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[debian-devel:16923] Re: パッケージのライセンスと upstream のライセンス(Re: ITP: ttf-kiloji スポンサー募集
かねこです。
Tatsuya Kinoshita さんは書きました:
> On July 16, 2007, [debian-devel:16919],
> henrich (at debian.or.jp) wrote:
>
>>> ttf-konatuのdebian/copyrightについて。Debian packaging licenseをGPLに
>>> されていますが、upstreamのCC by-sa 3.0と矛盾しています。
>>>
>>> また、ttf-kilojiの方も、Debian packaging licenseがGPLになっていて、
>>> upstreamではBSDライセンスなのに、GPLと矛盾するライセンスのものとマージ
>>> できなくなってしまっています。
>>>
>>> Debian packagingについては、明記しつつも、なるべく条件を追加しないよう
>>> にするのがよろしいのではないでしょうか。
>> upstream は xxx というライセンス、パッケージのソース自体(メンテナが
>> 手を加えた物)が GPL というものだという理解をしていますが、これだと
>> 矛盾しますか?
>
> upstreamの箇所をまったく改変しておらず、インストールスクリプトなど
> 完全に独立した部分のみであれば、矛盾しませんね。ですが、それだと今後
> の改訂に何かと不都合ではないでしょうか。
>
> 現時点で即配布不可という状態ではありませんが、「なるべく条件を追加し
> ないように」ということについては、検討していただければと思います。
実害が発生すると思います。はっきり言ってやるべきではないと思う。
(1) upstream 側でプログラムを含ませるような修正が加わった瞬間配布時に
bug 対策で修正を提供した人を含めて関係者全員の了解を取り付けるまで
配布不能になる。
(2) BSD 絡みで議論になっていましたが、例えば BSD 部に殆ど修正を加えて
いないという条件下で、GPL のメンテナスクリプトを足したという理由で
バイナリを GPL でリリースすることは法的には疑義を拭いきれない。
# 要するに、派生物と言えるまで修正を加えていないブツのライセンス
# を、ライセンサの承諾なしに無条件に変えられる訳ではない。
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Seiji Kaneko