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[debian-devel:09105] Re: Description-ja



岡@奈良先端です。

At Mon, 17 May 1999 03:04:10 +0900,
Fumitoshi UKAI <ukai@debian.or.jp> wrote:
> 
> > そこで、/var/lib/dpkg/available 辺りの構築を dpkg 系のプログ
> > ラムが行うのと同じように /var/lib/dpkg/description.${LANG}
> > も構築してやらねばなりません(install 時と purge の時)。
> 
> available の構築は dselect update というか
> dpkg --update-avail, --merge-avail, --clear-avail, --forget-old-unavail 
> および --record-avail) あたりですよね。

よく理解してないのが暴露されてしまいました。

...こういうわけで dpkg に深く同期していないといけないので、
apt には任せられません。

> >   * SAL が追加ないしは削除された時の挙動について。整合性をど
> >     う保つべきなのか考えていく必要があります。同期を取るコマ
> >     ンド dpkg-sync とか考えられそうですが、破綻しても構わな
> >     いものにしておく方が無難かつ安全です(所詮表示言語が違う
> >     だけのものですから)。あとは、設定ファイルは visudo や
> >     vipw のように専用のツールを介して編集してもいいかもしれ
> >     ません、cron によって更新してもいいかもしれません。
> 
> /etc/apt/sources.list を編集しても apt-get update するまで
> 更新されないですし、これと同じような感じでいいと思います。

apt の場合はあらかじめキャッシュの信頼性を捨てているので
ああいう具合らしいですが、翻訳物についても信頼性を捨てる
アプローチを前提にすれば、こんな感じでいいと思っています。

                                    ↓修正ありがとうございます(^^;
> > 表示機構等は鴨志田さんの考え方[*1]をベースにすれば dpkg でも
> > apt でも dselect でも同じように扱える筈です(という事で省略)。
> 
> うーん file を置きかえるのはちょっと…
> このあたりは $LANG とかを見て欲しいですし、実行時にも
> かわって欲しい(*)感じです。
> 
> * default は日本語で表示しておいて、時々英語のdescriptionも確認 とか

ああ、すみません。[*1] とは言っても file の置き換えはや
りません。/var/lib/dpkg/description.${LANG} な形で置くこ
とになると思います。そんで、おっしゃる通り、ja_JP がこけ
たら C に fallback させます。

> >       dists/${DIST}/${COMPONENT}/description/${SECTION}
> > 
> >     の下に置くというのはいかがでしょうか。ファイル名は
> > 
> >       ${PACKAGE}.${LANG}
> >
> >     です(何か拡張子を付けた方がいいかもしれません)。バイナリ
> >     パッケージサイドに突如置くという仮定の元では、パッケージ
> >     バージョン番号は付けません[*3]。
> 
> 現状で Packages (<- dpkg-deb -I から)や Sources (<- *.dsc から)は
> 一つのファイルなのですから Descriptions も
> 
> 	dists/${DIST}/${COMPONENT}/binary-${ARCH}/Descriptions.${LANG}.gz
> 
> という一つのファイルでよいのではないでしょうか?
> # Description は ARCH = all でいいのかな?

「一つのファイルでいいのでは」ですが、そうですね。

 # dpkg --*-avail を理解していなかったので、てっきり dpkg は
 # Packages.gz ファイルを参照しないものかと勘違いしていて(かな
 # り重症)、一つのファイルを取ってくるのは整合性が無いんじゃ
 # ないかと思ってました。

あ、大野さんの意見に反対してましたけど、それも撤回です。
すると、 binary-all 下に置くというのもさほど不自然では無いかも
しれないですね。

おかげ様でかなりシンプルな構造になってきました。

さて、翻訳者の PGP とかの問題が残っとりますが、Wanderlust に使
われすぎて疲れてしまいましたのでまた後日。Mew をカスタマイズし
すぎてたのが災いしたみたい...。

-- 
岡 充 (Mitsuru Oka)
奈良先端科学技術大学院大学