[debian-users:18362] Re: IP masquerade de diablo

[mizuhara@xxxxxxx (MIZUHARA Bun)]

水原です。

At Sat, 16 Oct 1999 00:31:16 +0900,
Kay Ishihara <k-stnfld@xxxxxxxxxxxxx> wrote:
> 
> 便乗質問で申し訳無いのですがIP-masqueradeではクライアントが
> 対応する否かの問題をよく耳にしますよね。しかし、単にアドレスを
> 変換する'NAT'だったら、これらの問題はないと思っているのですが、
> それは間違いなのでしょうか？。
> 
> また、もしそうならば、Linuxでは、どうしてNATよりもIP-Masqueradeの
> 記事etc..をよく目にするんでしょうか。
> 単に歴史的経緯の問題なのでしょうか。
> 
> それとも、私の探し方や見方が偏っている？。
> 

JF の IP Masquerade mini HOWTO をよく読んでいただければ分かると思うので
すが、NAT (RFC1631) では1対1のアドレス変換しか行わないのに対して、
IP Masquerade では複数のプライベートアドレスを持った端末がひとつの
グローバルアドレスを共有することが可能です。

そのため IP Masquearde では TCP/UDP ポートアドレスの変換を行うことが必要
となり、アプリケーションによっては特別な対応が必要だったりするわけです。

ちなみに NAT でも、H.323 (IP Telephony に使われているプロトコル) などの
データの中に IP アドレスが埋め込まれているようなプロトコルでは、やはり
特別な対応が必要となります。
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水原＠表千家 <mizuhara@xxxxxxx>