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Re: descriptionの翻訳に参加します



佐野@浜松です。

In article <199903220829.RAA29497@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
 Takashi Nishimoto <g96p0935@xxxxxxxxxxxxxxxx> さん writes:

> description の翻訳に参加したいと思います。

お待ちしてました。 ^^) 是非よろしくお願いします。

> やり方や決まりなどがありましたら教えてください。

過去のメールでいくつか「こうしたほうが良いんじゃない」という話を
聞いたので、西本さんの参加を機に「ガイド」的なものを作ろうかと
思い始めたところです。はった(ま)さんの「Debian JP 文書作成の指針」
も Debian JP の Web に置いてすぐに参照できるようにしたいですね。

# だって、もっとたくさん人を集めたいし、集まってくれた人がすぐに
# 「何をすれば良いのか」わかるようにしたいから。

なお、下記に書いたことの他にも <http://www.debian.or.jp/Todo.html> から
「Debian Project ウェブページの和訳」
 <http://www.debian.or.jp/WebTranslation.html> に辿って、「訳語一覧」とかも
見ておくと、ある程度参考になるかもしれません。

以下、過去メールの情報を勝手に編集したものです。

 ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  === 

 - 文書内容について

最低限必要な情報は

 Package:
 Version:
 Description:

の 3 つ。

  <http://www.debian.or.jp/Documents/users/kamop/chdesc.ja.html> を参照。

それと,Description: の最初の1行は短めにすること。
 ( ncurses の行末処理の関係で文字化けするため)
原文が長いものは相当意訳 (異訳 ?) になるが、できるだけ短くする。
 (あとから修正するのは非常に大変) 

原文のテキストで . だけの行になっているところはそのまま残すこと。
これは dselect で表示した際に改行を意味するもの。


作業の重複を避けるため、既に翻訳のあるものはできるだけそのまま使うこと。

武藤さんの翻訳した文書
  <http://www.topstudio.co.jp/~kmuto/debian/description/kmuto-ja.tar.gz>


後で校正する人のことを考えると、原文はコメントアウト (行頭に "# ") して
残しておいたほうがベター。

原文の説明と訳文の説明の間に空行を置くことを推奨

複数の Version: 情報がある Description は、

Package: 直後の Version: が最新のバージョン。2 つめの Version 以降は 
Description がその Version までは同じだったという意味。

例えば

  Package: hogehoge
  Version: version-a
  Description: hogehoge is ....
   ...
   ...
  Version: version-b
  Description: Hogehoge is ....
   ...
   ...

としたときに,

  - version-bまでのDesctiptionは2番目のもの
  - version-bより後のDescriptionは最初のもの
  - version-aは,最初のDesctiptionと変更がない限り,随時更新.

もし,version-cがリリースされて,version-aのDescriptionと異なる
場合には次のようになる。

  Package: hogehoge
  Version: version-c
  Description: new hogehoge is ....
   ...
   ...
  Version: version-a
  Description: hogehoge is ....
   ...
   ...
  Version: version-b
  Description: Hogehoge is ....
   ...
   ...

  - 推奨書式

 Package: hdlant # そのまま
 Version: 2.1-1  # そのまま
 #Description: calculates dimensions for microwave ham radio antennas
 #... # 英文の説明
 Description: マイクロ波ハムラジオアンテナの寸法計算
 ... # 日本語の説明

原文は Description: 行からコメントアウト

  - 作業の分割について

個々に作業したものをここ (ML) に投げてもらうのが一番楽. 
きりのいいところでまとめたものを WWW 上に置いて,さらにないものを
作業していくといったサイクルがよさそう.

ばーっと修正していきなり投げられても反映させるなんて無理
とりあえずは新規分で作業してもらえると助かる

そのうちに CVS 管理に移行する予定。


  - Description 翻訳状況

Description 翻訳状況

最終更新日	1999年3月23日(火)
----------------------------------

先頭	全個数	残個数1	残個数2	翻訳担当者	状況
--------------------------------------------------------------------
A-Z0-9	8	4	0	武藤(kmuto@xxxxxxxxxxxxx)	訳済
a	125	13	0	武藤(kmuto@xxxxxxxxxxxxx)	訳済
b	81	19	0	武藤(kmuto@xxxxxxxxxxxxx)	訳済
c	136	110	60	秋本(kitune@xxxxxxxxxxxxxxx)	翻訳中
d	168	123	74	村上(mura@xxxxxxxxxxxxx)	翻訳中
e	95	80	60
f	120	99	79
g	200	152	127	樽石(taru@debian.or.jp)		翻訳中
h	34	25	0	佐野(xlj06203@xxxxxxxxxxx)	訳済
i	114	87	60	佐野(xlj06203@xxxxxxxxxxx)	翻訳中
j	51	34	19	佐野(xlj06203@xxxxxxxxxxx)	翻訳中
k	75	58	29	佐野(xlj06203@xxxxxxxxxxx)	翻訳中
l	522	409	350
m	166	115	73
n	120	83	61
o	34	23	16
p	235	160	130
q	29	24	21	Nishimoto(g96p0935@xxxxxxxxxxxxxxxx) 翻訳中
r	83	65	57
s	210	171	117
t	154	100	81
u	45	35	11	武藤(kmuto@xxxxxxxxxxxxx)	翻訳中
v	42	33	24
w	100	81	70
x	365	268	176
y	13	3	0	武藤(kmuto@xxxxxxxxxxxxx)	訳済
z	22	5	0	武藤(kmuto@xxxxxxxxxxxxx)	訳済
--------------------------------------------------------------------

