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Re: dpkg manpage translation
From: Kurasawa Nozomu <nabetaro@xxxxxxx>
Subject: Re: dpkg manpage translation
Date: Wed, 19 Nov 2003 23:29:20 +0900
> dselect(8)の訳です。
dselectはsargeバージョンでキー操作が変更になっているので、
ひきつづき使う人にとって、マニュアルは大事ですね。
ということで、差分です。意訳してみたり混乱したりしているので、
選んでください。
--
喜瀬“冬猫”浩@南国沖縄
Index: dselect.8
===================================================================
RCS file: /var/cvs/doc/dpkg/dselect.8,v
retrieving revision 1.1.2.1
diff -u -r1.1.2.1 dselect.8
--- dselect.8 19 Nov 2003 15:33:27 -0000 1.1.2.1
+++ dselect.8 20 Nov 2003 16:05:48 -0000
@@ -95,14 +95,14 @@
.\" Changes the directory where the dpkg `status', `available' and similar
.\" files are located. This defaults to \fI/var/lib/dpkg\fP
.\" and normally there shouldn't be any need to change it.
-.B --admindir <ディレクトリ>
+.B --admindir <directory>
dpkg が使用する `status' ファイルや `available' ファイルなどを置くディレクトリを変更する。
デフォルトは \fI/var/lib/dpkg\fP で、通常変更する必要はない。
.TP
.\" .B --debug <file> | -D<file>
.\" Turn on debugging. Debugging information is sent to \fI<file>\fP.
-.B --debug <ファイル> | -D<ファイル>
-デバッグを有効にする。デバッグ情報は \fI<ファイル>\fP に送られる。
+.B --debug <file> | -D<file>
+デバッグを有効にする。デバッグ情報は \fI<file>\fP に送られる。
.TP
.\" .B --expert
.\" Turns on expert mode, i.e. doesn't display possibly annoying help
@@ -119,8 +119,8 @@
.B --colour | --color screenpart:[foreground],[background][:attr[+attr+..]]
表示色を設定する。
ディスプレイがカラー表示をサポートしている場合に有効である。
-このオプションは、複数回使用される (さらに \fIdselect.cfg\fP でもっとも使用される) かもしれない。
-使用するごとに、画面の一部の色(自由に他の属性)を変更する。
+このオプションは、複数回指定できる (さらに \fIdselect.cfg\fP で一番使用される) かもしれない。
+指定ごとに、画面の一部の色(や他の属性)を変更する。
画面 (上から下まで) の部位は次のとおり:
.RS
.TP
@@ -189,7 +189,7 @@
.\" blink, bright, dim, bold
任意で、色設定の後に別のコロンで、属性を設定できる。
これはプラス("+")文字によって分離された、複数の属性のリストである。
-利用可能な属性を以下列挙する(すべてがすべての端末で有効とは限らない):
+利用可能な属性を以下列挙する(すべての属性がすべての端末で有効とは限らない):
normal, standout, underline, reverse, blink, bright, dim, bold
.TP
.B --help
@@ -199,7 +199,7 @@
.B --licence | --license
.\" Displays the \fBdselect\fP copyright and license information and exits
.\" successfully.
-\fBdselect\fP のコピーライトとライセンス情報を表示し、正常終了する。
+\fBdselect\fP の著作権情報とライセンス情報を表示し、正常終了する。
.TP
.B --version
.\" Print version information and exit successfully.
@@ -211,7 +211,7 @@
.\" is started interactively, it prompts the user with a menu of available
.\" actions:
.B dselect
-がインタラクティブに起動すると、
+を対話的に起動すると、
以下の利用可能アクションのメニューをユーザに提示する。
.SS access
.\" Choose and configure an access method to access package repositories.
@@ -251,7 +251,7 @@
.\" Details of the update action depend on the access method's implementation.
.\" Normally the process is straightforward and requires no user interaction.
update アクションの詳細は、アクセス方式の実装に依存する。
-通常、このプロセスは一方通行で、ユーザの入力を必要としない。
+通常、このプロセスは単純で、ユーザの入力を必要としない。
.sp
.SS select
.\" View or manage package selections and dependencies.
