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Re: Translation of 'Dselect documentation for beginners' has been corrected
今日は、Wenと申します。
返事が遅くなってすみません。
Kenshi Muto wrote:
> 武藤@イソターネット協会です。
> とりあえず「個人的に」気になったところをチェックしてみました。表記の揺れ
> が結構発生してますね。接続詞などで日本語になっていない部分もいくつかあり
> ます。ちょっと大きいので、
> http://210.160.87.123/~kmuto/debian/dselect/Dselect_kmuto_edited.txt
> に置いておきます。
助けて頂きました、有り難うございます。いい勉強になりました。
私の変な日本語が結構多いと思います。日本語書くのは難しなあ、
もっと日本語を勉強しなくちゃ。
今度武藤さんが直したの文書を再びテキストで送ります。
元の鴨志田さんとdiffの部分は行の頭に Diff-> を付けました。
宜しくお願いします。
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Guangcheng Wen | mailto:wen@xxxxxxxxx
Internet Solution Section | http://www.lbe.co.jp/~is/
of Software Development Division ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
La Belle Epoque Corp. #Making a new epoch
Fukuoka, Japan #Making the dreams of the world come true
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初心者のための Dselect 入門
Diff->この文書は、 dselect を初めて使う人のためのドキュメントであり、Debian のインストールを成功させる
Diff->ことを目的としています。この文書は dselect のすべてを説明しているわけではなく、初めて dselect を
Diff->使う場合は、ヘルプ画面を見ながら行って下さい。
dselect は 1100 からなるパッケージを選択してインストールするのに使います。 dselect はインスト
ール中に使われ、とても強力で少々複雑ではありますが、いくつかの知識をあらかじめ持っていれば、
迷うことはありません。以下のような段階でパッケージのインストールを行います。
Diff->アクセス方法の選択
利用可能なパッケージリストの更新
インストール/削除するパッケージの選択
パッケージのインストール、あるいは更新
設定されていないパッケージの設定
Diff->要らないパッケージの削除
それぞれの段階が完了すれば、 dselect が次へ進めてくれます。順番にすべての段階を飛ばすことな
く、進めてください。
Diff->この文書は時々他のシェルを起動することの話がある。 Linux は 6 つのコンソールやシェルを持ち、
いつでも使うことができます。 <LEFT-ALT> <F1> ... <F6> を押すことにより、切リ替えることができ
ます。切り替えた後は新しいシェルにログインして使ってください。 インストールに使うシェルは #1
で <LEFT-ALT> <F1> を押すことによってそこへ戻ることができます。
dselect を起動するとこのような画面になります。
Debian Linux `dselect' package handling front end.
0. [A]ccess Choose the access method to use.
1. [U]pdate Update list of available packages, if possible.
2. [S]elect Request which packages you want on your system.
3. [I]nstall Install and upgrade wanted packages.
4. [C]onfig Configure any packages that are unconfigured.
5. [R]emove Remove unwanted software.
6. [Q]uit Quit dselect.
次にそれぞれについて見ていきましょう。
0 Access:
これがインストール方法を選択する画面です。
dselect - list of access methods
Abbrev. Description
cdrom Install from a CD-ROM.
nfs Install from an NFS server (not yet mounted).
harddisk Install from a hard disk partition (not yet mounted).
mounted Install from a filesystem which is already mounted.
floppy Install from a pile of floppy disks.
ftp Install using ftp.
