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[debian-devel:01287] Re: Debian FAQ-ja (for doc-debian-ja_1.5-0.deb)



しおばら@ベルギーです。

八田さん:
 早々に先日のコメントをご検討いただきありがとうございます。
 すこし、フォローアップさせてください。

From: hattas@xxxxxxxxxxxxxx
Subject: [debian-devel:01286] Re: Debian FAQ-ja (for doc-debian-ja_1.5-0.deb)

/* 1.4 */
 -- 許諾条件、その3 --

hattas> この may は法律関係の文書で使われるときく命令の may と解釈したんですが、

たとえば、

 「ただし、この許諾条件通知は、翻訳するのであれば、原文の英語版の代わりに
 FSF が承認した訳文をつかってください」

と訳すこともできますね。

# ポイントは「この条項では2つの道が用意されている」ということです。
# FSF の承認した訳文を使うか、元の英文をそのまま使うか、です。

hattas> 許諾条件告知を残して翻訳したものが合法的 modified version なら、許諾条
hattas> 件告知を訳したい人はオリジナルな許諾条件告知とその翻訳とを併記しておけ
hattas> ばいいわけですよね? わざわざ条件を付加する必要もないような気もするの
hattas> です。
hattas> 
hattas> # ... SPI からの許可がとれないからと、公開を控えてたあの一ヶ月は
hattas> # なんだったんだ、ということになるなぁ。

原文の許諾条件(その3)は、英語の原文と訳文の併記という可能性を 
考えていなかったと思います。

# 訳文を英語原文の *代わりに* 使うからには、その訳文に原文と同一の
# 法的効力を持たせなくてはいけない、と (原文を起草した人は) 思って
# いたはず。言うのは簡単ですが、まじめにこれを遂行すれば、えらい
# 作業になります。

それゆえ、訳注に掲げてある SPI の返答を取得したのは、一定のプラク
ティカルな条件をみたせば FSF の承認を受けなくても許諾条件の訳文を
堂々と公開できる道を開いた、という点でとても有意義なことだと思います。


 -- SPI からの返答: 翻訳条件、その1 --

hattas> > そのほか、細かいことですが、coLLoquial の綴が coLoquial になっています。
hattas> 
hattas> これは原文ママなんです。このままでいこうと思ってます。(無茶かな)
hattas> ちなみにこのライセンスの原文は
hattas> 
hattas> http://www.debian.org/license.html
hattas> 
hattas> で見られます。

URL ありがとうございます。早速、このページに行ってみました。
原文ママでよいと思います。

# verbatim copy を許しますという文書に誤植があるのは恥ずかしいぞ > debian.org
# 日本語で言ってもしかたがないか ...


/* その他 */
-- 将来への展望 (= おもいつき) --

hattas> いままで Debian JP のウェブサイトに置くことを前提に考えていたので、この手の
hattas> 視点が抜けてるのかな。FAQ-ja に入れるなら最終章ですね。初期解を入れてみます。

早速、採用していただき、ありがとうございます。わたしが思っていたのは、雑誌の 
CD-ROM などから、ウェブを経由しないで FAQ-ja を入手することもあるかな、という
ことです。

さしあたり「ここに来れば、Debian JP の最新情報がわかるよ」というポインタが 
FAQ-ja にあれば、新規ユーザには便利ではなかろうか、というのが「初期解」の
発想です。


それでは、また。

Michael Osamu Shiobara