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[debian-users:35323] Re: モジュールのコンパイル



小寺@テクストです

# この問題に詳しいわけでは *まったく* ないので、試した範囲ですが...

◇ In original message `[debian-users:35317] Re: モジュールのコンパイル' ◇
◇ Thu, 14 Nov 2002 18:53:14 +0900 ◇
◇ HIRAIDE Masakazu <hiraide@xxxxxxxxxxxxxxxxx> wrote ◇

> >あくまで配布されているものに対応したものということなら、
> >kernel-source-2.4.18ではなく、
> >kernel-headers-2.4.18-686をインストールしてごにょごにょ……となるはずです。
> >#そっちは詳しくないので、詳しい方お願いします。
> 
> 実は、まず初めにkernel-headersをインストールしたのですが、
> 使用方法が分かりませんでした。
> 
> そもそもkernel-headersパッケージは何に使うのでしょうか?
> 今までカーネールをコンパイルする際使ったことがありません。

 私は、make-kpkgを使うときにはkernel-headersを入れておけば間違いない
のだ、ぐらいに考えています(もちろんkernel-sourceとバージョンの同じもの)。

 そして本題ですが、カーネルのmakeを回避せずともよい、のであれば、単に

  make-kpkg --revision xxx modules_image

の前に、

  make-kpkg --revision xxx kernel_image

とすれば、カーネルイメージのdebパッケージが作成されますよね。それから
modules_imageをすれば、リビジョンの揃ったdebパッケージが作られる、とい
うことになります。

 また、カーネルの再構築を回避したいのであれば、モジュールと同じバージョ
ンのカーネルソースツリーの中で、make-kpkg ... modules_imageとすれば大
丈夫だと思います。この際、リビジョンの指定は適当なものでOKでした。

# カーネル自体はバイナリパッケージでインストールした状態で、alsaモジュー
# ルをインストールするときにこの方法で成功しました。Debian的に正しいか
# ということはわかりませんが、「やってみたら大丈夫だった」という話です。
# ちなみにこのやり方はなんとなく気持ち悪いので、現在はカーネルもalsaモ
# ジュールもmake-kpkgで作ったものをdpkg -iして使っています。

 なお、リビジョンにはバージョンを含める必要はないと思います。たとえば
kernel-source-2.4.18のソースツリーで次のようにすると、

  make-kpkg --revision myhost.1 kernel_image

次のようなdebパッケージができました。

  kernel-image-2.4.18_myhost.1_i386.deb

ですから、もし

  kernel-image-2.4.18_5_i386.deb

というdebパッケージを作りたいのなら、

  make-kpkg --revision 5 kernel_image

とすればよいことになりますね(未確認)。

 また、リビジョンを指定する場合、一度make-kpkg cleanしておかないと、
make-kpkgに警告される場合がありました。

# 「多分〜」「やってみたら〜」なんて話ばかりです。もし間違っていたら事
# 前謝罪です > 識者の皆様

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テクスト 小寺
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