[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

Re: dpkg man page (4) 査読依頼



たかはしもとのぶです。

From: Seiji Kaneko <skaneko@xxxxxxxxxxxx>
Date: Thu, 6 Oct 2011 23:01:14 +0900

> かねこです。4 をざっと見ました。あまり気になるところはありませんでした。

ありがとうございます。

> ------>8------------>8------------>8------------>8------------>8
> --- 20110920ja.po.4.orig.txt	2011-10-05 19:30:05.000000000 +0900
> +++ 20110920ja.po.4.txt	2011-10-06 22:56:55.000000000 +0900
> @@ -403,11 +403,11 @@
>  "be used in B<debian/rules> by package maintainers to change the resulting "
>  "build flags."
>  msgstr ""
> -"環境変数には同じ意味を持つ設定方法が 2 つ存在する。1 つ目の方法 "
> +"同じ動作を行う環境変数が 2 組存在する。1 つ目 "
>  "(DEB_I<flag>_I<op>) を  B<debian/rules> 内で用いてはならない。"

誤訳気味のところ、修正ありがとうございます。

> -"この方法は、ソースパッケージをリビルドしたいユーザが、デフォルトのフラグ"
> +"この方法は、ソースパッケージをリビルドしたい全てのユーザが、デフォルトのフラグ"
>  "とは異なる設定を行いたい場合に用いること。

これですが、意図的に any を訳出しませんでした。敢えて訳出するのであれば、
「すべて」よりは「各」や「任意の」だと思いますが、この any のニュアン
スは、「ユーザ」だけでも表現されているように思いましたので。

また、単に「全ての」をいれると、却って日本語的に表現がおかしくなるよう
に思います。

どうでしょうか。

>  "とは異なる設定を行いたい場合に用いること。2 つ目の方法 (DEB_I<flag>_MAINT_I<op>) "
> -"は B<debian/rules> 内でのみ用いることができる。パッケージのメンテナがビルド"
> +"は B<debian/rules> 内でのみ用いるべきである。パッケージのメンテナがビルド"
>  "フラグを変更する際に用いること。"

上記の修正と合わせ、It's meant 以降の日本語表現を見直しました。

=====
"同じ動作を行う環境変数が 2 組存在する。1 つ目の"
" (DEB_I<flag>_I<op>) を B<debian/rules> 内で用いてはならない。"
"これは、デフォルトのフラグとは異なる設定でソースパッケージをリビルドしたい"
"ユーザ向けの設定である。2 つ目の方法 (DEB_I<flag>_MAINT_I<op>) "
"は B<debian/rules> 内でのみ用いるべきである。これは、パッケージのメン
テナがビルド"
"フラグを変更する際に用いること。"
=====

>  #. type: TP
> @@ -766,8 +766,8 @@
>  msgstr ""
>  "ビルド環境の設定後に、B<debian/rules> I<target> を呼び出し、そこでパッケージ"
>  "のビルド処理を中止する。B<--as-root> も設定されていた場合、コマンドは root "
> -"として実行される (B<-r> も参照のこと)。Debian policy によって、root での"
> -"実行が必須とされている公式なターゲットについては、本オプションは不要である。"
> +"として実行される (B<-r> も参照のこと)。Debian policy によって、公式に root での"
> +"実行が必須とされているターゲットについては、本オプションは不要である。"

上記のとおり直しました。

>  #. type: TP
>  #: dpkg-buildpackage.1:84
> @@ -995,7 +993,7 @@
>  "引数を付けて実行される。このオプションにより、パッケージのビルドの際に別の"
>  "プログラムを用いることが可能となる (スペースで区切られた引数を含めることも可能"
>  "である)。標準のルールファイルを別の make プログラムで実行する (例えば I<rules-file> "
> -"の代わりに B<usr/local/bin/make -f debian/rules> を用いる) ために用いる"
> +"の代わりに B<usr/local/bin/make -f debian/rules> を用いる) ために用"
>  "こともできる。"

???
これは修正ミス、でしょうか。

>  #. type: TP
> @@ -1769,7 +1767,7 @@
>  #. type: Plain text
>  #: dpkg-deb.1:218
>  msgid "Enables debugging output. This is not very interesting."
> -msgstr "デバッグ出力を有効にする。これはあまり役に立たない。"
> +msgstr "デバッグ出力を有効にする。これはあまり面白いものではない。"
> 
>  #. type: Plain text
>  #: dpkg-deb.1:224

直しました。

---
TAKAHASHI Motonobu <monyo@xxxxxxxxx>