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[debian-users:12106] Re: historical info



岡@情報科学.高知大です。


"樽石"すなわちMasato Taruishiさんより:

> kenn> preinst はまさしくインストール(というか、正しくはunpack)のため
> kenn> のpreconditionを満足させるためのものですが、Debianの場合には条
> kenn> 件を定義するものではなくて単にshell scriptです(ではないものも
> kenn> あるが)よね。柔軟なのだけれど、ここはむしろ事前条件だけをきっち
> kenn> り記述すればdpkg側でその条件を満たす処理を実行する、というよう
> kenn> にしたいですよね。

樽石> 事前条件をきっちり記述しているのが preinst ではないかという
樽石> 考えはおかしいでしょうか? 
樽石> 例えば、diversion をしたい場合なんかは

樽石> dpkg-divert --package hoge --add --rename \
樽石>     --divert hoge.no hoge

樽石> って事前条件きっちり指定してますよね。

えっと、どこが事前条件なんでしょうか??
# そもそも「条件の充足チェック」に副作用があってはならないよ
# うな気がする...。


> ていたので...。最近のパッケージを見ていると、大部分は確かに
> ルール記述に置き変えられそうな感じがあります。

樽石> あまり、実行時にモデル化したものばかりにするとオーバヘッドが
樽石> 大きくなるとなると思います。それよりは debhelper がもっと高機能
樽石> になって、 build 時に処理できるようにしたほうが良いと思います。

何で実装するかにもよりますが、せいぜいインタプリタと同じ速度
で検証できると思います(むしろ bash の方が遅いかも)。確かに
debhelper はそれなりにモデル化されているなとは思いますが、ルー
ルの記述と制御の記述とは全然意味が違います。

--
岡 充 (Mitsuru Oka)
高知大学理学部情報科学科4回生