[debian-devel:12798] Re: Japanese support in debiandoc-sgml (Re: I cannot install cslatex)

[Atsuhito Kohda <kohda@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>]

今までにテストして判ったことをまとめておきます。

maint-guide.ja.sgml から作った maint-guide.ja.tex
のみでの話で、一般性には欠けてる可能性あります。
また推測にすぎないことも断わらずに書いてます(^^；

1) jlatex -> dvi2ps -> ps2jpdf

* dvi2ps が対応してない、あるいは設定が不十分なため

%\usepackage{helvet}
%\usepackage{times}

にする。

* \usepackage{hyperref} は無効になるのでリンクは使えない。

2) PDFLaTeX + cjk-latex

* cjk-latex の仕様で chapter/section など補助ファイルに
書き出し/読み込みする部分は日本語が使えない。

* 日本語 Type 1/TrueType フォントが無い/知らないため、日本語
には PK フォントを使うしかない。

PK フォントは undocumented みたいですがデフォルトが 600
らしいので、それ以外の場合は 
/usr/share/texmf/pdftex/config/pdftex.cfg に 

pk_resolution 400

のような設定しないと見付けてくれなくて失敗します。
(あらかじめ dvi を作るなどして xdvi などで PK は作って
おくか dnp フォントを用意しておきます)

* リンクが使える。

とりあえず 2) で日本語も表示させてリンクで飛ばしたりする
と気分的にはオッケーですが、拡大縮小はダメだと思います。

			    平成１２年８月１２日(土)
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 香田 温人（こうだ あつひと）
 http://www1.pm.tokushima-u.ac.jp/%7Ekohda/