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[debian-users:23469] Re: Debian GNU/Linux for SuperH



八重樫です。どうも。

> というか会社をさがしまわっていたら使われていなさそうな 
> HP Jornada 680(16M)を発見したので、
>  http://www.hf.rim.or.jp/~yaegashi/linux-sh/jornada/index.ja.html
> のお試しキットを試してみました。
> shlo.txt を platform=hp680 に書きかえてちゃんと動きました。
> 
> かなりサクサク動きますねぇ
> # というか、起動前の WindowsCEが重すぎ? (^^;
> bogomips 66.15 とかあって昔々(i386の頃)と比較したらはるかに速いですなー:)
> 
> HP Jornada 690も入手して私も作ってみるかなぁ。

ああ、HP680 で動作したという報告は初めてかも…(ぉ。どうもありが
とうございます。


> > いろいろとあやしいのですが、僕が作った .deb も配っています。これ
> > らは将来的には Debian のダウンロードサイトから他のアーキテクチャ
> > と同様に利用可能になるのが望ましいですが、どうすればそのようにで
> > きますかね。
> 
> まずは debian-devel@lists.debian.org あたりで Intent to port sh
> して debian-sh@lists.debian.org あたりを作ってもらって…
> とかですかねぇ。
> 
> base あたりがそろってきたら dists/sid/*/binary-sh/ とかを
> 作ってもらえるのでは?

むつみさんもおっしゃっていましたが、やはりなんでも英語で書かない
と人が集まりそうにないですねえ。英語へたくそなんですが、時間がと
れたらおいおい作っていくことにします。


> とりあえず dpkg ですが、archtable はどうしてますか?
> 最新のはこんなかんじですが、sh のはどう追加してもらうのがよいでしょう?
> # まずは ここからか と。
> 
> # This file contains a table of known architecture strings, with
> # things to map them to.
> #
> # Column 1 contains the $target_cpu-$target_os string as determined
> # by configure.
> # Column 2 contains the Debian architecture string, which is
> # returned by `dpkg --print-installation-architecture'.
> # Column 3 is returned by `dpkg --print-architecture'.
> 
> i386-linux-gnu          i386            i486
> i486-linux-gnu          i386            i486
> i586-linux-gnu          i386            i486
> i686-linux-gnu          i386            i486
> pentium-linux-gnu       i386            i486
> sparc-linux-gnu         sparc           sparc
> sparc64-linux-gnu       sparc           sparc
> alpha-linux-gnu         alpha           alpha
> alphaev4-linux-gnu      alpha           alpha
> alphaev5-linux-gnu      alpha           alpha
> alphaev56-linux-gnu     alpha           alpha
> alphaev6-linux-gnu      alpha           alpha
> alphapca56-linux-gnu    alpha           alpha
> m68k-linux-gnu          m68k            m68k
> arm-linux-gnu           arm             arm
> armv4l-linux-gnu        arm             arm
> ppc-linux-gnu           powerpc         powerpc
> powerpc                 powerpc         powerpc
> mips-linux-gnu          mips            mips
> mipsel-linux-gnu        mipsel          mipsel
> mipseb-linux-gnu        mips            mips
> i386-gnu                hurd-i386       undefined
> ia64-linux-gnu          ia64            ia64
> ia64-unknown-linux      ia64            ia64

新しいアーキテクチャゆえ、このへんはまだ固まっておりません。
GNU/Linux on SuperH プロジェクトの人々の間では、Linux では 
little endian を default にするかということで話が進んでるので、

	sh-linux-gnu	sh	sh
	sheb-linux-gnu	sheb	sheb

みたいな感じになるのではないでしょうか。BFD 名や config.sub,
config.guess 等もこれにあわせて作り直されることになると思います。

これらの変更が binutils や gcc 等の各種ソフトウェアのリリースに
とりこまれて、それが Debian の official source package になるの
はかなり先のことでしょう。それまで SuperH 向けにはどういうパッケー
ジ作りをしていこうか、というのが当面の課題です。


> > はて、次は initial root イメージと簡単なインストーラを作る必要が
> > あるかな…。
> 
> そうですねー

先週末は HP620LX いじってたら終わってしまいました。夏休みに期待
してください。

--
八重樫 剛史 <yaegashi@xxxxxxxxxxxxx>