ここではインストールするパッケージがどこにあるかを選択します。 最初の3つの選択肢は便利で都合
Diff->が良いです。もし cdrom や nfs マウント、その他のパーティションをあなた自身でマウントした場合
Diff->には、 mounted オプションを使うと良いでしょう。つまり、 cdrom がすでにマウントされていたと
きにはmounted を使い、 そうでなければ、cdrom を選択します。 これは NFS や他のハードディス
クのパーティションについても同様です。
もしもここで問題があれば(例えば、Linux が cdrom を認識しなかったり、 NFS マウントされていな
かったり、どのパーティションにパッケージがあるかを忘れてしまったりしたときなど)、次のような
選択があります。
他のシェルを起動し、問題を解決して元に戻ります。
dselect を終了して、後程、再起動します。 いくつかの問題を解決するためには再起動する必要がある
かもしれません。このようなことを行なっても全然問題ありませんが、次に dselect を起動するときは
Diff->root でなければいけません。 最初のときと違って、Debianが次に起動したときには自動的に dselect は
起動しません。
インストール方法を選択したら、次は、パッケージの正確な場所を決定します。 もしこの選択が正しく
なければ、 ^C で、インストール方法の選択まで戻ります。
ここを通過すれば、メインの画面に戻ります。
1 Update
Diff->dselect は Packages もしくは Packages.gz のファイルをミラーから読み込み、自分のシステムの利用
可能なパッケージリストの更新をします。
2 Select
驚かないでください。 全てのことをここで行ないます。 ここでは、インストールしたいパッケージを
選択します。
<Enter> を押してください。 遅いマシンの場合、画面がクリアされても 15 秒程そのままになるので、
キーを連打しないように注意してください。
最初にヘルプファイルの 1 ページ目が表示されます。 ? を押せば、いつでもこの画面を出すことができ
ます。 . キーで続きを見ることができます。
始める前に次のことに気をつけてください。
すべての選択が終った後に選択画面から抜ける時は <Enter> を押してください。選択に何の問題もなけ
れば、これでメイン画面に戻ります。何か問題が生じれば、それらについて聞かれます。 出てきた画
Diff->面が適切であれば、 <Enter> を押して抜けてください。Problemの発生はまったく当たり前で予想され
たことです。 A という選択したパッケージとそのパッケージが必要とする B というパッケージがある
とき、 dselectはその問題を指摘し、最も適した解決法の提案をします。 もし A パッケージが(互いに
排他的な) B パッケージと衝突したとき、どちらを選ぶか聞いてくるでしょう。
選択画面の最初の 2 行を見てみましょう。
dselect - recursive package listing mark:+/=/- verbose:v help:?
EIOM Pri Section Package Description
これは,いくつかの特別なキーを知らせています。
Diff->+ インストールしたいパッケージを選択する。
Diff->= パッケージを保留する(不完全なパッケージのために役に立つ)。新パッケージを待っている
Diff-> 時古いパッケージを保留する。
Diff->- インストールしてあるパッケージを削除したり選択したパッケージのインストールを解除する。
Diff->_ インストールしてあるパッケージとその設定ファイルを削除する。
Diff->i,I パッケージ情報の表示を切り替える。
Diff->o,O パッケージリストの並び順番を切り替える。
Diff->v,V パッケージリストを切り替える。このキーを利用するとEIOMの情報が表示されます。ここに
Diff-> 概略的に説明します。(大文字と小文字の作用は違うの事を覚えて下さい。)
Diff->ラベル 意味 可能な値
E Error Space, R, I
I Installed state Space, *, -, U, C, I
O Old mark *, -, =, _, n
M Mark *, -, =, _, n
Diff->ここで全ての説明をするよりは、全部書かれているヘルプ画面を参照した方が良いでしょう。 一つ
の例で見てみましょう。
dselect を入力して次のような行があります。
EIOM Pri Section Package Description
** Opt misc loadlin a loader (running under DOS) for LINUX kernel
Diff->これは次のような意味です。前回 dselect を実行したときに選択した loadlin をそのままにし,現在も
選択した状態になっています。しかし、インストールされていません。 なぜでしょう? これは loadlin
Diff->パッケージが物理的に利用可能になっていないからに違いあり ません。 貴方のミラーはこのパッケージ
Diff^>を収録されていないからです。
Diff->dselect が使うすべてのパッケージを正しくインストールするの情報はパッケージ自身に生め埋まれてい
Diff->ます。世界中で完璧なものはないので、パッケージの依存関係が正しくなかった時などに dselectが単に
解決できないことがあります。ユーザには操作を元に戻すことができる方法があり、Q と X が選択画面
で利用可能なコマンドです。
Diff->Q 無視する。依存関係を無視してパッケージを強行選択する。結果は自分が責任を取る。
Diff->X 途方に暮れた際に使う。変更内容を破棄して終了する。
Diff->途方に暮れないためのキー:R、U と D
Diff->R 直前の変更内容を破棄する。先の変更を影響しない。
Diff->U もし dselect が変更を提案し、あなたがさらに変更を加えていた場合、U は dselect の選択を復帰
Diff-> する。
Diff->D あなたが行った選択を残して、dselect によって行われた選択を削除する。
例
boot-floppies パッケージはこれらのパッケージに依存しています:
libc5-pic
ncurses3.0-pic
mkrboot
ncurses3.0-dev
Diff->boot-floppies をメンテナンスしている人達は次にあげるパッケージもインストールすべきだと考え
Diff->ます。 しかしながら、必須ではありません。
loadlin
fdos
dosemu
Diff->そのためboot-floppies パッケージを選択すると下の画面が表示されます:
dselect - recursive package listing mark: +/=/- verbose:v help:?
