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[debian-users:08640] Re: fsck で毎回エラー

佐野＠浜松です。

# このメールは届くよなあ。前回書いたつもりのメールは外に
# 流れていなかったみたいだし。

chika@xxxxxxxxxxxxxxxx (Minoru Chikamune) writes:

> 近棟＠HDDトラブルです。
...
>  僕としてはどうしてもDebianを使いたいんですけど、実は今、fsckを何度か
> けても修正できない状況に陥っていて、やっぱりhammは使えないかなと思って
> ます。それにしても悔しいですねぇ。Linuxカーネル事体は凄く安定している
> し、Debian宣言でもその利点を最大限生かそうっていう事が宣言されているの
> に、そのDebianを使うとファイルが壊れていくとは。

小島さんのメールを読むと、 fsck でエラーが出るのはインストール直後の
再起動のみであるかのように読めたのですが、近棟さんの場合は毎回エラー
が出ているわけですよね ? 小島さんの場合も /forcefsck で毎回起動時に
 fsck -f させるとエラーが出るようになりますか ?

単に e2fsck /dev/disk すると "clean" と表示されてエラーが出ないのに
 -f オプションを付けるとエラーが表われるという現象は、実は私の場合
別件で話をしている PCMCIA-IDE HDD で経験しています。これについては
 PS2 ポートで電源を取っている時にはエラーが出ないのに、試しに AC 
アダプターから電源を取るようにして e2fsck をかけると、 -f オプション
無しでは "clean" となって、 -f -p を実行すると、エラーがいろいろ
出るようになります。

が、そのままエラーを修正「しないで」終了し、再び PS2 ポートから
電源を取るようにして接続してから e2fsck -p を実行すると、
 "filesystem にエラーがある" 旨の表示は出ますがエラーの内容は
何も出力されないまま終了します。

想像するに、 "clean" かどうかの判定はどこかの bit フラッグだけを
見て行うので、

1) 最初に PS2 ポートで電源を取っていた状態では正常に umount 
   できて "clean" フラッグが立つ

2) いったん外して AC アダプターから電源を取った状態で fsck を
   かけると、最初は "clean" フラッグだけを見て、ここは正常に
   読めるために "clean" と表示して終了する。

3) さらに fsck -f を実行すると、中身までチェックしに行くが、
   ここで何らかの原因でうまくデータが読み出せず、エラーが出まくる。
   このまま中断すると "clean" フラッグは無効にされる。

4) またもやいったん外し、再度 PS2 ポートからの電源供給に切り替えて
   接続してから fsck -p を実行すると、 "clean" フラッグは無効になって
   いるので中身を調べにいくが、今度は正常に読めているので実際のエラー
   の内容は何も出力されずに終了する。

ということではないかと考えています。

まあこれは近棟さんの場合とは直接関係無いでしょうが、 -f 無しで "clean"
となって -f を付けるとエラーが出る場合のひとつ、ということで参考までに。

私もこれから hamm に移行する予定があるので、ちょっと気になっています。
さいわい、職場の友人が (r1 ですが) hamm の CD-ROM イメージを取ってきて
 CD-R に焼いたものが入手できたので (彼は hamm をちょっと試した後、
元の FreeBSD に戻してしまったので現在 Debian は残っていないらしい)
これを使って私もテストしてみることにします。

# たしかまだ使っていない内蔵用 HDD があったはず。

あと、 fuser には -m オプションもあるみたいですが、これは使われてますよね ?

-- 
 <sano@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野　武俊)