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[debian-users:48947] Re: SargeのthunderbirdとEtchのicedoveの受信トレイのフォルダの仕様



加藤です。

07/06/25 に Hideki Yamane<henrich@debian.or.jp> さんは書きました:

やまねです。

リブライありがとうございます。

IMAP を使っていないので、わかりそうなところだけ。

On Mon, 25 Jun 2007 22:32:30 +0900
"Yutaka Kato" <yutkato@xxxxxxxxx> wrote:
> icedoveはthunderbirdの商標部分を書き換えただけだと理解していたのですが、
> メール受信トレイのフォルダの仕様も変わっているのでしょうか。

そもそも Sarge の Thunderbird のバージョンが 1.0.2-2.sarge1.0.8e.2
Etch の Icedove のバージョンが 1.5.0.12.dfsg1-0etch1

ベースとなっているバージョンが違う (1.0.2 と 1.5.0.12) から、
挙動も変わってもおかしくはないですね。


http://www.mozilla.org/quality/mailnews/mail-troubleshoot.html#imap
を参考に

$ export NSPR_LOG_MODULES=IMAP:5
  $ export NSPR_LOG_FILE=/tmp/imap.log
  $ icedove

のようにしてプロトコルログを取って確認頂くのが一番良さそうです。

ログをとってみました。
Sargeを消してしまったので、VMware Serverの仮想マシンにSargeを
インストールしてテストしてみました。勘違いしていたようで、
DebianのSargeでもEtchでもicedove(=mozilla-thuderbird)では、
IMAPサーバのメールボックスがMaildir形式の場合、メールクライアントで
受信トレイにフォルダabcを作成すると、IMAPサーバのMaildirディレクトリには
.Maildir.INBOX.abcという名前のディレクトリが同じく作成されました。

一方、CentOS 5のメールクライアント thuderbirdでは、受信トレイに
フォルダabcを作成すると、IMAPサーバのMaildirディレクトリには
.INBOX.abcという名前のディレクトリが作成されました。

EtchとSargeでicedoveのIMAPサーバに対するMaildirのフォルダの仕様が
異なるのではなく、DebianとCentOSでthuderbirdのIMAPサーバにおける
Maildirのフォルダの仕様が異なるようですね。

CentOSのthunderbirdでは、Debianのicedoveで作成した受信トレイの
フォルダが見えますが、DebianのicedoveからはCettOSのthuderbird
で作成した受信トレイのフォルダが見えませんでした。
IMAPサーバはどのクライアントからアクセスしても同じように振る舞うと
思っていたのですが、そではないようですね。
お騒がせしました。