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[debian-users:08231] Re: WindowMaker: undefined symbol: _Xsetlocale
- From: ISHIKAWA Mutsumi <ishikawa@xxxxxxxxx>
- Subject: [debian-users:08231] Re: WindowMaker: undefined symbol: _Xsetlocale
- Date: Tue, 8 Sep 1998 10:12:04 +0900
- X-dispatcher: imput version 980903(IM100pre5)
- X-fingerprint: AC FA FA 80 27 8D 50 5E 5F 9F B4 78 94 BC 61 B5
- X-ml-info: If you have a question, send a mail with the body "# help" (without quotes) to the address debian-users-ctl@debian.or.jp
- X-ml-name: debian-users
- X-mlserver: fml [fml 2.1A#45]; post only from members
- X-url: http://www.linux.or.jp/~ishikawa/
- References: <m0zG6qZ-0001adC.zenon.hermit@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Message-id: <19980908100936T.ishikawa@xxxxxxxxx>
- X-mail-count: 08231
- X-mailer: Mew version 1.93b56 on Emacs 20.3 / Mule 4.0 (HANANOEN)
むつみです。
Hermit-chan (はみちゃん) <hermit@xxxxxxxxxxxxxxxxxx> さんは
Subject: [debian-users:08228] Re: WindowMaker: undefined symbol: _Xsetlocale
Message-ID: <m0zG6qZ-0001adC.zenon.hermit@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
において言いました
>> はみちゃんです。(^o^)/
>> freetype にすると、X server や library はともかく、xbase や font も違
>> うものになってしまうのは何故でしょう。
>> え〜っと xfs が入ってるからかな。
えーと。xbase に関しては推測どおりです。xfs (さらに、機能的には違いま
せんが、mkfontdir と bdftopcf) が置き換わってます。
font の内容は、本家の同名パッケージと全く同じです。
で、なんで、それ以外も含んだフルパッケージなのかというと、歴史的な問
題です ^^;; xfree86-freetype パッケージを出した当初は xfree86 パッケー
ジにパッケージングのミスが目立ち、xfree86-freetype のサーバだけをイン
ストールしようとした場合でも、できなかったりしたりなど不都合が多かった
ため、それなら、ということで、フルパッケージング化してしまいました。
#しなきゃよかったと今更後悔。
>> > まあ、わたしのやり方がまずかったってのは、わかってるんですが、slink
>> > に移行するときの問題を起こさずにスムーズに移行させる方法をどなたか思い
>> > 付きませんか?
>>
>> えぇと、状況がよくわかってないのですが、freetype ありとなしの package
>> (deb) どちらかを選べるようにはならないのでしょうか。
>> # library に対する依存とか、大変そうだな。
この選べるというのは、X server に関してですか? それなら現状でも、
選択できますが。
そうじゃなくて、library をという話であれば、それが(現状では)できない
から困ってるんです。すでに、以前述べたように(あれ、devel でしか言って
なかったかな)。
1) X クライアントが Depends: xlib6g (>=3.3-5) している。
2) Version 付 の Provides: ができない。
となっているので、xlib6g-freetype とか作っても適切な xlib6g がインストー
ルされているとは判断されない状態にしかならないので意味がありません。
xlib6g 相当の機能を提供するパッケージには xlib6g という名前を付けざ
る得ない。ということです。つまり、バージョンの高い方しかインストールで
きない。
ここまでが Hamm-JP での話。
で、今考えているのは、X-TT の機能自体を本家 xfree86 パッケージにマー
ジしてもらう、あるいは xfree86-freetype として X server と xfs (と
libfont, X-TT code conv モジュール)のみのパッケージにして、本家のもの
と選択的に利用できるような形態にすることなんですが、この場合、xbase や
xlib6g などは本家のものを利用する形態になるため、
xfree86-freetype の xlib6g -> xfree86 の xlib6g
などへの upgrade パスを確保する必要があります。ところが、現在
xfree86-freetype のバージョン 3.3.2.f-18.3
xfree86 のバージョン 3.3.2.3a-1
となっています。このバージョンを比較すればわかりますが、
3.3.2.f >> 3.3.2.3a
なわけです。つまり、現在の xfree86-freetype から slink の xfree86 への
移行は down grade になってしまうということです。
で、この down grade になってしまう移行をどうやってやればうまくできる
かってことなんです、問題は。
現状だと、dselect などの外(dselect などを実行してない状態)で、スクリ
プトを動かして強制的に変更するっていう案しか浮かんでません。
>> PC110 Lovers ML というところでちょっこと話題になったのですが、PC110 の
>> ように画面が狭くて非力な機械では、freetype はあまり嬉しくないんじゃな
>> いかって考えているのですよ。大きく重くなってしまうだけで。
これも昨日 devel に書きましたが freetype の機能を利用しない限り、
X-TT 版と normal 版のスピード、メモリ使用量はさほど変りません。
X サーバ自体の元のサイズがデカイですから、X-TT のコードが入ったこ
とによる影響など微々たるものです。
しかも、X-TT 版では、(変換テーブルがデカイから)もっともメモリを食うで
あろう、しかも、ユーザによってはまったく使わない可能性のある、code
convert ルーチンは dynamic load が可能な loadable module にしてます。
使わなければ、メモリを占有することはありませんし、必要なものだけが必要
なときにロードされるようになっています。
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From Nagoya
ishikawa@xxxxxxxxxxx, ishikawa@debian.or.jp
** 石川 睦%無意味な全文引用は嫌い@Japan Linux Users Group **
(Nagoya Linux Users Group)
私家版 f.o.l FAQ (Last Update : 1997/12/24)
http://www.linux.or.jp/~ishikawa/linux/faq/faq-list.html