[debian-users:06875] Re: pcmcia-cs package

["Taketoshi Sano" <sano@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>]

佐野＠浜松です。ちょっと前の話題ですが、

>   ソースパッケージなら hamm のでも使えるものがあるんですね。
> 知りませんでした。この辺、パッケージの互換性に関する情報が
> あると嬉しい気がしますね。

 hamm の binary-all/devel から kernel-source-2.0.34_2.0.34-3.deb
 slink の binary-i386/admin から pcmcia-source_3.0.3-1.deb

を入手して、 bo 環境上でそれぞれ dpkg -i し、

 /usr/src/modules/pcmcia-cs/debian/README に書かれている通りに

1) cd /usr/src/linux
2) make menuconfig; make dep; make clean
3) make-kpkg --revision myhost.001 kernel_image
4) make-kpkg --revision myhost.001 modules_image
5) cd /usr/src/modules/pcmcia-cs
6) ./debian/rules binary-cs

を実行したところ、

kernel-image-2.0.34_myhost.001_i386.deb
pcmcia-cs_3.0.3-1_i386.deb
pcmcia-modules-2.0.34_3.0.3-1+myhost.001_i386.deb

の 3 つのパッケージを作成でき、それぞれ dpkg -i して
再起動したところ、無事に動作しているようです。

( 上の 2) は README を読むと make dep clean 無しでも
  良いようにも思われますが、一応念のために実行しました。)

# 一応、実行前にパッケージのソースに含まれるオリジナルの
#  tar.gz を展開したものと diff -ruN で比較してみて、
# コード自体は bo でも使えそうだということを確認しました。

と、いうことで、 bo でも上記のソースパッケージは使用可能
でしたので、 hamm 環境ならまったく問題無いと思われます。

# 先日、別件として書いた自前でパッチを当てたカーネルの
# パッケージ作成については、別に続きを書きます。

以上、御報告まで。

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 <sano@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野　武俊)