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[debian-devel:10268] Re: Fw: Debian-JP discussions; lets wrap this up



佐野@浜松です。

In <199909030832.RAA23238@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>,
 at Fri, 3 Sep 1999 17:32:18 +0900,
 on [debian-devel:10258] Re: Fw: Debian-JP discussions; lets wrap this up,
  Masayuki Hatta <masayuki-h@xxxxxxxxxxxxxxx> さん writes:

# mh> = masayuki-h>, AK> = Atsuhito Kohda> です。

mh> From: Atsuhito Kohda
mh> Subject: [debian-devel:10257] Re: Fw: Debian-JP discussions; lets wrap this up
mh> Date: Fri, 3 Sep 1999 17:02:51 +0900
mh> 
mh> AK> > > これは、日本語化はともかく autoconf 対応とかは本来 upstream に
mh> AK> > > 持っていくべき話ですよね?パッチ作者の方にそれを考慮して頂くよう
mh> AK> > > お願いすることは無理でしょうか?

mh> AK> ん? 日本語化はともかく autoconf 対応とかは、ですか?
mh> AK> それなら下の Akkerman 君とはニュアンスが違いますね。

mh> 「日本語化パッチ」 or 「I18N パッチ」にそれ以外のものが入っていると、
mh> いろいろめんどっちいから勘弁してくれ、と Wichert は言っているわけ
mh> ですよね。「それ以外のもの」とは何か、という線引きは難しいですが、
mh> バグ修正などは明らかに upstream が拒否するはずがないものであり、
mh> 優先的にupstream にマージすべきであろう、ということを言いたかったのです。

Wichert の「DOS や Windows 関連の」云々は、パッチが Debian specific なら、
そして JP Package が Debian パッケージをベースにしたものなら、成立するかも
しれませんが、JP Package の中には Debian パッケージとは独立に debianize された
ものもあるはずですし、またパッチは Debian specific ではなく、Debian とは独立に
日本で配布されているものも多いですから、(unified Debian として) そのパッチの
作者は upstream の一部として扱うべきではないのか、という点を主張する必要は
あると思ってます。NetNews で読んでいるので、どうも議論に遅れているような気が
するんですが、誰か書いてくれないかな。

Debian Maintainer を upstream の一部として考えろ、という主張がされて
いるくらいだから、当然 JP (に限らず) patch の作者も upstream の一部と
して扱うべきでしょう。

後で Wichert に debian-devel@org で

 Then you think that we (as a unified Debian) should order the autor
 of xemacs to merge his code base into the code base of GNU's emacs ?

 If the forking is entirely evil, then we should do the effort to merge
 the egcs into gcc, and we should not provide the package of egcs.

 Do you really think that ?

 I think that the forking in upstream is not our responsibility.
 Some (or many) JP related patch is written without relation to Debian or
 Debian JP Project entirely. They are distributed from some place widely 
 in Japan. So authors of those patch is our "upstream" and their patch
 should not be included in ***.diff.gz in our source package because
 they are no Debian specific change.

 We can ask or advice the author of these patches to contribute his code
 into their upstreams, but I think we can not order them to contribute
 his code to our official maintainer for Debian specific purpose.

 What we can do is respect the upstream. Isn't it ?

と聞いてみようかな、と考えてます。(まだ書いてませんが)

mh> # 日本語/I18N化ができる人は少ないでしょうから、作業の重複は
mh> # まずないでしょうけれど、バグフィックスは広い世界もう誰かが
mh> # やってしまっていて、例えば upstream のβには入っているかもしれない。
mh> # そういうことが重なると、「日本語化」パッチがオリジナルに
mh> # 素直に当たらないという事態が頻発してしまうようになるでしょうから、
mh> # やっぱりまずいでしょう。

そういう点で、JP パッチの作者に「オリジナルに merge してもらいませんか ?」
と尋ねてみるのはアリだと思います。でも Debian のパッケージにするために
 (現状で充分役に立っている) パッチを変更しろ、というのは無茶な話です。

mh> AK> > かなり前 (もう何年も前、私が mh-ja のメンテナーを始めた頃) に、
mh> AK> > パッチ作者 (MH Plus Project) にメールを出しましたが、そのときは
mh> AK> > 返事がありませんでした。宛先ミスとかだったかも知れないので、
mh> AK> > もう一度出してみます。

