[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[debian-devel:10681] Re: GNU Emacs (Re: Debian JP popularity contest results)
むつみです。
Tomohiro KUBOTA <kubota@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> さんは
Subject: [debian-devel:10679] Re: GNU Emacs (Re: Debian JP popularity contest results)
Message-ID: <19991019102836E.kubota@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
において言いました
>> 久保田です。
>> > えーと、ここで突然 XIM がでてくるのはちょっと違和感が。
>> > というか話のレイヤが違ってると思います。
>>
>> アプリケーションから見れば、X 上で動くアプリケーションは XIM にだけ
>> 対応しておけばいいけど (XIM が標準だから)、コンソール上で動く
>> アプリケーションには今のところそんな標準がなくて、個々のアプリケーション
>> それぞれが勝手に canna とか wnn とかに対応しているというのが現状ですよね。
>> esecanna の登場によって Canna プロトコルが事実上の標準になれば、
>> そんな状況もちょっとは改善されるかな、と期待したのです。
うーんと、ちがうっす ^^;;
XIM ってのは、入力サーバ(kinput2 とか xwnmo とか)と X サーバ間の扱い
を規定してるものです。入力サーバはバックエンドとなるかな漢字変換サーバ
(jserver とか cannaserver)と通信して、かな漢字の変換を行います(という
形態をとらなくてもいいんですが。そゆのが多い)。
つまりー(なかーりいい加減な図を書くと)
(1) (2)
X サーバ <------> 入力サーバ <--------------------> かな漢字変換サーバ
XIM (kinput2 Canna プロトコル (jserver とか
とか) Wnn プロトコル など cannaserver)
#等幅フォント前提の図です ^^;;;
で、esecanna がやるのは (2) の部分のプロトコル変換なので、(1) の部分
とは関係ないです。
--
ishikawa@xxxxxxxxxxx, ishikawa@debian.org, ishikawa@debian.or.jp,
ishikawa@xxxxxxxxxxxx, ishikawa@xxxxxxxxxxxxx
** 石川 睦% Master of Fake Smile @日本 Linux 協会 **
LLUG http://llug.linux.or.jp/