります。

メーリングリストのメールに返事を書くときは、送り主にカーボンコピー(CC)を
送付しないでください。
Anyone who posts to a mailing list should read it to see the responses.

As ever on the net, please trim down the quoting of articles you're replying to. In general, please adhere to the
usual conventions for posting messages. 

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 Yoshiaki Yanagihara (yochi@xxxxxxxxxxx)