EIOM Pri Section Package Description
_* Opt devel boot-floppie Scripts to create the Debian installationfloppy
_* Xtt devel libc5-pic Kit for building specialized versions of the sha
_* Xtr devel ncurses3.0-p Video termial manipulation: Shared-library subs
_* Opt devel mkrboot Make a kernel + rootimage bootable from one disk
_* Opt devel ncurses3.0-d Video terminal manipulation: Developer's librari
_* Opt misc loadlin a loader (running under DOS) for LINUX kernel i
_* Opt misc fdos Free DOS (Kernel + boot utilities + Documentatio
__ Opt misc dosemu The Linux DOS Emulator
Diff->必要とされるパッケージすべてが選択された状態になっていることに注目してください。
Diff->R キーで最初の状態に戻ることができます。
dselect - recursive package listing mark: +/=/- verbose:v help:?
EIOM Pri Section Package Description
__ Opt devel boot-floppie Scripts to create the Debian installationfloppy
__ Xtt devel libc5-pic Kit for building specialized versions of the sha
__ Xtr devel ncurses3.0-p Video termial manipulation: Shared-library subs
__ Opt devel mkrboot Make a kernel + rootimage bootable from one disk
__ Opt devel ncurses3.0-d Video terminal manipulation: Developer's librari
__ Opt misc loadlin a loader (running under DOS) for LINUX kernel i
__ Opt misc fdos Free DOS (Kernel + boot utilities + Documentatio
__ Opt misc dosemu The Linux DOS Emulator
Diff->(もし boot-floppies パッケージが必要ないと判断したら、 <Enter> を押します。)
Diff->D キーで最初に自分が選んだものが一番上になります。
dselect - recursive package listing mark: +/=/- verbose:v help:?
Diff->EIOM Pri Section Package Description
_* Opt devel boot-floppie Scripts to create the Debian installation floppy
__ Xtt devel libc5-pic Kit for building specialized versions of the sha
__ Xtr devel ncurses3.0-p Video termial manipulation: Shared-library subs
__ Opt devel mkrboot Make a kernel + rootimage bootable from one disk
__ Opt devel ncurses3.0-d Video terminal manipulation: Developer's librari
__ Opt misc loadlin a loader (running under DOS) for LINUX kernel
__ Opt misc fdos Free DOS (Kernel + boot utilities + Documentation
__ Opt misc dosemu The Linux DOS Emulator
Diff->U キーで dselect の選択を戻す。
dselect - recursive package listing mark: +/=/- verbose:v help:?
