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[debian-users:04524] Re: Recommended Packages (Re: tamagotchi)
こんにちは。松田陽一@PAL-NET三鷹です。
Linux-users MLにもCc: します。
George Hansper氏 (George_Hansper@xxxxxxxxxxxx) が、カーネル 2.0.21
用に書かれた、シリアルポートをMIDIポートにする patch を、無理矢理
カーネル 2.0.33 へ移植を試みました。
From: sphere@xxxxxxxxxxxxxxx (sphere)
Subject: [debian-users:04317] Re: Recommended Packages (Re: tamagotchi)
Date: Sun, 15 Feb 1998 12:52:37 +0900
> sphere@大阪3webnet です。
前回のメールより御無沙汰となります。(_o_)
> 私も最初 make xconfig で失敗してしまいした。make config はいくら何でもタ
> ルいので、make menuconfig でサウンドの周りの設定だけをしました。「Old
> configuration script」というメニューがあるので、これを選ぶと昔ながらに対
> 話的に設定していきます。最初に(存在すれば) /etc/soundconf から読み込むか、
> 最後に設定を書き込むか訊いてきます。最近のカーネルコンフィグでは
> drivers/sound/local.h と include/linux/autoconf.h にマクロが書き込まれる
> のですが、パッチが作成されたのが少し古いので、このあたりで不具合がでます。
>
> make menuconfig で設定した場合に生成される drivers/sound/local.h では必
> 要なマクロが書き込まれません。そこで drivers/sound に移りここで make
> config し、その場合生成される local.h では必要なマクロはすべて書き込まれ
> ますが、include/linux/autoconf.h と衝突するところがあります。ただ waring
> が出ますがコンパイルは通ります。私の環境の場合、結局欲しいのは、
>
> #define UART16550_BASE1 0x3f8
> #define UART16550_IRQ1 4
> #define UART16550_DIV1 3
>
> だけなので、これを local.h に張り付けてコンパイルすれば warning もなしに
> コンパイルは通りました。
と言う、sphere さんの情報を基に、素人なりに悪戦苦闘して見ましたが、
入手した patch が参照する所の soundcard.h は古いもので、カーネル
2.0.33 に含まれている linux/include/soundcard.h とは噛み合いません。
そこで、古い /usr/include/soundcard.h から、オリジナルの作者のソー
スが参照している変数定義の部分だけを抜き出し、
linux/drivers/sound/local_soundcard.h というファイルに書き込みまし
た。
そして、オリジナルの作者のソースはこの local_soundcard.h を参照する
ように書き換えました。
更に、 /etc/soundconf の内容が local.h に反映されないので、これを強
制的に include させちゃいました。
以上、素人作業のデタラメな patch です。
取り敢えず make は通りますが、 warning の嵐です。
御興味のある方は、どうぞお試しになって見て下さい。
また、私は make config で設定した内容をうまく .depends に反映させる
為の、ソースの変更方法が判りませんでした。
この辺のノウハウを含め、もっとスマートな patch の作成方法等をご存知
の方、御教示下されば幸いです。(_o_)
http://www.palnet.or.jp/~matsuda/uart16550.html に紹介頁を書きまし
た。
patch は http://www.palnet.or.jp/~matsuda/uart16550_2.0.33.980224.patch
です。
--
松田 陽一(yoh)
mailto:matsuda@xxxxxxxxxxxx
http://www.palnet.or.jp/~matsuda/index.htm