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[debian-users:42928] Re: kernel の config が原因で IDE CD/DVD の転送が遅い



武藤@Debianぷろじぇくとです。

At Thu, 10 Feb 2005 17:03:48 +0900,
Hideki Yamane wrote:
>  Q: kernel の config で ide chipset support が組み込みでは
>   なくてモジュールになっている意味はありますか?

IDEナシの環境でカーネルをコンパクトにできたりするから?

>  Debian パッケージになっている kernel (2.6.8, 9, 10) だと
>  IDE CD/DVD からの転送が DMA 無効になってしまい、大変遅い
>  のですが、皆さんのところはそんなことは無いでしょうか?

手元では問題ないです。古いinitrd-toolsのバグかも。
IDE chipsetはなんでしょうか。

また、処理の中身は
mount -t cramfs -o loop /boot/vmlinuz-〜.img /mnt
でマウントして調べられますが、IDEを使うように構築された場合、

1. linuxrcでide-coreをロード。
2. loadmodulesを呼び出す。ネイティブIDEドライバを順に試して、最後に
   ide-genericを試す。

という順序になっているはずです。
可能性としては、1.のところでなぜかgenericもmodprobeで入ってしまう or
2.のところでうまくネイティブドライバを登録できてない のどちらかになる
と思います。

>  ちなみに同様に initrd 使ってる fedora core3 だと組み込みと
>  なっていて、当然 DMA も効く状態です。

RedHat系のinitrdとDebianのinitrdはだいぶやり方が違いますからねぇ。
-- 
武藤 健志@ kmuto @ kmuto.jp
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