[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[debian-users:20552] Re: potato のクリアインストールについて



佐野@浜松です。

なるほど、そういう理由もあったのね。

In article <20000203082801G.kohda@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>,
  at Thu, 3 Feb 2000 08:25:28 +0900,
   on Re: potato のクリアインストールについて,
 Atsuhito Kohda <kohda@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> さん writes:

> 同じくなんですが、標準時にするか聞かれてローカルに
> したつもりが標準時になってたりしました。これは

この bug は 2.2.6 で fix されるはず。

> /etc/default/rcS の UTC=no に修正で直ったかに思えた
> のですが、その後 shutdown するとハードの時計(?)が
> 9 時間狂ってしまいました。
> 
> /etc/adjtime 見ると正常なシステムのは LOCAL になってる
> 3 行目が UTC になってます。

 man hwclock(8) に

       次のオプションはほとんどの機能と同時に用いることができる。

       --utc

       --localtime
              ハードウェア・クロックを協定世界時 (Universal Coor-
              dinated Time: UTC) とローカルタイムのどちらにするか
              (し ているか) を指定する。 UTC にするかローカルタイ
              ムにするかはユーザの選択しだいだが、時計の内部に は
              ど ち ら を選択したかを記録する場所はない。したがっ
              て、ユーザーはこのオプションで自分の選択を  hwclock
              に伝えなければならない。

              こ れらの指定を間違ったほうにしたり (あるいはデフォ
              ルトを勘違いして両方とも指定しなかったり) する と、
              ハ ードウェア・クロックの設定やクロックへの問い合わ
              せの結果はめちゃめちゃになってしまうだろう。

              --utc も --localtime も指定しなかった場合のデフォル
              トは、最後に hwclock を使って時計を合わせたとき (つ
              まり --set, --systohc, --adjust オプションを指定 し
              て の実行が成功したとき) に指定していた方になる。こ
              のときの選択は adjtime ファイルに記録されて い る。
              adjtime  ファイルがなかったときのデフォルトはローカ
              ルタイムになる。

って書いてありますね。なるほど。

 Bug#48866, Bug#53808 が関連する報告ですが、何故 #53808 で
 --localtime が必要と報告されていたのか、理解できていませんでした。

>annotations on what was changed:
>
>#!/bin/sh
># hwclock.sh   Set and adjust the CMOS clock, according to the UTC
>#              setting in /etc/default/rcS (see also rcS(5)).
>#
># Version:     @(#)hwclock.sh  2.00  14-Dec-1998  miquels@xxxxxxxxxx
>#
>
>. /etc/default/rcS
>[ "$GMT" = "-u" ] && UTC="yes"
>case "$UTC" in
>       no|"") GMT=""      ;;  <-----------THIS LINE CHANGED
>       no|"") GMT="--localtime" ;; <------TO THIS LINE
>       yes)   GMT="--utc" ;;
>       *)     echo "$0: unknown UTC setting: \"$UTC\"" >&2 ;;
>esac
>
>The rest of the file was the same.  So just change the first no| line to
>the second, reboot (or rerun the shell script) and your system will be
>set back to local time.  How simple this is, is for you to decide.

 /etc/adjtime に設定が保存されていたんですね。納得。

  # slink 版には 3 行目が無かった。potato でも最初のころは 3 行目を
  # 何にも使ってなかったはずだから、この利用方法は最近の変更なんだと
  # 思う。関係無いけど日本語 manpage が更新に追従してるのはスゴイかも。
  # やるな JM、って感じか。

> devel@org に関連しそうな長いスレッドを見つけたのですが
> 今一理解できません。/etc/init.d/hwclock.sh の stop の
> 
> hwclock --systohc $GMT
> 
> をコメントアウトするらしい(嘘かも)ですが正常なシステム
> のも同じことしてるのに狂わないので別の原因と思ってます。

最初に boot-floppies でインストールした時に UTC=yes を UTC=no に
変更するはずのコードがうまく働いてなかったので、ハードディスクから
起動した時に /etc/adjtime に UTC が記録されてしまって、そのまま
残っていたのが原因ということですね。

一度 rm /etc/adjtime してから date コマンドでシステムクロックを修正して
 hwclock --systohc --localtime してやれば次から OK でしょう。


> というような状況ですが結局どうすれば良いのか識者の意見
> をご教示ください。

  boot-floppies の開発に参加して dbootstrap の bug fix をする (わら

  # if you are using anonymous (readonly) access:
  export CVSROOT=:pserver:anonymous@cvs.debian.org:/cvs/debian-boot
  cvs login
    # you will be prompted for a password -- just hit 'enter'

After that, all techniques are the same.  Simply check out the sources.
For the lastest (possibly unstable) version, do:

  cvs co boot-floppies

-- 
     # (わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。)
    <kgh12351@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)