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[debian-users:13874] Re: "Shishamo"'s Debian Book.
芳尾です。
またまた適切なアドバイスをありがとうございます。
精進させていただきます。
From: "Ken N." <kenn@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [debian-users:13859] Re: "Shishamo"'s Debian Book.
Date: Wed, 24 Mar 1999 21:50:49 +0900
Message-ID: <199903231354.WAA03613@camelot>
> In <19990323024441K.shishamo@xxxxxxxxxxxxxxx>
> [debian-users:13840] Re: "Shishamo"'s Debian Book. (was Re: moduleconfiguration while installing.), Mar.23 '99 02:41 JST
> shishamo@xxxxxxxxxxxxxxx says:
> [まずは補足]
>
> = > o あからさまな間違い
> = > - 4.4.1 正規表現
>
> コマンドラインインタフェースについては、pathname expansionが
> shell によって行われているのであるということにふれておいたほう
> がいいでしょう。DOS のコマンドラインとの大きな違いですから。
はい。実はこれは入れようとしたのですが、編集者さんと相談したところ「やっ
ぱそれはちょっと高度かなぁ」ということになったので割愛したのでした。
しかし言われてみればここで解説すればよかったですね。
> あと、「大文字小文字は完全に区別される」ということもそうですね。
なるほど。たしかにこれもそうです。
> 今気がつきましたが、4.4.1 の末尾に出ているヤバい例である、
>
> rm -rf .*
うっ、確かに本文のフォントと同じになっていますね。表などはチェックした
のですが、チェックもれです。ありがとうございます。
> ですが、フォントの関係か、おもいっきり分かりづらいです。\verb
> かなんかでなんとかなりそうならなんとかしておいたほうがいいと思
> います。
いや、これは実は TeX で入稿しているものではなく、TeX で書いたものをいっ
たんテキストファイルに落してそれを入稿しています。フォントの指定などは
オーム社さんのほうで行っていますので、ゲラのときに見にくいフォントなど
はチェックしました。
> = > - 4.4.5 ジョブ制御
> \subsection{バックグラウンドプロセス}
なるほど。すっきりしますね。
> あ、あと、書籍にはISBNも併記して頂けたらと思います。これは.bst
> に何を使うかにもよるかもしれませんが。
実はこれは元原稿には入っています。
なので、やっぱり打ち合わせ不足なんです。すみません。
> [続いて、追加]
> 用語について他に気づいた点ですが、7章以降にちょくちょく現われ
> る以下の用語については改めたほうがいいでしょう。身内にしかわか
> らないとおもいますから。
>
> o 本家
> o Debian的に{free,non-free}
ご指摘ありがとうございます。
> 間違いの追加:
> - 9.1 インターネットって?
> インターネットは固有名詞ですよ。``The Internet''または
> ``The Net'' ですから。
> (``The Book''といえば『聖書』の事であるのとおなじ)
はい。ご指摘ありがとうございます。
お恥ずかしいかぎりです。
おそらくここでこの文章を書いているとき頭の中にあったのは、
「internet」 のほうでした。
internet はネットワーク間のネットワークという意味でとりたてて固有名詞
ではない、で、どこかでこれを語源と紹介してあったので書いたなぁと思っ
たので探してみました。
「インターネット漂流記」オーム社
ISBN4-274-06078-0
p.14
もともと、「インターネットワーク(internetwork)」または「インターネット
(internet)」とは、複数のコンピュータネットワークを相互に接続して 1 つ
の巨大なネットワークを構築すること、またはそのように構築されたコンピュー
タネットワークを指します。
「マスタリング TCP/IP」インターネットワーク編 オーム社
ISBN 4-274-06106-X
p.6
以前、「インターネット」という単語は、広い意味でネットワーク同士をつな
いだものという意味でも用いられました(インターネットワークと同義)。
などとあります。
> あと、語源として有力なのは、``internetworking(ネットワー
> ク間接続)''です。
しかしながら、英語として一番違和感がないのは、これですよね。やっぱり。
で、もとより Internet は固有名詞ですね。ああ、ばかな俺…。
> - 10.2 rloginする
> 記述が間違っているわけではないですが、「なぜrlogin?」
> telnetではなくrloginなのはなぜかという点の他にも、
> windows 混在ネットワーク環境下でのBSD r-commandsの危険
> 性についてはどのようにお考えなのかという疑問があります。
うっ、見識を疑われてしまいました。
Windows 混在環境だと、ふつー telnet ですよね。
自分がいつも使っているコマンドがでてしまいました。おはずかしい。
rlogin よりは telnet、と分かっていつつも、passwd を打つのが面倒で実は
けっこう rlogin や remsh といったコマンドを私、日常的に会社で使っちゃっ
てます。
会社の外からは telnet/rlogin できませんし、firewall の中ですから、
まあ、ssh までしなくていいだろ、ということで、rlogin/remsh 使ってるん
です。ユーザ環境は、HP-UX がメインで Windows は Microsoft-Word を使
うときだけ、というかんじです。
なにはともあれご指摘ありがとうございます。
> だけばらばらになると言う事は、これは各\sectionでの話題の展開に
> ついてもう一度検討したほうがよいかもしれないと言う事ができます。
> それによっては章立ての再構成もありえるでしょう。たとえば、11章
なるほど、話題の展開ー>章構成の検討という方法論ですか。
考えてもみませんでした。示唆ありがとうございます。
長い文章を書く&コマンド群の動作確認にせいいっぱいで、そのようなところ
まで考えがまったく及んでいません。
まったく私の力量不足です。
> 6章ですが、パッケージングの話題が入っていますから、「システム
> 管理」といわれると少し抵抗があります。
> \chapter{Debian GNU/Linux のより進んだつかいかた}
> くらいでしょうか。
なるほど。
> 7章について、「... 日本語をしゃべろう」では、5章とカブってい
> るかのような印象を受けます。これはもう、
>
> \chapter{Debian GNU/Linux で Emacs20 をつかおう!!}
なるほど。
うーん、さすがですねー。
すっきりしますね。
> 「いんたぁねっとはしりあるぽーとにつなぐもの」
> 「LAN はNIC を買ってからつなぐもの」
> なんですね... なんというか、その... ちょっとショック。
そおなんです。
これも実は悩んだんですが、そうなりました。
#だって /etc/resolv.conf はインターネット?LAN?
基本的には Windows ユーザのことを想定した結果です。
Windows の場合、Internet には TCP/IP で、LAN は SMB プロトコルですから、
両者は基本的には別です。
> 必ずしも「はじめに」であるとは限りませんが、その本が論述の目的
> とするものは何かと言う事、対象とする読者はどのような人かという
> ことをきちんと把握せずに書籍の評価はできません。
「本を読むまえには読む視点を確立する」これも私には新鮮でした。
#ここ一週間ほど、「はじめに」を読みあさってます。
ご指摘していただいたものは必ず正誤表なり、可能ならば次のものには反映さ
せる所存でございます。
#しかしながら、私の頭の Processing Unit はそんなに性能が良くなく、ただ
#いまページングしまくり状態ですのでいましばらくお待ちください。
## メモリ関連を見直さなければいけないのだろうか…。
Thanks and Best Regards,
K.S.Yoshio
「今日から Debian GNU/Linux」 情報ページ
http://www2.osk.3web.ne.jp/~shishamo/debook1/
Key fingerprint = 3C 3C 1C E6 B1 65 53 58 A3 B3 6A ED BA E4 54 52