EIOM Pri Section Package Description
_* Opt devel boot-floppie Scripts to create the Debian installation floppy
_* Xtt devel libc5-pic Kit for building specialized versions of the sha
_* Xtr devel ncurses3.0-p Video termial manipulation: Shared-library subs
_* Opt devel mkrboot Make a kernel + rootimage bootable from one disk
_* Opt devel ncurses3.0-d Video terminal manipulation: Developer's librari
_* Opt misc loadlin a loader (running under DOS) for LINUX kernel i
_* Opt misc fdos Free DOS (Kernel + boot utilities + Documentation
__ Opt misc dosemu The Linux DOS Emulator
Diff->今はデフォルトのまま進めることを勧めます。 後にパッケージを追加する機会が沢山あります。 あなた
の経験次第で除外可能なものとしては、次のようなものがあります。
Diff->emacs (とても大きく、全ての人が必要としているわけではありません。)
Diff->私がインストールをお勧めしないものとしては、次のようなものがあります。
inn (大きく、設定が困難)
x11 (大きく、設定が困難)
Diff->何をインストールするか決めたら、 <Enter> を押してメイン画面に戻ります。 これで未解決な問題が
あれば、その問題を解決する画面になるでしょう。
Diff->R 、 U 、 D キーはこうしたらどうなるだろうと言う状況においてとても便利です。 自分で試してみ
Diff->て、すべてを元に戻して、やり直すことができます。これらが Break In Emergency と書かれたガラス
Diff->箱と見なしてはいけません。
選択画面での選択が終ったら、 I を押すと広い窓になり、 t で先頭に移動し、page-down キーで素
Diff->早く画面の切り替えができます。 これで自分の選択を確認してミスを見つけることができます。何人か
Diff->の人は、ミスで全てのパッケージを選択してしまい、手遅れになるまで気づがなかったそうです。Dselect
Diff->は非常に強なツールなので、間違った使い方しないようにしてください。
Diff->次のような状況になるはずです。
package category status
required all selected
important all selected
standard mostly selected
optional mostly dselected
extra mostly dselected
Diff->嬉しいですか? <Enter> を押して、選択を終了します。ご希望であれば戻って再び選択を実行すること
Diff->ができます。
3 Install
dselect は全体で 1100 パッケージを持ち、選択されたものをインストールします。 インストールする
Diff->にあたり、いろいろと聞いてきたりします。他のシェルに移動して古い設定と新しい設定を比較するのは
Diff->しばしば便利です。 古いファイルが old.modules であるとき、新しいファイルはconf.modules.dpkg-new
となります。
Diff->最新のマシンでは非常に速く画面がスクロールしていきます。^S や ^Q で 画面を止めたり進めたりで
Diff->き、インストールの最後にはインストールされなかったパッケージの一覧が得られるでしょう。 全ての
Diff->記録を取りたければ、tee や script のような一般的な UNIX の機能を使ってください。
インストールするように設定されていてもまだインストールされていないパッケージがあるとき、その
パッケージに依存しているパッケージはインストールされないことが起こり得ます。 その場合はインス
トールをもう一度行なってください。 4 回インストールしてすべてのインストールが終わったとの報告
もあります。
4 Configure
ほとんどのパッケージは 3 のインストールで設定をしますが、やり残したものは、ここで設定を行いま
す。
5 Remove
Diff->インストールされているもの、必要がなくなったパッケージを除去します。
6 Quit
Diff->たくさんの新ファイルをシステムに入れたので、ここで /etc/cron.daily/find を実行することを提案し
ます。 そして、locate を使えば、引数として入力したファイルの場所を出力できます。
ヒント
Diff->インストールの過程で dselect が実行された時、すでに ASAP が起動していることを望むかもしれませ
Diff->ん。方法を習い理解するまで、約1時間くらいかけてください。 最初に選択画面に入ったときは何も選
Diff->択しないでください。 <Enter> を押してどんな依存関係の問題があるかを調べてください。問題があっ
Diff->たらその問題を解決してください。もしメイン画面に戻っていたなら、再び Select を実行してください。
i を 2 回押すとパッケージのサイズを知ることができます。 これは圧縮されたパッケージのサイズなの
で、展開されたファイルはもっと大きなものになるでしょう。
新しい Debian システムをインストールするのはとても複雑なことですが、 dselect はできるだけ易し
くしてくれます。 だから、時間をかけてどのように操作するかを学んでください。 ヘルプ画面を見て、
i、I、o や O を試してください。 また、 R を使ってみてください。 これで全部ですが、これを効果
的に使うかどうかはあなた次第です。
Glossary:
パッケージ
インストールやアンインストール、プログラムを実行するのに必要なものが全て含まれているファイル。
パッケージを処理するプログラムは dpkg です。 dselect は dpkg のフロントエンドです。 慣れた
ユーザはよく dpkg を使ってパッケージをインストールしたり、取り除いたりします。
パッケージ名
全てのパッケージの名前は xxxxxxxxxxx.deb のような形式になっています。
パッケージの名前の例:
efax_08a-1.deb
lrzsz_0.12b-1.deb
mgetty_0.99.2-6.deb
minicom_1.75-1.deb
term_2.3.5-5.deb
uucp_1.06.1-2.deb
uutraf_1.1-1.deb
xringd_1.10-2.deb
xtel_3.1-2.deb