先頭:パッケージ名の先頭1文字を示します。
全個数:その先頭アルファベットのパッケージの個数を示します。
残個数1:description-ja.tar.gzから示される残個数を示します。
残個数2:上の個数から、すでに翻訳が行われたものを除いた数を示します。
翻訳担当者:現在の翻訳担当者を示します。
状況:ない場合はまだ行われていないこと、翻訳中は現在翻訳中であることを示
     します。訳済は翻訳がすべて終了したことを、チェック済は編集チェック
     まで済ませたことを示します。

この統計は http://www.topstudio.co.jp/~kmuto/debian/description/TODO
でも見ることができます。

http://www.kfoot.com/debian/description-ja.tar.gz
 または
http://www.topstudio.co.jp/~kmuto/debian/description/description-ja.tar.gz
が翻訳対象のファイル群です。
tar zxvf description-ja.tar.gz を実行するとdescription-ja/ ディレクトリ
下にファイルが作成されます。

残個数1と残個数2の食い違いでわかるとおり、一部のファイルについてはすでに
Debian-DOCまたは武藤が翻訳済です。
これらの情報については
http://www.topstudio.co.jp/~kmuto/debian/description/db/packview.php3
を参照してください。

# 参考にしたメール:

Message-Id: <199901050413.NAA05299@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Message-Id: <199901050508.OAA06372@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Message-Id: <199901050505.OAA06352@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Message-Id: <19990128091304K.kmuto@xxxxxxxxxxxxxxx>
Message-Id: <19990128093301C.kmuto@xxxxxxxxxxxxxxx>
Message-Id: <19990217164759Q.kmuto@xxxxxxxxxxxxxxx>
Message-Id: <19990303110402L.kmuto@xxxxxxxxxxxxxxx>
Message-Id: <199903120024.JAA29013@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Message-Id: <199901281508.AAA03585@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Message-Id: <199901300717.QAA03471@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Message-Id: <14003.10061.890992.84594U@jr5pdx.debian.or.jp>
Message-Id: <199901310756.QAA00390@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>

 - その他、書き方などについて

 参考:
 <http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9803/debian-jp-orthography/index.html>

1.数字、アルファベット、()は半角のほうがいい

1.英字アルファベットと日本語が並んだ場合、半角スペースを空ける
2.「、」は使わず「,」を使う
3.Web →「ウェブ」

 -------  ------- ------- ------- ------- ------- ------- ------- ------- -------
<!doctype debiandoc system>

<debiandoc>

  <book>

    <titlepag>

      <title>Debian JP 文書作成の指針</title>

      <author>
      八田真行<email>masayuki-h@xxxxxxxxxxxxxxx</email>
      </author>
      
      <version>
        バージョン 0.0、<date>
      </version>

      <abstract>
        Debian JP Documentation ML で流れた文書の書き方に関する話題
	をまとめました。
      </abstract>

      <copyright>
        <copyrightsummary>
	  Copyright &copy; 1999 Masayuki Hatta All Rights Reserved.
	</copyrightsummary>
        <p>
          この文書はフリーソフトウェアです。
          GNU 一般公有使用許諾契約書(バージョン2かそれ以降)の定める
          各条件に基づいた再配布および変更を許可します。  
	</p>
      </copyright>
	   
    </titlepag>

    <toc detail="sect">

    <chapt id="format">
      <heading>文書の形式</heading>
      <p>
        <enumlist compact="compact">
	  <item>
	    文書は原則としてプレーンテキスト形式とする。SGML で書かれている
	    ことが好ましい。
	  </item>
	  <item>
	    文字コードは ISO-2022-JP か EUC-JP が好ましい
	    (Emacs20 なら M-x set-buffer-file-coding-system で
	    iso-2022-jp-unix などを選択)
	  </item>
	</enumlist>
    </chapt>