@@ -264,10 +264,10 @@
.\" of these changes to other depending or conflicting packages.
これが \fBdselect\fP のメイン機能である。
選択した画面で、全利用可能・インストール済みパッケージのリストを調査できる。
-管理者権限で実行すると、インタラクティブに、
+管理者権限で実行すると、対話的に、
パッケージ選択状況を変更することもできる。
-\fBdselect\fP は、これら変更により、
-他の依存・競合パッケージを関連して変更するか追跡する。
+\fBdselect\fP は、選択状況の変更に関連して起こる
+他の依存・競合パッケージについても同様に追跡する。
.sp
.\" When a conflict or failed depends is detected, a dependency resolution
.\" subscreen is prompted to the user. In this screen, a list of conflicting
@@ -283,7 +283,7 @@
.sp
.\" The use of the interactive package selections management screen is
.\" explained in more detail below.
-インタラクティブなパッケージ選択管理画面の詳細な使い方を後述する。
+対話的なパッケージ選択管理画面の詳細な使い方を後述する。
.sp
.SS install
.\" Installs selected packages.
@@ -309,7 +309,7 @@
.\" at http://bugs.debian.org/ or by reading the documentation
.\" for \fBbug(1)\fP or \fBreportbug(1)\fP, if these are installed.
インストール中にエラーが発生した場合、もう一度 install を行うよう促される。
-多くの場合、問題が発生しないか、解決済みである。
+その場合でも、ほとんどは、問題が発生しないか、解決済みとなっている。
問題が残ったままだったり、インストールが異常終了する場合、
原因・事情を調べて、Debian バグ追跡システムへバグ報告をしていただきたい。
バグ報告の方法は、http://bugs.debian.org/ や、
@@ -332,7 +332,7 @@
.SS config
.\" Configures any previously installed, but not fully configured packages.
すでにインストール済みだが、
-すべての設定が終わっていないパッケージの設定を行う。
+設定が完了していないパッケージの設定を行う。
.sp
.SS remove
.\" Removes or purges installed packages, that are marked for removal.
@@ -404,7 +404,7 @@
.\" Pressing the \fB'I'\fP key toggles a full-screen display of the packages
.\" list, an enlarged view of the package details, or the equally split screen.
\fB'I'\fP キーを押すごとに、パッケージリストの全画面表示、
-パッケージ明細の拡大、画面の均等分割を切り替える。
+パッケージ詳細の拡大、画面の均等分割を切り替える。
.sp
.\" .SS Package details view
.SS パッケージ詳細表示
@@ -450,7 +450,7 @@
.\" Shorthand display is the default.
リストにはパッケージごとに、パッケージの状況、優先度、セクション、
インストール済み・利用可能バージョン、パッケージ名、短い説明文が
-1行で表示される。
+1 行で表示される。
\fB'V'\fP キーを押すと、インストール済みバージョンと利用可能バージョンの
表示を ON/OFF できる。
\fB'v'\fP キーを押すと、パッケージ状況を詳細表示と簡略表示で切り替える。
@@ -559,7 +559,7 @@
.\" If the search reaches the bottom of the list, it wraps to the top
.\" and continues searching from there.
パッケージのリストは、 \fB'/'\fP を押してから、単純な検索文字列を
-入力すると、パッケージ名の検索ができる。
+入力することで、パッケージ名の検索ができる。
この文字列は、正規表現
.BR regex (7)
で解析される。
@@ -627,7 +627,8 @@
.\" only hold and unhold operations are useful when applied to groups.
一度に大量の未解決依存・競合を発生させるため、
中身が大きいグループを変更する場合は、十分注意するべきである。
-これを解決するのは非常に難しいため、依存関係解決画面に表示されることとなる。
+1 つの依存関係解決画面にすべて表示されることとなるため、これを解決するのは
+非常に難しい。
実際には、グループの変更が有用なのは、保留や保留解除の時ぐらいである。
.sp
.\" .SS Resolving depends and conflicts