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[debian-users:10338] Re: xdm error ?



佐野@浜松です。

> Date: Thu, 26 Nov 1998 21:53:18 +0900
> From: tada@xxxxxxxxxxxxxxxx (tomoAki tada)

> 多田です。

こんばんは。

> >> >> >>  7) xdm のエラーログにはなにが残っているのか
> >> >> 	再起動かけるしかないのでxdm-errorsはわからない
> >> 
> >>  ファイルも残ってないってこと?
> 	最初に立ち上がる時点でのxdm-errorsは問題なし
> 	logoutして再度xdmが立ち上がる時のxdm-errorsは
> 	この状況の場合はどうみるんですか?

たしか起動時のカーネルオプションで run level を指定できた
ように思います。 JF の boot-prompt-HOWTO に記載されている

   2.6.  "init" プログラムに引数を渡す

を参照して下さい。

#  TurboLinux の薄っぺらなインストール手順書にも 
# "boot: linux single" とかいう説明があったような。

それから XFree86 の README.S3V を読むと、 XF86_S3V に適用できる
オプションは "noaccel" と "sw_cursor" の 2 つしか無さそうです。

ソースコードには "no_pixmap_cache" とか "no_font_cache" とかの
オプションも使えそうなことが書いてあります。
 ("early_ras_precharge" or "late_ras_precharge") もあるのかな。
 "slow_dram_reflesh", "s3_slow_dram_reflesh", "slow_vram",
 "s3_slow_vram", "slow_edodram", "slow_dram", "fpm_vram",
 "nolinear", "nomemaccess", "showcache" と、一杯あるなあ。

# "stb_pegasus" とか "miro_magic_s4" ってのは何なんだろう。
# あと "power_saver" なんてのもある。

あと "DacSpeed" とかの指定も使えそう。

それから Clock オプションには "s3trio", "s3trio32", "s3trio64",
 "s3trio64v2", "ics2595" などもあるみたいですね。

一方 README.S3V によれば XF86_SVGA サーバーの Virge Driver に
適用できるオプションには
 "noaccel", "fifo_conservative", "sw_cursor", "slow_edoram",
 ("early_ras_precharge" or "late_ras_precharge") などが
あります。それぞれの意味は上記の資料を読んで下さい。

# ちょっと面倒になってきたのでこっちのコードは自分で見て下さい。
#  xc/programs/Xserver/hw/xfree86/vga256/drivers/s3v の下で
#  OFLT_ISSET をキーにして grep かけた結果を
#  xc/programs/Xserver/hw/xfree86/common/xf86_Option.h の中身
# と比較すればどのオプションが使えそうなのか見当をつけられます。

可能性が高そうなのは XF86_SVGA サーバーの "fifo_conservative",
 "noaccel", "sw_cursor" あたりかな。ただし、うまくいくという
保証はありません。確率は 20-30% 程度です。

 XFree86 での Virge 系の開発は一応それなりに行なわれているようですが、
どこも開発者不足なので特定のハードウェアで問題が発生することはあり得ます。
問題が報告されなければ開発者もそれを認識できないので、ある日突然問題が
消えるという可能性は (偶然の副作用を考慮すればゼロではありませんが)
極めて低いです。その手間を惜しむのなら金をかけてカードを交換したほうが
早いかもしれません。それもひとつの選択です。

-- 
 <sano@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)