[debian-users:10171] apt, gdselect, install UIs.(Re: Slack to Debian(私の場合))

["Ken N." <kenn@xxxxxxxxxxxxxxxxx>]

Slackware vs. Debian でflame にでもなってるのかと思った。
こういうことだったんですね。

＃それにしても、...(はぁ...)(やめとこ...)


私は最近は``dpkg -i''ばっかです。

In <19981122232800B.shishamo@xxxxxxxxxxxxxxx>
[debian-users:10106] Re: Slack to Debian(私の場合), Nov.22 '98 23:26 JST
shishamo@xxxxxxxxxxxxxxx says:
=   しかしながら apt にしても gdselect にしても、スクリーンショットを見る
=   かぎり、やってることは dselect と変わらないようなので、最初のインストー
=   ル時の選択が面倒(難しくはないですが)、という欠点はそのままなのではない
=   でしょうか？
=   
=   このへん、gdselect で改善の見込みがあるのでしょうかね？
=   やっぱ dpkg の --set-selections、--get-selections のセットを地道に作る
=   しかない？

確か中村showさんだったと思いますが、「Debianはdselect での情報
の見せ方で随分損をしている」という意見はあります。一理あるとは
思います。

ただね、これってUser interfaceの話だから、「誰が」「どんな時に」
「どんな目的で」ってことを明確にしないと、議論としてはなりたた
ないんですよね。

「インストールしたいパッケージははっきりしているんだが、dependency
は手作業でしたくない」という場合なら、全パッケージを一括で見せ
てくれるdselect は良いインタフェースです。逆に、こういう目的の
時に、パッケージがカテゴライズされててありそうなカテゴリをブラ
ウズしないと目的とするパッケージを見付けられないようなインタフェー
スだとイライラしますよね？

＃これは、いろいろなレビュー記事で、「DebianはTechnical user
　向けのDistributionだ」といわれる根拠の一つ。

Application 指向のnon-technical userなら、自分がDebianでやりた
いことをぱっと選ぶと、必要なパッケージがずらずら導入される方が
ありがたいでしょうし、「窓の杜」のようなのをぶらつきながらおも
しろそうなパッケージをいれてみようというユーザならGlint みたい
なのがいいでしょう。

「万人向けの統一解」ってのはなくてもいいと思う。いろいろあれば
そのほうがいいんじゃないかな。


ただ、「誰に対するsolutionなのかを明確にする」ということ、つま
り、「自分ではない他人に対するsolutionの提供を目的とした開発」
をおこなうってのは、SPI Debian Projectに要求するのは酷かもしれ
ない。これって、HackerってよりはむしろProgrammerの視点だから。

＃そういう意味では、DebianベースのMeta Distribution を作るって
　のは面白い試みかもしれない。特に、VAR やISV への対応を明確に
　意識したもの。ちょっと考えてみよう... っても、しばらくは動け
　そうにないなぁ... (X_x


=   # げっ！ gdselect の開発者のホームページを見てるとなんと I'm currently
=   # 17 years old なんて書いてある！

＃ほう、17歳ですか。私とそんなにかわらないですね ;-)


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Ken Nakagaki <kenn@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
「豚に歌を教えようとする者は、見る者達の失笑と豚の怒りをかう」 -- J. Dyson