私も xcalendar の i18n パッチの作者にメールを出した時は、一回目は返事が
もらえませんでした。fj.unix で質問してみたら、「そのアドレスで通じるはず」
と教えてもらったので、2 回目に出してみたら返事がもらえました。

Debian Project には upstream との連絡メールなどをプロジェクトとして記録に
残すために debian-email@lists.debian.org というアドレスが用意されている
らしいのですが、JP Project にもそういう記録を残す場所があってもいいかも
しれませんね。

mh> MH Plus Project のウェブページ
mh> 
mh> http://www.chem.eng.himeji-tech.ac.jp/~hayashi/internet/mh-plus.html
mh> 
mh> 元締めのはやしはるひさ氏
mh> 
mh> mailto:hayashi@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

これは有益な情報だと思います。久保田さん、よろしくお願いします。

mh> AK> これも正論ではあるけど、パッチの作者さんとしては、どうせ
mh> AK> 日本語対応の修正するのだから、ユーザに便利なサービスも
mh> AK> ちょっとしておこう、とか考えるのも理解できます。
mh> AK> それを不必要と言ってしまうのはあまりにこっちの都合だけで
mh> AK> ないでしょうか。
mh> 
mh> # 不必要とはマージに手間が余計にかかるということで、要らないという意味では
mh> # ないのですが…訳文がまずかったかしら。

「Debian の都合」を upstream であるパッチの作者に押しつけるべきではない、
という意味では香田さんに賛成です。一般的に「upstream の尊重」と「merge の
推奨」を宣伝していこう、という意味でなら、パッチの作者に彼らにとっての
 "upstream" へ統合していくことを要請していくというのはアリではないかと
思いますが。

# でも菊谷さんの例のように、受け入れてもらえる upstream ばかりじゃ
# ないんだよね。だから Debian としてはパッチも含めて upstream として
# 扱うしかないだろうし、むしろ Debian の official maintainer からも
# 大元の upstream へ「merge」の要請をしてほしい、と要求するべきだと思う。

mh> MH Plus のページを見ると、ようするに upstream の更新が 1993 年以降
mh> ぱったり止まっているから、様々なパッチをまとめて自分のところで
mh> 配布している、とあります。
mh> 
mh> # だから MH のメンテナも話に飛びついたのかしら。
mh> 
mh> MH Plus のせいで他の言語が使えなくなるということはどうもなさそうですし、
mh> MH Plus ベースで MH パッケージを作り直してもらう(とりあえず MH メンテナに
mh> はやし氏に連絡を取ってもらう or こちらから連絡する)ということで
mh> 話を良い方向に持って行けないでしょうか?

私もそれを期待してます。久保田さんのほうで potato の mh へ Bug Report 
できるようならやってみてください。ただ、severity は wishlist くらいの
ほうがいいかも。man-db や gs は *-ja パッケージの upload を拒否されたので
 clitical にしましたが、mh-ja は今のところ存在しているので、強制削除されない
限りは mh の Bug について wishlist でいいと思います。

もちろん Vincent とかがゴリ押しして mh-ja が削除されるようなら、mh に
ついても clitical にするべきだと思いますが。

# ということで菊谷さんのほうに Vincent が clitical で出したのは
# 菊谷さんのメンテナーとしての権限で wishlist に変更して良いと
# 私は思います。もし mh-ja に remove しろっていう clitical な Report が
# 来たら、私なら mh or nmh にちゃんと機能が実装されたことを確認するまでは
# wishlist だ、として争います。

mh> AK> > > 思います。パッチの統合が難しければそれはその旨言ってやらないと。
mh> AK> それを言って納得するなら良いのですが。。。
mh> AK> むしろ
mh> AK> > やっていただきたいです。このへんのは、もし話を出して薮蛇で
mh> AK> > 消されてしまったなんてことになったら、Debian は日本では全く
mh> AK> > 使えないダメDistribution、なんて定評ができてしまいかねないので)。
mh> AK> こっちになりそうな気がします。
mh> とりあえずやってみないと…

そうですね。とりあえず意見はバンバン出さないと、黙ってたら彼らには
全然伝わりませんから。

今まではこっちのパワーが足りなくてあちらに何も伝えられなかったのですが、
今回の議論のように何人かで議論に参加できるようなら、どんどん伝えていって
議論していくべきだと思います。

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     #わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。
    <xlj06203@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)