    <chapt id="notation">
      <heading>表記</heading>

      <sect id="symbols">
        <heading>英数字・記号の表記</heading>
        <p>
          英数字や記号に関する規則は以下の通り。
        </p>
        <p>
          <enumlist compact="compact">
	    <item>
              英数字は原則として半角にする。
	      例:×Debian → ○Debian
            </item>
            <item>
	      記号類は原則として半角にする。
	      例:×() → ()
	    </item>
            <item>
	      句点は「.」を使わず「。」を使う。
	    </item>
            <item>
	      読点は「,」を使わず「、」を使う。
	    </item>
            <item>
	      英字アルファベットと日本語が並んだ場合,半角スペースを空ける。
	      例:「日本語と English が並んでいる」
	    </item>
	    <item>
	      丸カッコの前後に半角スペースを空ける。
	      例:「カッコと (カッコ内) では」
          </enumlist>
        </p>
      </sect>
     
      <sect id="hirakana">
        <heading>ひらがなにすべき表記</heading>     
        <p>
          以下に挙げるのは原則としてひらがなにすべき表記である。
	  ただし、かな文が続いて視覚的に切れ目を示したい場合などは、
          書き手の判断で漢字を使ってもよい。
        </p>
        <p>
          <taglist compact="compact">
            <tag>
	     <tt>幾つ</tt>
	    </tag>
            <item>
	      → いくつ
	    </item>	
            <tag>
	      <tt>及び</tt>
	    </tag>
            <item>
	      → および(「及ぶ」はそのまま)
	    </item>
            <tag>
	      <tt>仮名</tt>
	    </tag>
            <item>
	      → かな
	    </item>
            <tag>
	      <tt>全て</tt>
	    </tag>
            <item>
	      → すべて
	    </item>
            <tag>
	      <tt>〜の為</tt>
	    </tag>
	    <item>
	      → 〜のため
	    </item>
            <tag>
	      <tt>出来</tt>
	    </tag>
            <item>	
	      → でき
	    </item>
            <tag>
	      <tt>無し</tt>
            </tag>
            <item>
	      → なし
	    </item>
            <tag>
	      <tt>等</tt>
            </tag>
            <item>
	      → など
	    </item>
          </taglist>      
        </p>
      </sect>	 

      <sect id="kanji">
        <heading>漢字にすべき表記</heading>
	<p>
          以下に挙げるのは原則として漢字にすべき表記である。
        </p>
        <p>
          <taglist compact="compact">
            <tag>
	      <tt>もっとも</tt>
	    </tag>
	    <item>
	      → 最も(「もっとも、〜」のような出だしの場合はひらがなのまま)
	    </item>
          </taglist>
        </p>
      </sect>    

      <sect id="katakana">
        <heading>カタカナ語の表記</heading>
        <p>
          カタカナ語の表記に関する規則は以下の通り。
        </p>
        <p>
          <enumlist compact="compact">
            <item>
              半角カナは使用しない
            </item>
            <item>
              英語の語末の er・ar・or などに当たる長音符号「ー」は
	      原則として省く。
            </item>
          </enumlist>
        </p>
        <p>
          特に注意すべきものとしては、
        </p>
        <p>
          <taglist compact="compact">
            <tag>
              <tt>サーバー</tt>
            </tag>
            <item>
              → サーバ
            </item>
            <tag>
              <tt>ユーザー</tt>
            </tag>
            <item>
              → ユーザ
            </item>
          </taglist>
        </p>
      </sect>

    </chapt>

    <chapt id="terminology">
      <heading>訳語の統一</heading>
      <p>
	頻出用語の訳は以下のように統一する。ここに載っていないものは
	<url id="http://www.globe.to/%7Emoka/debian/debian_trans_table/trans_table.html"; name="Debian 対訳表">
	で確認すること。
      </p>
      <p>
        <taglist compact="compact">
	  <tag>
	    <tt>Administrivia</tt>
	  </tag>
	  <item>
	    → この文書について
	  </item>
	  <tag>
	    <tt>boot</tt>
	  </tag>
	  <item>
	    → (システムの)ブート
	  </item>
	  <tag>
	    <tt>document(s)</tt>
	  </tag>
	  <item>
	    → 文書
	  </item>
	  <tag>
	    <tt>interface</tt>
	  </tag>
	  <item>
	    → インターフェース
	  </item>
	  <tag>
	    <tt>invoke</tt>
	  </tag>
	  <item>
	    → (プログラムの)起動
	  </item>
	  <tag>
	    <tt>launch</tt>
	  </tag>
	  <item>
	    → (プログラムの)起動
	  </item>
	  <tag>
	    <tt>man page</tt>
	  </tag>
	  <item>
	    → man ページ
	  </item>
	  <tag>
	    <tt>suggest</tt>
	  </tag>
	  <item>
	    → 提案
	  </item>
  	  <tag>
	    <tt>Web</tt>
	  </tag>
	  <item>
	    → ウェブ
	  </item>
	</taglist>
      </p>

    </chapt>

  </book>
    
</debiandoc>              

 ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  ===  === 

-- 
     #わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。
    <xlj06203@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)