[debian-users:42064] Re: modprobe.conf 消失後の alias 行指定は何処へ?

[MATSUDA Yoh-ichi / 松田陽一 <yoh@xxxxxxxx>]

こんにちは。松田陽一@三鷹です。

From: Kenshi Muto <kmuto@xxxxxxxx>
Subject: [debian-users:42062] Re: modprobe.conf 消失後の alias 行指定は何処へ?
Date: Sun, 28 Nov 2004 10:59:31 +0900

> 武藤＠Debianぷろじぇくとです。

> > しかし、今般、 update-modules の中身はすっからかんになっています。
> > 全ての作業は modprobe 或は他のユーティリティが担うようになった模様です。
> > modprobe は以前の update-modules のように、 /etc/modprobe.d/ 配下のテ
> > キストファイルを読み込む仕様になっているのでしょうか。
> > このことを記す文書はパッケージ内に見当たりません。
> > 
> > 今しがた BTS を見ましたが、 BTS にもこの問題は挙げられていないようです。
> > 
> > 多分、 update-modules が空になった、ということは、同様の機能を上流パッ
> > ケージのユーティリティが行うようになったことに伴う変更だろうと思います。
> > 
> > これは、上流パッケージの、説明書の不備ではないでしょうか。
> 
> 「日本語での」ドキュメントは不備かもしれませんね。

いえ、 update-modules の文書を指して言ってるつもりではないです。
書き方が悪かったようですね。
従来、 /etc/modprobe.conf に記していたユーザ独自の alias 行等の記述
は今後は何処に書くことが「Debian的に」望ましいか、を明記した文書がな
い、ということです。

>    In fact, most people should not create that file
>    since /etc/modprobe.d/* would be ignored in this case but Debian  pack-
>    ages store their additional configuration files in /etc/modprobe.d/.

これは単に Debian 独自の設定ファイルは /etc/modprobe.d/ 配下に置かれ
る、とだけ書いてあり、ユーザ定義ファイルもここに置ける、とは書いてい
ません。

> % lv /usr/share/doc/module-init-tools/changelog.Debian.gz
>  …
> module-init-tools (3.1-pre2-1) unstable; urgency=medium
> 
>   * New upstream release. (Closes: #254204)
>   * Now /etc/modprobe.d/ is processed by modprobe. This means that
>     /etc/modprobe.conf and /lib/modules/modprobe.conf are not needed
>     anymore and update-modules is now a no-op. Executable scripts in
>     /etc/modprobe.d/ are not supported anymore.
>     /etc/modprobe.conf will be removed or moved to /etc/modprobe.d/.

これは、 /etc/modprobe.conf は /etc/modprobe.d/ に移動される、とは書
いてあっても、それを読み込んで実行する、だから何も心配することはない、
とまでは書いていません。

誤解のないように記しておきますが、糾弾を目的としてはいません。
あくまでも、文書が不足しているのではないか、という疑問の解消と、もし
これが真実であれば、然るべきところに説明文を追加すべく、 BTS するの
が良いのではないか、という確認を目的としています。
--
Nothing but a peace sign.
松田 陽一(yoh)
mailto:yoh@xxxxxxxx
http://www.flcl.org/~yoh/index.htm