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[debian-devel:14377] Re: groff Japanese support breaks PS output for latin2
At Tue, 10 Jul 2001 10:56:53 +0900,
Tomohiro KUBOTA <tkubota@xxxxxxxxxxx> wrote:
> At Sun, 8 Jul 2001 21:14:15 +0900,
> Taketoshi Sano <kgh12351@xxxxxxxxxxx> wrote:
>
> > groff@xxxxxxxx ML で拾った情報によると、
> > groff の Japanese support patch で euc-jp の範囲にある
> > 文字が wchar として認識されてしまうために latin2 な文字を
> > 含む文書を PS 出力すると文字化けしてしまうという問題が
> > 生じているようです。
> >
> > Japanese support を on/off するための runtime switch が
> > 必要ではないでしょうか。
>
>
> ad-hoc なやっつけ仕事から将来を見越した改良まで、何段階かの方法が
> 考えられます。
>
> まず、いちばん ad-hoc なのは、src/include/eucmac.h のなかに
> 2箇所ある、
>
> if ( device ) {
> if ((strncmp(device, "latin1", 6) == 0) ||
> (strncmp(device, "ascii8", 6) == 0)) {
> return(0);
> }
> }
>
> を、
>
> if ( device ) {
> if (strncmp(device, "nippon", 6) != 0) {
> return(0);
> }
> }
>
> と変えてしまうことです。これにより、日本語は -Tnippon デバイスで
> しか使えないようになります。ただし、この方法は、PS や DVI などで
> 日本語が使えなくなってしまうという問題があります。
PSやDVI の需要次第ですね :-)
需要が少なければこちらで OK ですし、
多ければ難しいところ…。
> 次は、2 バイト文字判別用のコマンドオプションの新設です。
> 上記 eucmac.h では、device の判別ではなく、そのオプションが
> 指定されたかどうかで判別するようにします。ただし、この方法は、
> 混乱している groff のオプション指定 (デバイスタイプと
> エンコーディングの指定がごっちゃになっている) をますます混乱
> させてしまう、という問題があります。
PS でも日本語が使え、かつ euc-jp と iso8859-2 が共存できるのが
この方法なら、こちらもいいのではないでしょうか。
指定するのはユーザ側の責任ですし、指定さえ正しければ、
groff も意図通りに動きますし。
> いま考えているのは、いちばん ad-hoc な案です。とりあえず、「日本語
> パッチのせいで使えなくなってしまったじゃないか」というふうなことになり、
> ひいては日本語サポート/パッチ一般に対する敵視というか関わりたく
> ないというふうな雰囲気が生まれたりしないかということが、心配なので。
個人的な考えですが、latin2 のユーザ数って EUC-JP と比較して少ないんじゃ
ないかと思っています。また、サポートについても EUC-JP ほどずっとされてい
たか疑問な部分があります。
多数決は決して褒められたことではありませんが、現状の
Debian's groff がすでに日本語をそれなりにサポートしているわけで、
この点については、もっと我々の利便性の必要性と需要の多さ (多いという
仮定の元ですが) を訴えてもいいんじゃないかなあと思ったりします。
# 自己中心的ですがこういう考えもあるということで (^_^;
最終的に iso8859-2 と euc-jp が共存できる解法が
ベストであることは、もちろんのことですが…。
-- gotom