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[debian-devel:10684] Re: GNU Emacs (Re: Debian JP popularity contest results)
久保田です。
From: ISHIKAWA Mutsumi <ishikawa@xxxxxxxxxxx>
Subject: [debian-devel:10681] Re: GNU Emacs (Re: Debian JP popularity contest results)
Date: Tue, 19 Oct 1999 14:43:07 +0900
説明ありがとうございます。
> (1) (2)
> X サーバ <------> 入力サーバ <--------------------> かな漢字変換サーバ
> XIM (kinput2 Canna プロトコル (jserver とか
> とか) Wnn プロトコル など cannaserver)
>
> #等幅フォント前提の図です ^^;;;
>
> で、esecanna がやるのは (2) の部分のプロトコル変換なので、(1) の部分
> とは関係ないです。
むつみさんと私とでは、ちょっと視点がずれているような気がします。
(たぶん、私が自分の意見をきちんと説明できていなかったからでしょう...)
私は、(漢字変換を利用する) アプリケーションの立場で言ってたのです。
多言語入力を必要とする X クライアントは、「XIM プロトコルをしゃべれる
ようにさえ作っておけば、その向こうがどうなっているかは全く気にする
必要がない」ですよね。変換サーバーが直接 XIM をしゃべろうが、どんな
ソフト (たとえば kinput2 とか) が仲介に入ろうが。
一方、コンソール上で動くアプリケーションには、「××プロトコルを
しゃべれるようにさえ作っておけば、その向こうがどうなっているかは全く
気にする必要がない」ような「××」は、いまのところ、存在しません。
だから、Canna プロトコルをしゃべるアプリケーションは Canna だけしか
使えないし、Wnn プロトコルをしゃべるアプリケーションはWnn だけしか
使えない。
で、私が興味があるのは、esecanna の登場によって、将来、その「××」の
ところに「canna プロトコル」が来るようになるだろうか、来るようになる
可能性はあるだろうか、ということです。
そうすれば、(現在、i18n 対応 X クライアントは XIM をサポートすべきで
あるのと同様、) 将来「i18n 対応コンソールアプリケーションは canna
プロトコルをサポートすべきである。そうすれば、ユーザーの設定次第で
好きな漢字変換ソフトや好きな言語を使うことができる」という状況が
やってくることになります。
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* 久保田智広 Tomohiro KUBOTA
* tkubota@xxxxxxxxxxx / kubota@debian.or.jp
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