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Re: dpkg(8) for dpkg_1.4.0.34



鍋谷です。

From: Hiroshi KISE <fuyuneko@xxxxxxxxxxxx>
Subject: Re: dpkg(8) for dpkg_1.4.0.34
Date: Sun, 14 Mar 1999 23:27:44 +0900

> > > dpkg(8)を1.4.0.34付属のものにあわせました。原文と訳文を比較しやすく
> > > するため、整形済みのものにdiffをかけて、さらに手で加工しています。
> > > チェックお願いします。
> > お疲れさまです。70% くらいのチェックが終りました。

一応、すべてチェックしました。今回は、言いまわしの変更だけです。

>        dpkg -r | --remove |  --purge package ... | -a | --pending
> -	      Remove an installed package.  -r or --remove remove
> -	      everything except configuration  files.	This  may
> -	      avoid  having  to	reconfigure the package if it is
> -	      reinstalled later.  (Configuration  files	are  the
> -	      files listed in the debian/conffiles control file).
> -	      --purge removes everything, including configuration
> -	      files.   If  -a  or --pending is given instead of a
> -	      package  name,  then  all	packages  unpacked,  but
> -	      marked   to   be	removed   or	purged	in  file
> -	      /var/lib/dpkg/status,  are   removed   or	purged,
> -	      respectively.
> +              イ ン ス トール済みのパッケージを削除する。 --purge
> +              は、設定ファイルを含むすべてを削除す る。  --remove
> +              は、設定ファイルを除いたすべてを削除する(設定ファイ
> +              ルの一覧は、 conffiles コントロールファ イ ル に あ
> +              る)。 も し、-a または --pending が指定されている場
> +              合、インストールされていて、remove または purge  の
> +              印 の あるパッケージすべてを remove または purge す
> +              る(印は /var/lib/dpkg/status に記録されている)。

引数としてパッケージ名の代わりに、-a または --pending が指定され
た場合は、/var/lib/dpkg/status ファイルに削除(remove)または完全
削除(purge)のマークを持つすべての展開済パッケージを、それぞれ削除
または完全削除する。

> -	      Be sure to give --no-act before the  action-parame-
> -	      ter,  or you might end up with undesirable results.
> -	      (e.g.  dpkg --purge foo --no-act will  first  purge
> -	      package foo and then try to purge package --no-act,
> -	      even though you probably expected it to actually do
> -	      nothing)
> +              ア クションパラメータの前に --no-act を置いてあるこ
> +              とを確認せよ。さもなくば、予期しない結果に終わ る。
> +              (例えば、dpkg --purge foo --no-act は、最初にパッケ
> +              ージ foo を本当に purge し、次にパッケージ --no-act
> +              を purge しようとする。これはあなたが予想した「実際
> +              にはシステムに何も変更を加えることはない」とは異 な
> +              る)

オプション --no-act は、必ずアクションパラメータより前に与えること。
さもなくば、望ましくない結果が起きる可能性がある。(例えば、
システムに何も変更を加えるつもりがないのに、
dpkg --purge foo --no-act を実行すると、最初にパッケージ foo が
本当に purge され、次にパッケージ --no-act が purge されることになる。

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大阪大学理学研究科物理学専攻 博士後期課程1年 大坪研究室(06-6850-5346)
         鍋谷 栄展      nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx