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[debian-users:52486] Re: Canon LBP3300に関して



五十嵐と申します。
一言で言いますと、LBP3300は鬼門です。
新しいプリンタを買うほうが早いと思います。

2009/5/25  <sasak_t@xxxxxxxxxxx>:
> 過去ログにLBP3300関連の話が出ていたのは知っているのですが
> 現在、DebianでLBP3300に印刷を行っている方がいらっしゃいましたら
> 設定のご指導願えないでしょうか
>
> 現在、Canonから共通モジュールやドライバーをインストールし
> マニュアルを確認しながら設定を行ってみたのですが印字されないのです
>
> CUPS:ver1.2.7

こちらではLBP3300を使っています。つい先日まで研究室のプリンタサーバだった
Debian GNU/Linuxマシンに接続していました。
設定は、etch(amd64)上のx86 chroot上にしていました。

とりあえず、Canonからダウンロードしたドライバを利用するなら、
etch(i386)のchrootか仮想マシンを作ることをおすすめします。
# これも、管理に自信がないならおすすめできません。

一応amd64でも利用は可能のようです。Ubuntuで成功している人はいます。
http://nabe.blog.abk.nu/CanonCAPT_on_Ubuntu
そのため、がんばればlenny, squeeze, sid, でも環境を構築できるように
思います。

クライアントとしては、MacOSX, Windows XP, Windows Vista (32bit/64bit)
Debian GNU/Linux (lenny, sid), CentOS (5.2/5.3)がありました。

管理の上でも、一番手間のかかったプリンタでした。
3日に1回はccpdが暴走し、プリンタから応答がなくなります。
# どんなデータを送ると暴走するのかは不明
始末が悪いことに、この状態はCUPS上では印刷が終わっていて、
プリンタ本体にはデータはまだ届いていない状態なので、
常にtopなり何なりでプリンタサーバのマシンを監視しないといけませんでした。
また、PDF中をWindows XPから印刷すると、一部の画像だけ白黒が反転
する、という現象も見られました。
業務上必須である、PROLA(Physical Review Online Archive)から
アクセスできる古い論文の画像PDFは全滅だったため、
利用頻度は低くなってしまいました。

# 現在はMac OSXに接続してBonjourプリンタにしています。
# 片面印刷は簡単にできるようになりますが、
# どうやっても両面印刷できないプリンタになりました。。
# Ubuntuの人と同様、私ももう2度とCanonのプリンタは買うまいと思っています。

-- 
Ryo IGARASHI, Ph.D.
rigarash@xxxxxxxxx