[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[debian-users:12569] Re: pcmcia-source package



こんばんわ、佐藤@北大量子機能です。

From: "Daisuke Akimoto" <kitune@xxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [debian-users:12559] pcmcia-source package
Date: Fri, 5 Feb 1999 18:41:18 +0900

kitune>   秋本と申します。
kitune> 
kitune>   slink で kernel-2.2.1 を入れようと思ったのですが、対応する
kitune> pcmcia モジュールを作成する際に、pcmcia-source (3.0.5-10) を
kitune>  make-kpkg している途中で、以下のメッセージを出力して終わって
kitune> しまいます。
kitune>   Thid package requires either a 1.2 series kernel 1.2.8 or higher,
kitune>   a 1.3 series kernel 1.3.30 or higher, any 1.99 series kernel, or
kitune>   any 2.0 or 2.1 series kernel.
kitune> 
kitune>   ちょっと調べて見たところ、pcmcia-source の Configure で source の
kitune> Makefile 等から取得したカーネルのバージョンによる条件判定の中に
kitune> 「2.2」の記述がない事が原因のように思います。
kitune> 
kitune>   これを回避するにはどのような方法があるでしょうか。Configure を自分で
kitune> 直すというのはなんか気がひけるのですが、potato では対応されている
kitune> のかな?


僕も同じような状況になって困りましたが、以下のようなその場しのぎのやり
方で PC-CARD(modem, ethernet)もなんとか使えています。

当然やり方はご存知かと思いますが、他の人にも役立つかもしれませんので長
いですが手順を書いておきます。まだコンピュータ歴1年ちょっとなので、や
りかたのまずいところとかありましたら指摘して下さい。

0) ftp で カーネル(v2.2.1)ソースと PCMCIA (Debian package)をとってくる。

1) 一度、v2.2.1 のソースからカーネルを作ってしまってとにかく起動させる。
	
	# ln -s /usr/src/linux-2.2.1 /usr/src/linux
	# cd /usr/src/linux
	# make-kpkg --revision armada.2.4 kernel_image
	# dpkg -i ../kernel-image-2.2.1_armada.2.4_i386.deb
	# ln -s /boot/vmlinuz-2.2.1 /boot/vmlinuz
	# /sbin/lilo
	# reboot

2) もう一度きちんと設定して再構築する。PCMCIA の方も。

	# cd /usr/src/linux
	# make xconfig
	# make-kpkg --revision armada.2.4 kernel_image modules_image
	# dpkg -i ../kernel-image-2.2.1_armada.2.4_i386.deb \
		../pcmcia-modules-2.2.1_3.0.5-10+armada.2.4_i386.deb
	# /sbin/lilo  (必要ないかな?)
	# reboot
	
  PCMCIA のパッケージを make-kpkg でつくるとき、どうも現在動いているカー
ネルを見てそれにあわせてコンパイルしているようなのですけれど、これを変
えるのはどうしたらいいのかわからなかったのでこうしました。こんな面倒で
ない方法があるはずですけど、まあ、僕の場合はこれでうまくいったので。

===============================================================
北海道大学工学部量子物理工学専攻量子機能工学分野
Dept. of Applied Physics, Faculty of Engineering, 
Hokkaido University, Sapporo, Japan

佐藤 暁	Satoru Sato   M1	email : ssato@xxxxxxxxxxxxxxxxx