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[debian-devel:15991] Re: Debian JP の将来プロジェクト



あらきです。d-d@jpにだけ送っています。

> Debian-JPの皆様
> 
> 今回の会長選挙でもDebian-JPの両候補とも -JP 独自のAPTレポジトリーサービス
> に関して将来の廃止の方向が所信表明で出されました。

これについて誤解はないと思うのですが、3年程前のいわゆるJPパッケージリリースから
debian.orgでの多言語化をめざす方針を踏襲しています。

いわゆるJPリリースにはaptだけにとどまらず、日本語化されたbtsがあったり、
security-jp(ちょっとうろおぼえ)等も付随します(していました)。

> MLと翻訳とサーバーメンテ以外は別とした今後の活動が商標管理などだけでは
> ちょっと寂しいな戸思うのは私だけでしょうか?
> 
> 日本語を使うために便利なapt line一覧を提供もいいのですが、ある意味で
> language-envパッケージと同じです。
> 
> 実際デビアンを使って思ったのは、日本語を使いやすいと言うレベルに設定する
> 事の繁雑さです。
> 
> そこで思い付いたのは最近のdebian-develにあったCDD(カスタムデビアン
> ディストリビューション)の話です。
> 
>    http://people.debian.org/~tille/debian-med/talks/paper-cdd/debian-cdd.html/ch-technology.en.html#s-med_common
> 
>    http://lists.debian.org/debian-devel/2004/debian-devel-200403/msg02411.html
> 
> この背景は、本家Knoppixやamu@debian.orgがしているgnoppixなどの存在です。
> 
> 標準DebianCDの枚数が増え続け、netinstをしても普通の人ではまず簡単に日本語
> 環境が設定できないことを考えると、Debian-JPとして日本語にカスタマイズした
> CDDのライブCDを提供すると面白いのかなと思いました。

> ただもう既に
> 
>   http://www.knoppix.org/
>   http://www.gnoppix.org/
> 
> の日本語版 (コンタクトアドレスあてにCCさせて頂きました)
> 
>   http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/
>   http://www.lap-works.net/~xaren/gnoppix-ja/
> 
> があるのも事実ですが。

> こういった事はDebian-JPではどういった事になっているのでしょうか?
> 
> なにか協力関係があるのでしょうか?

両方に顔だしている人や動向を見ている人はいるかもしれませんが、
Debian JPがこれらの団体に特別な地位をあたえて協力していることはないでしょう。

knoopixやgnoopixをはじめ動機づけがはっきりしていて、
「こんなアイディアがある。実現している」「こんな方法がある」という
人や団体がいるならばその方に任せるのが一番だと思っています。
なので、青木さんがやりたい、と思うならきっとそれが一番です。
そのためにDebian(JP)でおてつだいできることもあるでしょう。
このMLでぼそっといえば、わからないことや、困っていることが解決するかも
しれませんし。直接の助力も得られるのではないでしょうか。
# すくなくとも私は青木さんのアイディアと雛型を見てみたいです。

動機 == お金という人もいるかもしれないのでついでに書いておくと、
上の日本語版knoopixなどは個人的なものというよりは、
どこからか予算がついたものだと思います。
現実的にDebian JPはDebianの改良にお金を費やす主体になることはできません。
また、国際化のひとつに日本語化のアイデアがあって、そのための予算を
国や企業に予算をつけてもらうならば、実際にその手を動かして成果を
達成したその人に利益は直接渡ってほしいと思っています。

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あらきやすひろ

私がやるならもっと人間というかpackagerの手がかからないようなものかな。
auto-aptの最小環境CDとか。