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[debian-users:22360] about mgetty
山村です。先日は、カーネル再構築でお世話になりました。
今回はmgettyあるいはモデムに付いて、お尋ね致します。
「使用環境」
自宅ホスト 自作
モデム IO-DATA DFML-560E
自宅ホスト(slink)にmgetty(1.1.18-1)をいれてPPPServerにしているんですが、仕事上ファックス専用機も使いたいのです。
確かに、mgetty-sendfaxを入れればファックスも送れるわけですが、アナログデータを送る場合には、やはりファックス機が必要なので、PPPServerとファックス機を両立させる必要があります。
ただ、アナログ回線が1本しかないので、これでもって両立させたいというのが、私の望みです。
つまり、
*ファックスを送るときは、ファックス機を使用する。
*外出先から自宅ホストにログインするときには、PPPServerが受信する。
*外部からファックスが送信されてきたときには、ファックス機が受信する。
ということを実現したいのです。
設定としては、自宅ホストとファックス機を並列して電話回線(アナログ回線)につなぎ、
*自宅ホストはコール0で着信
*ファックス機はコール3で着信
として、まず最初にmgettyが着信するようにしました。
そして、
/etc/mgetty/mgetty.confには
data-only y
と設定して、データ通信の要求があったときにはmgettyが受付け、ファックス通信の要求があったときには、これを受けず、コール3でファックス機に着信させようと試みたのです。
ところが、これだと、外部からのファックスを全く着信できないのです。外部からファックスがあると、一旦mgettyが受付、データ通信かどうかチェックするようなのですが、ファックスだと判断すると、回線自体を切断してしまうので、ファックス機が受信できなくなってしまいます。
もし、data-only yをはずすと、mgettyがファックスを着信してしまうので、ファックス機にファックスが流れなくなります。
ここで、「data-only yにしている以上、ファックス要求をmgettyが拒絶して、回線を切断するのは、当然じゃないか」とのご指摘があろうと思います。
ところが、このようにしていても、mgettyはファックス着信を拒絶しながらも、回線を切断せず、ファックス機の着信を邪魔しないという振舞をするモデムがあるんです。
富士通FMV-S165という、いわゆる「デスクパワー」というパソコンの入門機に搭載されていた内蔵モデム(FMV-FX43Z2)の場合、上記と同様の設定にして、これに該当しております。(ちなみに、このパソコンは、今ではスペックが低いので、お払い箱にせざるを得ません)
debianプロパーの問題ではないと言われればそれまでですが、PPPServerとファックス機を併用したい、あるいは実際そうしているという方は少なくないのではないかと思い、お尋ねした次第です。
何かアイデアのある方、実際うまく両立されていると言う方がおられましたら、ご教授ください。