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Re: Japanese manpage for Aptitude.
武井伸光です.
Mon, 6 Mar 2006 22:41:27 +0900
Message-ID: <20060306.224120.74742959.nori1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
> Aptitude の manpage を日本語に訳しました。
おつかれさまでした.
> 原文や原文との unified diff をアーカイブに入れてあります。
> また、ビルド生成物の aptitude.8 と aptitude.ja.8 も入れてあります。
> 適当なものを用いて査読していただけるとありがたいです。
どのファイルをチェックすべきなのかちょっと考えたのですが(指示がある
とラクです :-),ユーザの目に触れるファイルである manpage を見てチェッ
クするのが本道だと考え,man -Tnippon ./aptitude.ja.8 | lv
でチェックしました.
以下の指摘は,diff や,整形された manpage の出力を使ってのものです.
> - <term><replaceable>package</replaceable><literal>+M</literal></term>
> + <term><replaceable>パッケージ</replaceable><literal>+M</literal></term>
> <listitem>
> <para>
> - Install <replaceable>package</replaceable> and
> - immediately mark it as <link
> - linkend='secAutoInstall'>automatically
> - installed</link> (note that if nothing depends on
> - <replaceable>package</replaceable>, this will cause
> - it to be immediately removed).
> + <replaceable>パッケージ</replaceable> をインストールし、
> + その後すぐに、<link
> + linkend='secAutoInstall'>自動的にインストールされた</link>という印をそれに添付します
> + (<replaceable>パッケージ</replaceable> に依存するものがない場合、
> + そのパッケージがそのまますぐに削除されることに注意してください)。
この訳だと, install 直後に remove されるように読めてしまうのですが,
will がポイントなのでは.「(未来のいつの時点かで)依存されなくなった
途端にremove(=それまではremoveされない)」てな感じ.
よって,
「…(<パッケージ> に依存するものがなくなったならば、そのパッケージはす
ぐに削除されることに注意してください)。」
「…(<パッケージ> に依存するものがなくなった場合、そのパッケージはす
ぐに削除されることに注意してください)。」
「…(<パッケージ> に依存するものがなくなったならば、そのパッケージはす
ぐに削除されてしまうことに注意してください)。」
「…(<パッケージ> に依存するものがなくなった場合、そのパッケージはす
ぐに削除されてしまうことに注意してください)。」
などなど,いかがでしょう.
> Note
>
> 最 終確認用のプロンプトで一度 Y を入力すると、``install'' コマン
> ドは、実行するアクションに関する aptitude の保存情報を変更 し ま
manpageの出力です.
ここの Note はなんで翻訳されてないのかしらと思いましたが,<note> タ
グでしたか.これを http://www.linux.or.jp/JM/guidance/translation_note.html
のように「注意」としたいのですが,どこかで変更できるものなのでしょうか.
# Note でも意味が分からなくはないので,このままでもいいったらいいん
# ですけど,簡単に実現できるなら変更したいですね.
> - Install one or more packages. The packages should be
> - listed after the <quote>install</quote> command; if a
> - package name contains a tilde character
> - (<quote><literal>~</literal></quote>), it will be
> - treated as a search pattern and every package matching
> - the pattern will be installed (see the section <link
> - linkend='secSearchPatterns'><quote>Search
> - Patterns</quote></link> in the &aptitude; reference
> - manual).
> + 1 つ以上のパッケージをインストールします。
> + パッケージは、<quote>install</quote>
> + コマンドに続けて連ねてください。
まず,package name ですから,「パッケージ名」ですね.
それから,「つづけてつらねる」と用言が重なると分かりにくいので,
パッケージ名は install コマンドの後に続けてください。
とか,
install コマンドの後にパッケージ名を続けてください。
はどうでしょう.
> + パッケージ名にチルダ文字 (<quote><literal>~</literal></quote>)
> + が含まれる場合、それは検索パターンとして扱われ、
上記の「それ」ですが,初読の際に「それ=チルダ」と読んでしまって,検
索パターンがチルダであると誤読してしまいました.
この it はきちんと訳さずに,
パッケージ名にチルダ文字 (<quote><literal>~</literal></quote>)
が含まれる場合は検索パターンとして扱われ、
そのパターンにマッチするパッケージがすべてインストールされます(後略)
とか,
もっと言葉を足して,
パッケージ名にチルダ文字 (<quote><literal>~</literal></quote>)
が含まれる場合はパッケージ名部分が検索パターンとして扱われ、
そのパターンにマッチするパッケージがすべてインストールされます(後略)
てのはいかがでしょう.
チルダうんぬんは search コマンドのところにもあります.そちらも同様に.
> + (&aptitude; リファレンスマニュアルの <link
> + linkend='secSearchPatterns'><quote>検索パターン</quote></link>
> + セクションを参照してください)。
> - The following options may be used to modify the behavior of
> - the actions described above. Note that while all options
> - will be accepted for all commands, some options don't apply
> - to particular commands and will be ignored by those
> - commands.
> + 以上のアクションの振る舞いを変更するのに、
> + 以下のオプションが利用可能です。
> + すべてのオプションをすべてのコマンドにつけられますが、
すべてが重複するのがちょっとぎこちないので,
オプションは全てのコマンドに使えますが、
とか
オプションはコマンド全てと共に使えますが、
てのはどうでしょう.下は意訳すぎるか.
> + オプションによっては特定のコマンドに適用できず無視されます。
それから,文末に(apt-get(1)などのように)訳者表記を入れるのはいかが.
> AUTHOR
> Daniel Burrows.
manpageの出力です.
AUTHOR は「著者」としましょう.……ってこれも Note と同じで翻訳対象
の文ではないから訳者にはいじれないのかー.
セクション名を変換する表って aptitude のパッケージのどこかに配置され
るのかしらん.む,xml → manpage 変換の話だから xml パッケージとかそっ
ちの話? さっぱり分からないので識者のかた教えてください.
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タケイノブミツ